北海道発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
アツイ季節ならではのお楽しみが大集合! 北海道最大の都市、札幌の夏の楽しみ方をご紹介。北海道の夏は短い。余すことなく、思いっきり満喫しよう。
花火や夏祭り、ビアガーデンなど夏はイベント盛り沢山!太陽が照りつける青空の下、熱々のジンギスカンも食べたいし、この時期旬を迎える海鮮や野菜も見逃せない。もちろん夏と言えば、濃厚なミルクをたっぷりと使用したソフトクリームも忘れちゃいけない。 長い時間、冬を過ごす道民にとって夏はやはり特別。「やっと北海道にもアツい夏がきた」。そう言わんばかりに街中が最も賑わう季節だ。海に山にレジャースポットに、遊びに行くにもやっぱり夏が1番! 夏にこそ行ってみたい人気のスポットから達人に聞いた穴場スポットまで、夏のお楽しみをたっぷりご紹介しよう。
[さわやかな北海道の夏旅]
[たびらいセレクション]
(とおくに ゆうこ) 遠国 悠子さん
“札幌の夏の始まりを告げるお祭り”といえば、なんといってもYOSAKOIソーラン祭り! 賑やかなソーラン節が流れ始めると「夏がきたなー!」という感じでワクワクしちゃいますね。 また、地元民から親しまれている歴史深いお祭りとして「北海道神宮例祭(さっぽろまつり)」も挙げることができます。お花見スポットとして有名な北海道神宮の境内と中島公園内に、露店が約500軒ほど並ぶという壮大なイベントです。毎年、私は中島公園の方を訪れていますが、前に進むのが大変なほどの賑わいです。 さらに夏本番を迎えた7月に開催されるのが、さっぽろ夏まつりです。期間中の約1カ月、札幌の街はイベント尽くし。大通り公園の5丁目から11丁目までの大規模ビアガーデンから始まり、「北海盆踊り」、フリーマーケットの先駆けである「さっぽろバザール」などが連続で開催されます。同時期に「狸まつり」や「すすきの祭り」も開催されるため、どこに行ってもお祭り状態。お祭りのはしごなんてなかなかできないですよね! そして、やはり欠かせないのが、やっぱり花火。札幌の花火大会で特に有名なのが、豊平川(とよひらがわ)で開催される「道新・UHB花火大会」。ビール片手に花火を眺めるというのが毎夏の恒例行事です。
「北海道のおすすめグルメは?」と聞かれると困る。それが“北海道民”の素直な心情です。ジンギスカンにスープカレー、新鮮な海鮮に野菜、チーズや牛乳もおいしいし、もちろんスイーツだって負けてない…。考えるときりがないほどに出てくるのです。 その中で、特に私が夏におすすめしたいのは青空の下で食べるジンギスカン。もちろん、お店の中で食べるジンギスカンはおいしいですが、太陽が照りつける青空の下で熱々の羊肉をビールと、そして家族や友達とわいわい食べるのは格別! そして、この時期に旬を迎えるものと言えば、ウニとイカ。札幌には、小樽・積丹、函館をはじめ、様々な漁港から新鮮な海鮮が直送されてくるので、居酒屋さんでもレベルが高いんです。とろけるような食感に濃厚な甘みのウニ。新鮮なイカは透明感があってコリコリの食感がたまりません。ぜひ、北海道の夏ならではの味を楽しんでほしいですね。
実は、大通公園にはバラ園があることを知っていましたか? 初夏にはバラが見頃になるので、12丁目エリアまで足を延ばしてみるのもおすすめですよ。 さらに、観光スポットとしては少しマイナーなスポットとして「百合が原公園」があります。“花を楽しめる公園”として市民から親しまれているのですが、驚くのはその広さ。なんと東京ドーム約5.4個分ほどもあるんです。中でもおすすめは、約100種類ほどのユリが集まる「世界の百合広場」。6月中旬から9月上旬まで楽しめますが、夏真っ盛りの7月中旬が1番の見頃。辺り一面にユリが咲き乱れ、まるで絵本に出てくるようなお花畑が目の前に広がります。芝生の広場や子供たちも楽しめる遊具広場などもあるので、家族連れの人にも良い場所です。
