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北海道神宮正門散策

北海道神宮
札幌市民の憩いスポットを女子さんぽ

札幌の花見の名所として知られる北海道神宮は、参拝+αの楽しみがたっぷり。周辺の森林散策やスイーツ休憩など、少し時間をとって過ごすのがおすすめです。女子旅にもぴったりのスポットですよ。

更新:2017年7月3日

[タイアップ]

円山公園からアクセス

北海道神宮をゆっくりと楽しむなら
円山公園口の鳥居から

北海道神宮西門前
札幌市営地下鉄「円山公園」駅から最も近いのが、東の鳥居。
周辺には、市民憩いの場である円山公園が広がっています。
開拓神社手水舎
道民ゆかりのお社「開拓神社」へ。手水舎で手を清めて。
開拓神社でお参り
北海道の開拓に尽力した37柱の先人たちにお祈り。
北海道神宮境内の野鳥看板
神宮の境内は小動物の楽園。時にはキタキツネも姿を見せる自然豊かな場所です。
北海道神宮のゴジュウカラ
ふと目を樹上にやれば、ゴジュウカラ。カワイイ!
北海道神宮のエゾリス
野生のエゾリスを見られるのも、北海道神宮の魅力のひとつです。
エゾリスを撮影する人々
葉が落ちる秋・冬は、エゾリスを見つけやすい季節ですよ。
ふたりでおみくじを引く
本殿の参拝を終えたら、次のお楽しみはおみくじ。
北海道神宮おみくじ寄り
大きな吉がいっぱい詰まった旅になりますように。

多くの観光客はメインストリートの北1条通りに面した第二鳥居から表参道を通り、本殿を訪れます。でも、旅行で地下鉄を使ってアクセスするなら、おすすめは「円山公園口鳥居」から。参道には桜の他、杉・檜などの針葉樹が生える「明治の森」が隣接しており、野生動物を目にする機会が多いのもポイントです。

北海道神宮

【住所】北海道札幌市中央区宮ヶ丘474
【駐車場】本殿近くに北1条駐車場、第三鳥居近くに南1条駐車場あり
【問い合わせ(電話番号)】011-611-0261
判官さまを食べる女性

限定の焼き菓子を味わおう!
境内でスイーツ休憩

六花亭参拝者休憩所
ぜひ立ち寄ってほしいのが西駐車場隣に建つ「六花亭参拝者休憩所」
六花亭、判官さまを焼く様子
目の前で焼いてくれる焼き餅「判官さま」は、
北海道でもここでしか食べられません。
判官さま寄り
初詣の時期だけでなく、通年提供されており、
ワンコイン(100円)で味わえます。

参拝客休憩所を兼ねた六花亭神宮茶屋店では、北海道土産を買う場としてもおすすめですが、ここではぜひ名物の焼き餅菓子「判官さま」を味わって。北海道神宮造営の功労者である開拓判官、島義勇(しまよしたけ)にちなんでつくられたもので、この店舗でしか購入できない限定品です。無料のほうじ茶も提供されていますよ。

六花亭神宮茶屋店

【住所】北海道札幌市中央区宮ヶ丘474 北海道神宮境内
【営業時間】9時~17時
【問い合わせ(電話番号)】0120-12-6666(六花亭本社)

ローカル案内役
宮津 有沙(たびらい編集部)

北海道増毛町出身。おいしいものと田舎に目がないたびらい編集スタッフ。ちょっとマニアックな北海道の魅力を探るべく日々奮闘中。

[タイアップ]

詳しく知る

基本情報

北海道神宮本殿
北海道神宮には開拓の守護神に明治天皇を増祀し、四柱の神様をお祀りしている

北海道神宮ってどんなところ?

人口約200万人と、横浜市・大阪市・名古屋市に次ぐ大都市へと成長した札幌市。しかし、整然と区画された美しい街並みは、1世紀半ほど前の明治時代初期には全く形成されておらず、酷寒の荒れ野でした。

当時、内陸部の開拓を進めるため、北海道の行政の拠点を箱館(現在の函館)から札幌へ移すことが決まり、札幌のまちづくりが急務となりましたが、厳寒の地での開墾は困難を極めました。住み慣れた郷里を離れ、未知の土地で開拓に挑む人々のために、開拓の守護神を祀る神社が札幌に造営されたのが、北海道神宮の由来です。

北海道神宮がある円山公園は、近代的なマンションが立ち並ぶ住宅街と、標高225メートルの円山の裾野に広がる原始林に囲まれています。表参道の北1条通では、高さ約8.7メートルの鉄筋コンクリートの第一鳥居が車道をまたいで立つ光景も見られ、旅行客の人なら、道外の古い門前町とは違う雰囲気に驚くかもしれません。

