北海道発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
エリア
キーワード
達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
本州ではまだ厳しい残暑が続いている頃、札幌ではひと足先に秋の空気を感じることになる。紅葉とともに秋の味覚を堪能できる札幌のおすすめ旅をご案内。
夏の北海道観光のピークが一段落ついて、ちょっと大人のゆったり観光ができるのが秋のシーズンだ。観光の仕方も、遊びやアウトドアがメインだった夏とは違って、豊かに実った秋の食材を堪能したり、燃えるような紅葉の風景を楽しんだり、落ち着いたものへと変化する。はしゃぎすぎた夏の疲れを癒す旅というのはいかがだろう。ちょうど観光客も減るので、観光地での混雑も避けられるという点もメリットだ。日本中どこよりも早く秋が訪れる北海道で、ひと足早く秋を堪能しよう。また札幌の観光地めぐりを、お得な料金で手軽に楽しみたい人には観光バスツアーが最適。たびらいの札幌観光バスツアー特集から、気になるプランを探そう。
[札幌の秋を思いきり楽しむ旅]
[たびらいセレクション]
(かわぐちありさ) 川口 麻里沙 さん
広い北海道は、レンタカーで遠出して紅葉狩りを楽しむのも素敵だ。でも利便性の高い札幌市内では、手軽に美しい紅葉を楽しむことだってできる。都心に近いところでは「円山公園」、「旭山記念公園」、「中島公園」あたりは中央区に位置しており、アクセス抜群。特に中島公園はすすきのから歩いて行ける距離なので、市街中心部を観光する際のちょっと息抜きのお散歩にも良い。 車で札幌郊外まで出向くのなら、南区の定山渓エリアは外せない。定山渓の温泉街自体が山に囲まれているため、周囲一帯が紅葉に包まれるような形になる。だからどこを見渡してもきれいだけど、真っ赤な橋が紅葉とマッチする「二見吊り橋」はとても雰囲気が良く、おすすめだ。近辺にある「さっぽろ湖」や「豊平峡ダム」も、紅葉が水に映り込む様子が素晴らしい。 札幌の南区には、他にも紅葉スポットがある。「石山緑地」や「藻南公園」は、独特な形状の岩肌と紅葉のコントラストが冒険心をそそる。あまり観光客も多くなく、市民向きの場所であり、“人で混み合う場所はちょっと”という人にはおすすめしたい穴場だ。
秋という季節は、これを楽しみに日々を過ごしていると言っても過言ではないくらいに“食”が充実する。夏と冬の端境期にある秋には観光の目玉が少ないというイメージを抱く人も多いだろう。でも、旅の目的が“食い倒れ”がだっていいじゃないか!一番手っ取り早く食い倒れる方法としては、大通公園で開催される「さっぽろオータムフェスト」に行くのがおすすめ。札幌の名店だけではなく、北海道各地のご当地グルメや限定スイーツなどが一堂に会するという食の祭典だ。
札幌をぐるりと一周してはいないものの「札幌環状通」と名がついている道道89号線がある。その環状通の一部、豊平区役所から国道36号線にかけての約1キロの中央分離帯にりんご並木がある。地元民には馴染み深い風景だが、旅行者の方は知らない人も多いはずだ。このりんごの木には、毎年きれいに赤く色づいた実がなる。昔、豊平区・平岸(ひらぎし)の周辺はりんごの産地で、この果物によって発展してきた地域だった。だから、今でもりんごの存在が特別な地域なのだ。収穫されたりんごは区役所で市民に無料で配られる。 並木の見頃はだいたい10月から11月までだが、その年によって収穫時期が異なるので注意。真っ赤な実をつけた頃にはカメラを構えた人たちを見かける。こんな何気ないところにも、小さな秋を見つけることができる。
秋といえば、先に紹介したスポットでの紅葉鑑賞がまず思い浮かぶ。けれど、夏にはない秋ならではの自然との触れあいがある。寒くなってくるとどうしても家から出るのが億劫になってしまいがちだが、ぜひ短い秋の刹那的な風景を楽しもう。 例えば、アシリベツの滝。夏は滝野すずらん丘陵公園に遊びに来るファミリーなどで賑わう場所だが、秋はきりりと冷えた空気の中、枯れ葉を踏む音を聞きながら静かに散策することができる。同じ場所なのに、夏に見るのとはまた違った雰囲気を持っているのも魅力的。日本の滝百選のひとつにも選ばれる名瀑だ。 また札幌芸術の森では、広い園内をのんびり散歩しながら自然と芸術の調和を楽しむことができる。予約不要でものづくり体験ができる工房もあるので、ふらりと立ち寄って自分好みの一品を生み出せるところが面白い。ビュッフェレストランやカフェもあるので、一日中いても飽きない場所だ。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
夏があっという間に終わってしまう札幌だけれど、秋には魅力的なイベントが満載。
秋は何でもおいしく感じるのでおすすめしたいものばかりだが、特に食べてほしいものをチョイス!
視覚的に秋を感じたいなら、やっぱり紅葉! 札幌市内・有数の紅葉スポットの中でも特におすすめスポットをチェック。
北海道有数の温泉街である定山渓は、札幌市内にありながらも渓谷地帯のため荘厳な風景を楽しめる場所。紅葉の名所としても知られている。
札幌駅・中心部から/国道230号線で27キロ 所要時間:約50分新千歳空港から/千歳インターチェンジ経由≪道央道約23キロ≫で北広島インターチェンジへ。北広島インターチェンジから≪羊ヶ丘通・道道82号・国道230号など約40キロ≫で定山渓温泉へ。所要約1時間20分北海道のレンタカーを最安値で予約できます!
札幌中心部から/じょうてつバス「かっぱライナー号」で約1時間地下鉄南北線真駒内駅から/じょうてつバス定山渓温泉行きで約40分新千歳空港から/北斗交通「快速ゆったりライナー号」で約1時間40分お得で楽ちん!札幌の有名観光地を巡る観光バスツアーを調べるならコチラから
札幌の観光名所の楽しみ方や、夜景・グルメ・温泉・観光イベント情報などをひとまとめ!札幌エリアで旅行を楽しむツアープランやホテル・宿の予約プラン、レンタカープランなども紹介。札幌旅行を考えている方は下記のURLから「札幌エリア特集」をチェック。【札幌エリア特集】はコチラ
さっぽろオータムフェストで旬を食する
思わずゴクリとのどを鳴らしてしまいそうな牡蠣の山。しかも網焼き!さっぽろオータムフェストには北海道各地から旬の味覚が集結するイベント。平成20年(2008)から始まったオータムフェストは、四季を通して行なわれる大通公園のイベントの中でもお馴染みのものとなった。 札幌市民といえども、道東はなかなか行けるものではない。「オホーツク海の食材を!」というグルメ人が多いため、観光客だけでなく地元民もごった返す。地酒やワインなどのアルコールも充実しているので、夜には仕事帰りの会社員たちが集う。夏のビアガーデンが終わったばかりだというのに、また大通公園に足繁く通ってしまう人が続出するのだ。
関連タグ
”ローカル旅行”の楽しみ方を見つけて、比べて、予約できる旅行サイトです。
たびらいの予約サービスが人気の理由⇒
北海道の旬な観光情報を現地からお届け
たびらい北海道
この記事を読む