北海道で一度は見たい絶景スポット40選【保存版】
北海道|【更新日】2025年9月12日

北海道は食べ物も美味しいものばかりですが、絶景もそれ以上に素晴らしいものばかり!
短い夏に命を燃やす木々や花々、郷愁ある紅葉の秋、雪景色の冬など楽しみ方は千差万別。
その中でも特に心動かされる絶景をご紹介します。
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
目次
森にひそむ青の絶景「青い池」
不思議な青さが魅了する幻想空間
美しく発色する青い水面と、立ち枯れたカラマツのシルエットが溶け合う、幻想的な光景が人気の池。
国内外の観光客を惹きつけ、ラベンダー観光と並ぶ美瑛の代表的スポットとして知られるようになりました。
その日の天候や、陽射しで鮮やかさを増す夏、ライトアップも行われる秋冬など、訪れるタイミングによってもさまざまな青の色合いを見せてくれます。
水が濁る雨の翌日を避け、晴れの日や風が少ない日を選ぶと、きれいな青さを堪能でき、写真映えも抜群です。
たびらいで紹介しているバスツアーでは、青い池など周辺の観光スポットをめぐるバスツアーも催行されていますよ。
青い池へのアクセス
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【住所】北海道上川郡美瑛町白金
【交通アクセス】車:旭川空港から約30分/JR美瑛駅から約20分
【見学期間】春~秋
冬季は、ライトアップ期間中のみ見学可能(冬期間は積雪によって青い水面を見ることができません。)ライトアップ期間は例年10月後半〜翌4月後半。日没から21時まで。
【料金】無料
【駐車場】あり、約100台(有料)乗用車 500円
※駐車場利用時間:5月~10月 7時~19時、11月~4月 8時~21時30分
【問い合わせ】0166-92-4321(商工観光交流課)
澄んだ森の宝石のような神秘のブルー「神の子池」
神秘的なムードを漂わせる小さな池
道東に位置する清里町の山中。
林道を進むと、神秘的なムードを漂わせる小さな池が現れます。
コバルトブルーの水をたたえ、底まで澄みわたる透明度の高さと、化石のように沈んでいる倒木が造り出す独特の姿が魅力です。
名の由来は、同じく屈指の透明度と摩周ブルーの湖面で知られる、「摩周湖(カムイトー=アイヌ語で神の湖)」の伏流水が湧いているとされた言い伝えから。
その神聖な美しさで、近年知名度を広げています。
神の子池へのアクセス
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【住所】北海道斜里郡清里町字清泉図
【アクセス情報】車:JR知床斜里駅から約1時間10分
【見学時期】春~秋
【駐車場】あり
【問い合わせ】0152-25-4111/きよさと観光協会
多彩に変幻する水の色に癒されて「オンネトー」
北海道三大秘湖のひとつ
阿寒国立公園内にある湖で、「北海道三大秘湖」のひとつ。
時間や季節、見る場所など、条件によって刻々と湖水の色が変化して見えることから、「五色沼」とも呼ばれています。
エメラルドグリーン、”オンネトーブルー”など、何色の表情に出合えるかはお楽しみ。
湖岸の散策路や展望デッキから、湖と雌阿寒岳、阿寒富士を一望できます。
風の無い晴れた日は、周囲の森や山が鏡のように湖面に映るので必見。
紅葉時期は特に人気で、望む景色が彩りを増します。
オンネトーへのアクセス
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【住所】北海道足寄郡足寄町茂足寄
【アクセス情報】車:帯広中心部から約1時間50分
【見学時期】春~12月初旬 (オンネトーへ至る道は例年12月初旬以降、冬季通行止めとなる)
【駐車場】あり
【問い合わせ】0156-25-6131/あしょろ観光協会
【公式HP】https://www.town.ashoro.hokkaido.jp/kanko/spot/onneto_area/spot-13.html
眼下に輝くグリーン&ブルーが美しい「オコタンペ湖」
不思議な色合いの湖面が魅力
天候や角度によってグリーンにもブルーにも見える、不思議な色合いの湖面が魅力的。