神宮の境内は約18万平方メートル。東京ドーム4個分に近い広さがあり、エゾリスやキタキツネ、野鳥の姿を見かけることもあります。今でこそ、札幌市内中心部から地下鉄1本で気軽に参拝できる環境ですが、先人たちが開拓時代の原野に神社を造営するには大変な苦労があったのです。

北海道神宮は信仰の場であると同時に、桜の名所として北海道民に親しまれています。現在、境内に咲く桜はエゾヤマザクラ、ソメイヨシノヤエザクラ等、約1400本。開花の季節となる5月には多数の参拝者で賑わいを見せます。

北海道神宮参道の桜
境内にはエゾヤマザクラ、ソメイヨシノヤエザクラ等、約1400本の桜の木が植えられている

北海道神宮が桜の名所になったゆえん

明治2年(1869)8月15日、明治政府は蝦夷地を北海道と改称。翌月の9月1日には開拓使の北海道赴任に先立ち、東京で「北海道鎮座神祭」が斎行されました。明治天皇の勅旨により、開拓の守護神として大国魂神・大那牟遅神・少彦名神の三神をお祀りする儀式であり、これが北海道神宮の創祀とされています。御霊代(みたましろ=神様が宿った鏡などのこと)を託された北海道開拓使長官・東久世通禧(ひがしくぜ みちとみ)は、約200名の開拓団と共に北海道へと旅立ちます。

東京から箱館(現在の函館)までは、海路で4日。東久世長官は箱館に残り、そこからは初代開拓主席判官・島義勇(しま よしたけ)が、名代として自ら御霊代を背負い、札幌へ向かいました。内陸には鉄道どころか、馬が通れる道さえない時代です。島判官が小樽の銭函にたどり着き、御霊代を仮安置した後、札幌に入った頃には、もう雪が降る季節になっていました。その時、島判官はコタンベツの丘(現在の円山)に上り、一面の原野を見渡しながら、北海道の新しい中核となる都の建設を誓う漢詩を詠んだと伝えられています。「他日五州第一の都(いつか世界一の都になる)」と締めくくられた、実に壮大な漢詩です。

そして、島判官は現在の札幌の基礎となる、大通を中心とした街並みの建設に着手しますが、国防を司る兵部省との対立などもあり、資金不足に苦しみます。予算の使い過ぎを理由に判官の任を解かれたのは、わずか3カ月後のことでした。その後は、侍従や秋田県権令を経て、郷里の佐賀で明治7年(1874)の「佐賀の役」の首謀者として処刑されてしまいます。その死を悼み、従者として道案内を務めていた福玉仙吉が、神社の参道に桜を植えたのが、神社が桜の名所となった由縁です。

島義勇の像
北海道神宮に置かれた初代開拓判官・島義勇の像

さまざまな運命をたどった開拓功労者たち

島判官の後任となった岩村通俊(いわむら みちとし)は、札幌の建設計画を引き継ぐとともに、円山の地に札幌神社の社殿を完成させ、市内中心部の仮社殿から遷座(せんざ=神霊を新宮に移すこと)を執り行います。島判官の罷免を訴えた開拓使長官の東久世も、道内巡視中に札幌に立ち寄り、島の都市計画構想の壮大さに感嘆したといいます。

初代の島と第二代の岩村、開拓判官として札幌神社に関わった二人ですが、岩村は開拓次官の黒田清隆と衝突して罷免され、佐賀県権令などを務めた後、「佐賀の役」で島と敵同士になってしまいます。島は非業の死を遂げ、岩村は後に初代北海道庁長官となり、まったく違う運命をたどることになりました。

それぞれの立場で北海道開拓に尽くした島、岩村、東久世、黒田らは、今は北海道神宮の境内社である開拓神社に、開拓功労者として祀られています。政府に背いた逆賊とされた島は後に大赦となり、北海道神宮がある円山公園内に顕彰碑も建てられました。命日の4月13日には毎年、「島判官慰霊祭」も行われています。

開拓三神をお祀りしていた札幌神社ですが、昭和39年(1964)に明治天皇を御増祀(ぞうし=その神社にお祀りする神様が増えること)し、社名も北海道神宮と改称しました。そして昭和49年(1974)、思いがけない事件が起こりました。何者かに放火され、本殿と祝詞殿、内拝殿などが全焼してしまったのです。当時の本殿は、伊勢神宮の明治22年(1889)の式年遷宮で造営された外宮正殿を移築したもので、大正時代から崇敬者や参拝客の方々に親しまれてきた思い出深い建物でした。幸いご神体は火災からお守りすることができ、全焼した建物は、4年後の昭和53年(1978)に再建されました。

