1. 百合が原公園|約100種類のユリやライラックが咲き誇る札幌最大級の自然公園

百合が原公園|約100種類のユリやライラックが咲き誇る札幌最大級の自然公園

【投稿日】2017年08月02日(水)| 北海道発

札幌市北区は札幌市10区の中で最も人口が多い地区。その北区の南東に位置する「百合が原公園」は、花を楽しめる公園として札幌市民にも人気のスポットです。敷地面積は25.3ヘクタールと広大で、東京ドーム約5.4個、札幌ドームの面積に換算すると約4.6個分に相当します。




園内には約100種類の百合が栽培されている「世界の百合広場」や、札幌市の姉妹都市である中国の瀋陽・ドイツのミュンヘン・アメリカのポートランドと日本の伝統的な庭園が広がる「世界の庭園」、アジサイや耐陰性宿根草を中心としたボーダーガーデンなど約13のエリアで花々を楽しむことができます。



サイロ展望台が目印の「ムスカリの道」は百合が原公園の人気スポットのひとつ。細い園路があり、まさに花の中を歩いている気分に。青紫色のムスカリとチューリップのコラボレーションは5月中旬が見頃です。



「世界の庭園」のひとつ、中国の瀋陽市の協力で造られた「瀋芳園」。中国の伝統的な自然山水の庭園で、建造物や垂花門、遠香亭、繍誼亭は明・清代の建築様式を取り入れています。



灯篭(とうろう)や東屋がある日本庭園は、秋の紅葉シーズンも素敵です。



園内西側には約50種類ものライラックが咲く、650メートルの並木道も。



この他にも約600種類の高山植物や極地植物、山草類の花壇があるロックガーデンやエリカやカルーナといった珍しい低性花木のヒースガーデンなどがあります。

百合が原公園は非常に面積が広いので、園内の半分ほどを周回するリリートレインに乗って花を愛でるのもおすすめです。1周約1キロ、春のムスカリや初夏のシャクヤク、夏から秋にかけてのダリアなどを眺めることができますよ。途中下車はできませんが、小学生以上は1回360円(税込)と手頃な料金で乗車できるのがうれしい。



花鑑賞だけでなくピクニックにもおすすめの芝生広場や、子どもが楽しめる遊具広場、高齢者にも人気の「ゲートボール場」など数々の施設が用意されているのも札幌市民に人気の理由です。

苗を販売しているガーデンショップが併設した緑のセンターや、人気の「ゆり根そば」をはじめとした“ゆり根”を使った料理が食べられる「レストラン百合が原」もあるので、休憩を取りながら一日中楽しめますよ。

■百合が原公園
【住所】北海道札幌市北区百合が原公園210
【交通】JR:学園都市線百合が原駅から徒歩約10分
【駐車場】あり(無料)※6時~20時(冬季は8時45分~17時15分)で利用可
【開園時間】24時間
【休園日】なし※ガーデンショップは月曜定休
【料金】入園無料※利用料金が必要な施設も一部あり
【リリートレイン】小学生以上1回360円(税込)
         未就学児・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介助者は無料
【電話】011-772-4722(百合が原公園管理事務所)
【公式サイト】http://yuri-park.jp/

※平成29年(2017)6月19日~平成30年(2018)1月下旬はリニューアル工事につき「緑のセンター」は休館。工事期間中、ガーデンショップは管理事務所裏で営業

【投稿日】2017年08月02日(水)【投稿者】たびらい編集部

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×