「円山動物園」は園内が次々にリニューアルされており、間近で動物を見ることができるようになりました。ゴールデンウィークや夏休みには期間限定で「夜の動物園」が開催されています。開園時間が21時まで延長になり、“昼間はじっとしているところか寝ているところしか見られない”という動物たちの夜ならではの姿を見ることができます。また、「SAPPORO CITY JAZZ」とのコラボで園内でジャズが聞けたり、円山クラスの人気スイーツが大集合したりと、各回さまざまなイベントが開催されているので、そちらも一緒にチェック! せっかく旅行にきたからいろいろな体験をしてみたい! という人は「サッポロさとらんど」に行ってみてはいかがでしょう。夏はとうきびやブルーベリーなどの収穫体験を楽しむことができます。さらに、アイスクリームや生キャラメルの手作り体験に加え、引き馬やパークゴルフなどでアクティブな楽しみ方も。普段の生活ではなかなかできない体験が多いので、ファミリーはもちろん、友達同士でも楽しい思い出ができること間違いなしです。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
せっかくのお祭り、参加して思いっきり楽しまないともったいない!夏を満喫できるお祭りをご紹介。
おいしいもので溢れている北海道の中でも、夏のグルメとは?
札幌の夏は瞬く間に過ぎていく。どうか、じっとせず夏の楽しみ満載の観光スポットに出かけて!
札幌の中心部に位置し、イベントの開催場所となることが多い大通公園。地下鉄3線の乗り換え駅にもなっているのでここを起点に観光するといいだろう。アクセスは地下鉄が便利。
JR札幌駅から地下鉄、バス、徒歩徒歩で約15分
地下鉄南北線、東西線、東豊線、いずれも「大通駅」で下車
大通公園の地下に駐車場(有料)が設置されており、地下街に出入り口がある。他にも大通周辺に有料駐車場あり。
地下鉄円山公園駅から徒歩約15分。いくつかルートがあるが、夏場であれば森林浴がてら円山原生林沿いの木道を歩いて行くのがおすすめ。周辺には美味しいカフェやレストランなどが点在しているので立ち寄ってみるといい。【住所】札幌市中央区宮ヶ丘3-1【電話】011-621-1426【営業時間】9時~17時11月1日~1月31日は16時(最終入園は閉園30分前まで)【休園日】12月29日~31日【入園料】高校生以上600円、中学生以下無料(中学生は生徒手帳の提示が必要)【駐車場】有料駐車場 普通車:700円【備考】http://www.city.sapporo.jp/zoo/
札幌駅南口から約16分、地下鉄円山公園駅から約5分
JR札幌駅からぶらり札幌観光バス(6月1日~9月30日)「動物園正門前」下車所要時間 札幌駅から約30分
北海道の代表的な美しいガーデン風景を堪能できる観光コース。十勝、富良野、旭川の観光庭園7施設を結ぶ、全長約200キロの街道。著名な大雪山や日高山脈の風景・丘陵風景・田園風景が堪能できます。また、景観だけではなく、豊かな食やアクティビティも充実しています。⇒ツアーを検索する
ビアガーデンで夏の夜を満喫
もはや札幌の夏の風物詩となっているのが、大通公園で開催される「さっぽろ大通りビアガーデン」。約1万3000席が設置される国内最大級の大規模ビアガーデンである。大通の西5丁目から11丁目までサッポロビールをはじめ、サントリーやアサヒ、キリン、ドイツビールのビアガーデンが出現。週末、日が暮れる頃には席がなくなってしまうほどたくさんの人で賑わう。このビアガーデンでしか販売されない限定ビールもあるのでお見逃しなく! 注目したいのはフードメニュー。北海道産ホタテを使用した帆立の唐揚げなど、ビールにはもってこいの北海道感あふれるグルメも集合する。暑い夏の夜はビアガーデンに出かけてみんなで乾杯! これで決まりだ!
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