冬の間だけ、ザトウクジラは沖縄へ出産と子育てのためにやってくる。いつ頃から見られるようになるのか、いつまでならホエールウォッチングは可能かをあらかじめ知っておくと、旅行の計画が立てやすい。

ザトウクジラは毎年12月から4月頃までの間、出産と子育てのために沖縄近海に帰ってくる。シーズンの中頃(1月中旬から3月中旬)が比較的ピークだが、一番良い時期というのは年によって差があるようだ。
座間味村ホエールウォッチング協会によれば、座間味島近海での過去8年間での初目撃は11月26日から1月10日の間、最終目撃が4月8日から5月14日の間となっているそう。
ザトウクジラは、春になると餌を求め、沖縄を後にし北上を始める。片道数千kmもの旅をし、アリューシャン列島やベーリング海、カムチャッカ東側まで泳いで行くという。体重の3%から5%の餌を食べるというので、約1トンから1.5トンの餌を食べるものと思われる。主食はニシン、シシャモ、タラ、コウナゴなど。
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