波静かな湾内の海は生き物の宝庫。ウミガメにも出合える!?

渡嘉敷島の西側・渡嘉志久集落の前に広がる長さ約800メートルの美しい自然の浜。正面に慶良間海峡を望み、三方を山に囲まれた湾内の海は波静かで泳ぎやすいのが特徴だ。広い範囲をシュノーケリングで泳いで楽しめるが、おすすめは浜から200メートルほど沖へ泳いだ湾の真ん中。ちょうどサンゴ礁と砂地の境の辺り。ここではデバスズメダイの群れやクマノミ、チョウチョウウオなどたくさんの魚に出合う。色とりどりのサンゴも美しい。水深はサンゴの上で1~3メートルほど。沖側の砂地で5~6メートル。がんばって浜から泳ぐか、シュノーケリングのボートも出ているので乗船してみよう。また、近頃は浜の近くで見られるアオウミガメが話題になっている。多くの生き物に出合うのが魅力だ。
【交通】
那覇・泊港から高速船で渡嘉敷港まで約35分(フェリーで約70分)。港から送迎車またはバスで約10分
【設備】
トイレ、周辺にシャワー施設(有料)や売店がある
【海のコンディション】
潮流はほとんどない。湾の外や入口付近は時に潮が強く流れるので近づかないこと