1. 「サッポロピリカコタン」札幌・小金湯温泉隣接のアイヌ文化・歴史が学べるスポット

「サッポロピリカコタン」札幌・小金湯温泉隣接のアイヌ文化・歴史が学べるスポット

【投稿日】2017年07月20日(木)| 北海道発

札幌中心部より車で40分、温泉地としても有名な小金湯エリアにある札幌市アイヌ文化交流センター、通称「サッポロピリカコタン」。

アイヌ語で“美しい札幌の村”という意味の「サッポロピリカコタン」では、北海道の地に先住し、独特の文化を育んできたアイヌ民族の生活や歴史、文化などを楽しく学べます。




館内にはアイヌ文化に関する書籍や絵本など約500冊が揃う情報コーナーがあり、自由に読むことができます。また、ビデオやDVDなどで歴史に触れられるのも魅力。

川の流れをイメージしたストリートギャラリーでは、ウィンドウの中に新しいアイヌ文化を感じられる作品なども飾られています。



▲持参した飲食が可能なレストスペースもあるので、途中で休憩可能



ストリートギャラリーの先にある有料の展示室には、アイヌ民族の伝統品などが飾られており、一部の展示品は実際に手に取って観賞可能。

「札幌アイヌ協会」が復元制作した、民具約300点も見応えアリ!昔話をモニターで楽しむデジタル紙芝居などもあるので、子どもも退屈することなく観賞できますよ。



屋外には精米用具や当時の池の様子を再現した「自然の里」があり、周辺にはアイヌ民族が食料や薬を作るために栽培していたとされる木々や植物がたくさん植えられています。また、当時の家屋「チセ」や小熊の飼育檻、倉なども再現。まさにタイムスリップしたかのような楽しさです。

アイヌ文化の理解を深めることが目的の「サッポロピリカコタン」ですが、楽しい仕掛けや見所が満載。日帰り温泉「小金湯温泉」にも隣接しているので、入浴の後に気軽に訪れるのもおすすめのスポットです。

■札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)
【住所】北海道札幌市南区小金湯27番地
【交通】札幌中心部から車40分、JR札幌駅からじょうてつバス利用で60分
【駐車場】54台(無料)
【営業時間】8時45分~22時(展示室と庭園は9時~17時)
【定休日】月曜日、祝日、毎月最終火曜日、年末年始
【料金】入館無料
    展示室観覧は大人200円、高校生100円、中学生以下無料※各税込
【電話】011-596-5961
【公式サイト】http://www.city.sapporo.jp/shimin/pirka-kotan/index.html

【投稿日】2017年07月20日(木)【投稿者】たびらい編集部

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