
「のまんじゅう」を販売する創業100年以上の老舗。店名の通りゆいレール儀保駅近くに店を構えていましたが、平成16年(2004)に現在の場所に移転しました。大きく食紅で描かれた「の」の文字。ふかふかした分厚い皮と程よい甘さの粒あん、蒸すときに敷月桃(サンニンとも)の香りが特徴です。
鮮やかな「の」の字は「のし」を表しているとされ祝い事によく出されてきました。首里では今でも、紅白まんじゅうのように卒業式や冠婚葬祭などで供されています。売切れ次第閉店してしまうので、昼前に向かうか、事前に電話予約するのがおすすめですよ。