琉球開びゃくの祖神・シネリキヨとアマミキヨの居住跡

琉球開びゃくの祖神シネリキヨ(シルミチュー)とアマミキヨ(アマミチュー)が生活し、子どもをもうけたところと伝えられ、年頭拝み(ニントウゥグワン)にはノロ(祝女)が海浜から小石をひとつ拾い、洞窟に安置されている壺に入れて祈願している。洞窟内には鍾乳石の陰石があり、子宝が授かる聖域としても有名。
道の途中の看板に従いながら、比嘉湾港に向けてしばらく行くと道が途中で途切れる。下に降りると兼久ビーチ、上にあがるとシルミチュー霊場がある。車は近くの開けた場所か、比嘉湾港内にある駐車場を利用する。鳥居をくぐり、うっそうと生い茂る木々のなか百段余りある階段を登るだけでも、空気がピンと張り詰め緊張感が漂う。登りきると入り口に柵がされた鍾乳洞があり、拝所になっている。アマミチューと併せてお参りに行こう。
【駐車場】
比嘉湾港内にあり、無料
【交通】
沖縄北ICから車で約40分。
車で県道10号線、海中道路を渡る。平安座島に着いたら二手に分かれた道を右折。浜比嘉大橋を渡り切ったら左折してホテル浜比嘉リゾート方面へ。勝連比嘉の集落を抜けて比嘉漁港に向かう。行き止りの先にある階段を上る。
【住所・電話番号】
うるま市勝連比嘉
098-977-7227(比嘉公民館)
【利用料金】
無料