北海道神宮例祭
毎年、6月14日~16日に開かれる札幌市民のまつり「北海道神宮例祭」

境内の社とおすすめの季節

北海道神宮には本殿の他、鉱山殉職者を慰霊する「札幌鉱霊神社」と北海道拓殖銀行の物故功労者の霊を奉斎する「穂多木神社」、「開拓神社」の三つの社があります。

円山公園から最も近いところに建つ「開拓神社」には、北海道の開拓に心血を注ぎ、偉大な業績を果たした先人たちが祀られています。前述の島義勇(しまよしたけ)や松前藩を興した松前慶広(まつまえよしひろ)の他、北海道の名付け親である松浦武四郎、東蝦夷地の海岸を踏破した伊能忠敬(いのうただたか)、さらには帯広の農聖と呼ばれる依田勉三(よだべんぞう)など、功労者37柱を御祭神としています。本殿に加え、これら三社もぜひ訪れてみてください。

現在、北海道神宮は海外からの旅行客も訪れる人気観光スポットとなりました。来訪するなら、桜の時期はもちろん、初詣の1月、緑豊かな7、8月もおすすめ。

また、6月15日は北海道神宮の例祭日。神様の恵みに対して札幌市民がこぞって感謝し平安を祈って続けられてきた「北海道神宮例祭」は「札幌まつり」とも呼ばれ、毎年6月14日~16日の期間中に行われます。最終日となる16日には、神宮に祀られる神様が神輿に乗って市民と街を練り歩く神輿渡御(みこしとぎょ)も実施。

北海道神宮例祭の時期は、境内、また都心の中島公園にもたくさんの露店が出店し、響く笛を太鼓の音も相まって札幌の街は華やかな雰囲気。札幌の街散策とセットで、北海道神宮参拝に出かけるのもおすすめです。

アクセス・施設情報

施設情報

【住所】北海道札幌市中央区宮ヶ丘474

【開門時間】1月1日/24時~19時、1月2・3日/6時~18時、1月4~7日/6時~16時、1月8日~2月14日/7時~16時、2月15日~3月31日/7時~16時30分、4月1日~10月15日/6時~17時、10月16~31日/6時~16時30分、11月1日~12月31日/7時~16時

【駐車場】本殿近くに北1条駐車場、第三鳥居近くに南1条駐車場あり

【問い合わせ(電話番号)】011-611-0261


車(レンタカー)で

新千歳空港から道央自動車道で約1時間10分(新川インターチェンジから約15分)。JR札幌駅から約15分。

地下鉄で

JR札幌駅から地下へ降りて地下鉄南北線「さっぽろ」駅へ。すすきの・真駒内方面行きに乗車し、次の「大通」駅で地下鉄東西線に乗り換え。地下鉄東西線「円山公園」駅で下車し、徒歩15分。

北海道神宮Q&A

北海道神宮の参拝でのマナーは?

北海道神宮も「二礼二柏一礼(2度おじぎをし、柏手を2回打ち、もう一度おじぎをする)」で大丈夫です。北海道だけの特別な決まりごとはないので、心配せずに参拝してください。ただ、寒い季節に訪れる人は、手水舎(ちょうずしゃ)の水の冷たさにびっくりするようです。雪が積もっている時期や、早春の一度溶けた雪が凍った頃などは、足もとが滑りやすいので、どうか気を付けて。門をくぐる時や出る時などに、一礼された拍子に転ばないように注意してくださいね。

愛犬とドライブ中に、犬を連れていってもいいですか?

ペットの同伴はできません。神社は清浄な場ですから、参拝のマナーとして理解してください。たまに小型犬をこっそり服の胸元に隠している人もいらっしゃいますが、参拝客の中には動物の毛などにアレルギーがある人がいる可能性もあるのでので、大切な家族の一員でも同行はできません。

自然がいっぱいの神社で注意することは?

境内でエゾリスやキタキツネを見かけることがあるかもしれませんが、野生の生き物に人間の食べ物を与えないように注意してください。スナック菓子やパンなどを持っていると、ついあげたくなるものですが、動物が塩分が多い食品などを口にすると、内臓が弱ったり、皮膚病で毛が抜けたりして、命に関わることもあるのです。そっと見守るだけにしましょう。もちろん樹木の枝を折ったり、花を摘んだりするのも、境内の中だけに限らず、周辺の公園でもしてはいけないことです。

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