一帯は国立公園内の自然保護地区であるため、湖畔への立ち入りはできず展望台から遠景での観賞となりますが、樹林の向こうに顔をのぞかせる静かな青の風情に、ひそかなファンも多い湖です。
札幌近郊のドライブスポットとして人気の支笏湖からは北西3キロほどの位置。
アクセスしやすいのでセットで訪れ見ておきたい、小さな穴場です。
オコタンペ湖へのアクセス
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【住所】北海道千歳市奥潭
【交通アクセス】車:札幌中心部から約1時間(国道453号線経由。道道78号線に入り、その先展望台付近までの区間のみが通行可能
【見学時期】
春~秋 (冬季は展望台へ至る道が通行止めとなる)【駐車場】あり
【問い合わせ】0123-25-2404/支笏湖ビジターセンター
【公式HP】https://www.welcome-to-chitose.jp/archives/see/333.html
北海道の交通手段はレンタカーがおすすめ
霧に見え隠れする魅惑の「摩周湖」
世界トップクラスの透明度を誇る湖
世界でも有数の透明度を誇り、晴れた日は”摩周ブルー”といわれる深い青色をたたえる、道内指折りの観光スポット。
湖岸沿いに点在する3つの展望台からは、それぞれ趣の異なる景観を味わえます。
「霧の摩周湖」と呼ばれるほど霧の発生が多いのも特徴。
湖面が隠れたり現れたり。移ろう表情と、カルデラ湖独特の自然環境が人々を魅了します。
「摩周第一展望台」は最もポピュラーな観賞場所。
正面にカムイヌプリ(摩周岳)も望めるほか、レストハウスがあり、食事やお土産選びも楽しめます。
摩周湖へのアクセス
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【住所】北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野
【交通アクセス】車:新千歳空港から約4時間20分(道東自動車道 足寄IC経由)/たんちょう釧路空港から約1時間35分(「摩周第一展望台」
【見学時期】通年
【駐車場】あり
【問い合わせ】015-482-2200/摩周湖観光協会
季節ごとに変化する風景が魅力「阿寒湖」
日本で唯一、球状のマリモが生息する場所
釧路・阿寒エリアの観光で人気の高い阿寒湖。
日本で唯一、球状のマリモが生息する場所としても知られています。
屈斜路湖、摩周湖、そして阿寒湖は阿寒摩周国立公園に含まれる自然豊かなエリア。
春はヤマザクラ、夏はエゾシャクナゲ、秋は紅葉など季節で変化する湖を堪能できます。
また湖畔には昔からアイヌの人々が暮らしており、アイヌ古式舞踊を鑑賞できる「阿寒湖アイヌシアターイコロ」などアイヌ文化を感じられる場所としても有名です。
阿寒湖へのアクセス
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【住所】北海道釧路市阿寒町舌辛
【交通アクセス】札幌南ICより道央道・道東道を経由し足寄IC。国道241号線を通り阿寒湖。約310km、4時間30分
【駐車場】あり
【問い合わせ】0154-67-3200 / 阿寒観光協会
湖面に映る幻想的な風景「網走湖」
ワカサギの産地としても有名
北海道一の水揚げを誇るワカサギの産地として有名な網走湖。
凍った湖面の穴から糸をたらして行うワカサギ釣りは、真冬の風物詩です。
観光客向けに竿のレンタルなども用意されており、手軽にワカサギ釣りが可能です。
また、春には白い花が美しいミズバショウ、夏はカヌー体験、夏から秋にかけて見頃を迎えるフラワーガーデン「はな・てんと」など、四季折々の風景やアクティビティを楽しむことができます。
網走湖へのアクセス
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【住所】北海道網走市~網走郡大空町
【交通アクセス】車:札幌から約5時間(道央自動車道札幌北IC→比布JCT→丸瀬布IC経由・337km)
【駐車場】あり(無料)
【問い合わせ】0152-44-5849 / 網走市観光協会
渓谷の艶やかな錦秋絵巻は必見「定山渓」
札幌市街地からもほど近い温泉郷
