琉球開びゃくの祖神二人が眠る島

浜比嘉大橋を渡って左側の海沿いに車を走らせると、海に出っ張ったアマンジと呼ばれる岩の小島がある。コンクリートの道が作られており渡ることができる。小島にある小さな階段を登ると洞穴に守られるようにしてお墓がある。これが、琉球開びゃくの祖神・アマミキヨ(アマミチュー)とシネリキヨ(シルミチュー)のお墓といわれている。旧暦の1月1日に行われる年頭拝み(ニントゥウグワン)という祭事で女司祭にあたる比嘉集落のノロ(祝女)が五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄の祈願を行う。勝連町の指定文化財。
現在は、二人の居住跡と言われているシルミチュー霊場ともにパワースポットとしても有名。島の、ひいては沖縄の最たる聖地なので、敬虔な気持ちで訪れよう。
【駐車場】
近隣にあり、無料
【交通】
沖縄北ICから車で約35分。
県道10号線、海中道路を渡る。平安座島に着いたら二手に分かれた道を右折。浜比嘉大橋を渡って左折。浜比嘉大橋から南東に約1キロ走った最初の分岐を左に行った出島。
【住所・電話番号】
うるま市勝連比嘉105
098-989-1148(うるま市観光物産協会)
【利用料金】
無料