1. 正殿二階 御差床(うさすか)と唐玻豊(からはふ)

正殿二階 御差床(うさすか)と唐玻豊(からはふ)

【投稿日】2017年07月07日(金)| 沖縄発

王家の行事を執り行うために、国王が鎮座した玉座

国王が鎮座した玉座

正殿二階は日常的には王妃や身分の高い女官たちが使用した空間であり「大庫理(うふぐい)」と呼ばれていました。ここは国王の玉座として、さまざまな儀式や祝宴が行われていた場所。豪華な装飾が施されていますが、儀式の際には床の間には香炉や龍のろうそく台がおかれ、壁には孔子像の絵が掛けられるなどさらに華やかに飾られていたとされています。上部には、中国皇帝から送られた御書の扁額が掛けられていました。

御差床の向かい側には唐玻豊(からはふ)と呼ばれる空間があります。正月の儀式や中国皇帝への親書を送る時などに、国王が椅子に座り儀式を執り行いました。こちらも龍の意匠が施された格式ある場所です。

【住所】
首里城公園・有料区域内
沖縄県那覇市首里金城町1丁目2

【見学料金】
首里城公園・有料区域の入館料金
大人 820円/高校生 620円/小・中学生 310円/6歳未満 無料
※20名以上の団体割引あり

【駐車場】
首里城の駐車場を利用

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【投稿日】2017年07月07日(金)【投稿者】たびらい編集部

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