札幌市街地からもほど近い温泉郷として有名ですが、一帯は緑豊かな渓谷美に包まれて多彩な景勝スポットを擁し、心洗われる風景を楽しみにドライブ客が多く訪れる場所でもあります。
特に秋は道内でも屈指の紅葉の名所。温泉街そばの渓流上にかかる「二見吊橋」からの眺めは、清らかな川とそそり立つ崖、それを覆う木々が赤や黄に染まり、絵画のような美しさで知られます。
車でさらに山奥へ、「豊平峡ダム」に足を延ばせば、ダム湖と渓谷がつくる雄大な紅葉風景にも出合えます。
もちろん秋以外にも定山渓エリアには、桜・新緑・雪景色と、自然が展開する絶景がいっぱいです。
定山渓へのアクセス
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【住所】北海道札幌市南区定山渓
【交通アクセス】車:札幌中心部から車で約50分~1時間
バス:札幌中心部からじょうてつバス「かっぱライナー号」で約1時間/新千歳空港から北都交通「快適湯ったりライナー」で約1時間40分【見学時期】
紅葉の見ごろ:例年10月上旬~中旬頃
※その他、通常の景観観賞は通年可能だが、二見吊橋へ至る散策路や、豊平峡ダムのダムサイト・展望台など、冬季は閉鎖・休業の箇所あり【駐車場】あり
※温泉街では、無料の公共駐車場または各施設(利用者のみ)の駐車場へ【問い合わせ】011-598-2012/定山渓観光協会
【公式HP】https://jozankei.jp/
並はずれた透明度が話題の自然湖「支笏湖」
周辺の豊かな緑の中にも自然美が
透明度の高さで知られる支笏湖は、日本有数のカルデラ湖。
その美しさは11年連続で、日本一の水質に選ばれたこともあるほど。
雄大な山々に囲まれており、四季折々の景色も堪能できます。「支笏湖野鳥の森」では茂る植物や、キツネ・エゾリスなど野生動物の息吹を感じることができるでしょう。
水中を覗ける観光船や、湖畔の温泉や、特産の魚「ヒメマス(通称・チップ)」のご当地グルメなど、景観だけにとどまらない魅力も豊富です。
支笏湖へのアクセス
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【住所】北海道千歳市
【アクセス情報】車:新千歳空港から約40分
【見学時期】通年 ※観光船は冬季休業
【駐車場】あり
【問い合わせ】0123-25-2404/支笏湖ビジターセンター(支笏湖観光案内所)
アイヌ伝説が息づく峡谷の景勝地「神居古潭」
紅葉の名所としても有名
読み方は「カムイコタン」。アイヌ語で「神のいるところ」という意味です。
「旭川八景」に選定されており、石狩川の急流に架かる吊り橋と峡谷がつくる景観は、四季を通じて神秘的な美しさを見せます。
紅葉の名所で知られ、秋の眺めはより鮮やかに。
木々と川と橋とが見事なコントラストを描きます。
数々のアイヌ伝説が残る場所であり、伝承話に登場する奇岩、おう穴群が点在。
竪穴住居跡、ストーンサークルなども見られ、最近はパワースポットとしても知られています。
神居古潭へのアクセス
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【住所】北海道旭川市神居町神居古潭
【交通アクセス】車:旭川中心部から約30分/札幌から約1時間30分(道央自動車道経由)
バス:旭川駅から中央バス深川私立病院行きで約30分、神居古潭下車徒歩約5分【見学時期】通年
※紅葉の見ごろは例年10月上旬~中旬頃
※冬季は除雪されていない箇所あり【駐車場】あり、30台(無料)
【問い合わせ】0166-25-7168/旭川市観光課
【公式HP】https://www.atca.jp/kankouspoy/%E7%A5%9E%E5%B1%85%E5%8F%A4%E6%BD%AD/
日高山麓の雄大な自然に包まれる「岩内仙峡」
紅葉狩りができるレジャー名所
帯広市の南西部、岩内川の上流域にある渓谷で、十勝では川遊びや紅葉狩りができるレジャー名所として有名です。
渓流を渡る吊り橋は、高さもあり、俯瞰で紅葉風景を眺められる絶好の観賞スポット。
細く深い谷間にかぶさるように、色づいた木々が濃密に広がる秋の光景はいちおしです。
10月中旬には「もみじまつり」が催され、地元の農畜産物を使った料理で秋の味覚を楽しみながら、紅葉を満喫できます。
岩内仙峡へのアクセス
