“ジョン万ビーチ”の愛称で親しまれる地元で評判の浜。

南部・糸満市にある自然の浜。江戸時代にアメリカから帰国したジョン万次郎がこの浜に上陸したのが名前の由来という。海岸から200メートル以上、沖までリーフが続き、浜と沖の白波の立つリーフとの間に、沖縄でイノー(礁池)と呼ばれる浅瀬の海が広がる。潮が引くと、このイノーがまるでプールのように波静かになるのでシュノーケリングで泳ぎやすい。水深は1~4メートルほど。海底の所々にサンゴの塊があり、スズメダイやチョウチョウウオ、モンガラカワハギの仲間のほか、ギンガメアジの若魚の群れや体長80センチほどの大きなボラの群れに出合うこともある。大人から子どもまで楽しめる。リーフの上はゴツゴツとした岩場になっているので海へ入る際は足元に気をつけよう。
【駐車場】
約28台(無料)
【交通】
那覇市街から国道331号線を南へ、糸満市・米須交差点先の「大度海岸」案内板を右折。集落とサトウキビ畑を抜けた正面左奥側が浜。車で約40分
【住所】
糸満市大度
【設備】
トイレ、民営シャワー施設と売店(季節営業)
【海のコンディション】
南寄りの風が強く吹くと海は荒れやすい