なんの変哲もないコンクリートの杭にも、島の歴史が刻まれている

島の周遊道路を通るとき、コンクリートの杭のようなものが目に入る。腰掛けるものでもなさそうだし、海鳥が休憩する場所でもなさそう。実はこれ、米軍がこの島を接収した時に作ったガードレールの跡。彼らが引き上げる時にキレイに取り外していかなかったその名残なのだが、海岸線に沿ってほぼ均等幅に打ち込まれている。今後の豊見城市のエアウェイリゾート計画(2014年着工~)の中では、これを生かし、新しいガードレールを作ろうとしている。
【住所】
沖縄県豊見城市字瀬長
【交通】
空港出口から国道331号を糸満方面へ進み、豊見城市の瀬長交差点を右折。空港から約5キロ、車で約10分。