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【住所】北海道帯広市岩内町70番地
【交通】車:JR帯広駅から約50分
【見学時期】春~秋※紅葉の見ごろは例年10月中旬~11月下旬頃
※冬季は除雪されていないため立ち入り不可【駐車場】あり(無料)
【問い合わせ】0155-60-2063/現地管理事務所
マイナスイオンたっぷり「白ひげの滝」
ブルーリバーと潜流瀑が生む美観
落差約30メートルの岩肌を、勢いよくしぶきを上げて白筋が流れ落ちる、清涼感たっぷりの滝。
溶岩層の裂け目から地下水が噴き出て滝となる、日本でも珍しい「潜流瀑(せんりゅうばく)」です。
十勝岳連峰からの清らかな地下水は、通称”ブルーリバー”と呼ばれる美瑛川に注がれていき、天候がよければコバルトブルーの水流を見ることができます。
同じ美瑛の観光名所「青い池」からは、車で5分ほどの近さ。
白金温泉街のすぐそばにあり、ぜひ立ち寄ってみてほしいスポットです。
白ひげの滝へのアクセス
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【住所】北海道上川郡美瑛町白金
【アクセス情報】車:JR美瑛駅より約30分
【見学時期】通年
※夜のライトアップは例年11月上旬~翌3月下旬【駐車場】あり(白金観光センター)
【問い合わせ】0166-92-4378/美瑛町観光協会
【公式HP】https://www.biei-hokkaido.jp/ja/facility/shirahige-waterfalls
爽快な”積丹ブルー”の大パノラマ「神威岬」
北海道西部・積丹郡の突端
神威岬は北海道西部・積丹郡の突端にあり、ダイナミックな景色を望める観光名所。
高さ80メートルの崖が続く岬の先まで、尾根伝いの遊歩道「チャレンカの小道」を20分ほど歩き、日本海の風を感じながら散策ができます。
道中、崖下に広がる海は”シャコタンブルー”と称される青さをたたえ、海底まで見えるほどの美しさ。
先端部では、その青い海にたたずむ姿が印象的な奇岩「神威岩」を沖に見られます。
神威岬へのアクセス
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【住所】北海道積丹郡積丹町大字神岬町
【アクセス情報】車:札幌中心部から約2時間20分
【見学時期】通年
※季節により遊歩道入口ゲートの開閉時間が異なるため要確認。また、強風や荒天時はゲートの開閉時間変更や閉鎖の場合あり
※エゾカンゾウの見ごろは6月~7月頃【駐車場】あり
【問い合わせ】0135-44-3715/積丹観光協会
【公式HP】https://www.kanko-shakotan.jp/spot/%E7%A5%9E%E5%A8%81%E5%B2%AC
180度広がる水平線に地球を感じて「地球岬」
北海道有数の景勝地
アイヌ文化に由来する国の名勝「ピリカノカ」に指定されている、北海道有数の景勝地。
晴天の日、断崖絶壁上にある展望台からは、地球の丸さを感じられるほどに広がる一面の海と、道南の恵山岬、遠く青森県の下北半島までを眺望できます。
「室蘭八景」にも選ばれており、室蘭観光といえば外せないスポットのひとつ。
タイミングを選べば、5月下旬~6月の早朝に現れる雲海に包まれた岬や、海上に光の道が浮かび上がる満月の夜など、趣向の違う情景も楽しめます。
地球岬へのアクセス
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【住所】北海道室蘭市母恋南町4-77
【交通アクセス】車:札幌中心部から約1時間54分/新千歳空港から約1時間18分 ※いずれも道央自動車道経由
JR:札幌駅から東室蘭駅まで特急「スーパー北斗」で約1時間30分。普通電車に乗り換え母恋駅下車(約8分)。駅前から道南バス地球岬団地線に乗り、地球岬団地バス停で下車して徒歩約15分【見学時期】通年
【駐車場】あり、41台(無料)
【問い合わせ】0143-23-0102/室蘭観光協会
北海道の交通手段はレンタカーがおすすめ
津軽海峡と道南名物”いさり火”を望む「立待岬」
断崖絶壁のビュースポット
夜景の名所である函館山から南東へ、車なら15分ほど。
津軽海峡に面した立待岬(たちまちみさき)は、押し寄せる波の音と強い風が印象的な、断崖絶壁のビュースポット。
函館の海岸線を一望でき、晴れた日には海峡の向こうに下北半島を見渡せます。
初夏~夏の夜には、道南の風物詩であるイカ釣り漁船の“いさり火”が間近に。
昼は迫力あるひと味違った函館の海を、夜は揺らめく灯りで雰囲気ある光景を、じっくりと観賞できる穴場です。
立待岬へのアクセス
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【住所】北海道函館市住吉町16
【交通アクセス】車:JR函館駅から約10分 市電:谷地頭電停下車、徒歩約15分
【見学時期】春~秋
※夜間(20時~翌朝6時)と、冬季(11月中旬頃から4月中旬頃)は通行止め【駐車場】あり、40台(無料)
【問い合わせ】0138-27-3333/函館市元町観光案内所
風すさぶ地で見られる日高山脈の終点「襟裳岬」
国指定の名勝「ピリカノカ」にも選定
北海道の背骨・日高山脈の南端部。
断崖が海へと沈み、岩礁が点々と続いて太平洋に消えるさまは、北海道のカタチ、その最果てを思わせるに充分の絶景です。
国指定の名勝「ピリカノカ」にも選定されています。
日本屈指の強風地帯としても知られ、風速10メートル以上の強風が吹く日はなんと年間290日以上。
岬にある「風の館」では、天候が荒れている日でも館内から襟裳岬の姿を楽しめるほか、最大風速25メートルの強風体験ができます。
襟裳岬へのアクセス
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【住所】北海道幌泉郡えりも町えりも岬
【交通アクセス】車:新千歳空港から約3時間30分(道央自動車道~日高自動車道、国道235号線、336号線、道道34号線経由)
【見学時期】通年 ※冬季は除雪されておらず近づけない箇所あり。周辺施設も休業
【駐車場】あり(無料)
【問い合わせ】01466-2-4626/えりも町役場 産業振興課 商工観光係
湖畔に広がる日本一の深紅の絨毯「能取湖のサンゴソウ」
秋の網走の風物詩
道東・網走市にある能取湖(のとろこ)は、日本一といわれる群生規模でサンゴソウが見られる湖。
青々とした緑色の茎全体が、初秋に赤く色を変え、湿地一面を深紅に染めます。
高く澄んだ秋の空、湖の青さ、サンゴソウの赤。見事なコントラストを見せる風景は、秋の網走の風物詩です。
色が際立つ昼間はもちろん、朝もやが発生することのある早朝や、虹の出現が期待される雨上りの風景もおすすめです。
能取湖のサンゴソウへのアクセス
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【住所】北海道網走市 能取湖
【アクセス情報】車:札幌中心部から約4時間30分
【見ごろ】8月下旬~9月下旬(ピークは例年9月の3、4週目)
【駐車場】あり
【問い合わせ】0152-47-2301/卯原内観光協会
【公式HP】https://visit-abashiri.jp/scenery/ab85b317b07f8abd9ba4c196ebddea9a9ddd65c2.html
数百の開花を追って何度も訪れたい「霧多布湿原」
豊富な花々が風景を彩る
約3,000平方メートルにわたって広がる霧多布湿原(きりたっぷしつげん)。
約300種の花が咲くことから“花の湿原”とも呼ばれ親しまれています。
雪解け後のフクジュソウやミズバショウにはじまり、初夏にはエゾカンゾウ、ワタスゲが。
足を運ぶたび、豊富な花々が風景を彩ります。本州では高地でしか見られない花が、ここでは登山せずとも目にできるのもうれしいポイント。
秋にススキの穂が揺れるまで、次々続く開花模様が魅力です。
霧多布湿原のサンゴソウへのアクセス
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【住所】北海道厚岸郡浜中町 霧多布湿原
【アクセス情報】車:釧路中心部から約1時間20分
【花の見ごろ】4月~9月下旬 ※花各種で見ごろは異なる
【駐車場】あり
【問い合わせ】0153-62-2239/浜中町役場 商工観光課 観光係
日高の空と大地に続く桜ロード「二十間道路」
ピンクが濃く色づいた桜並木
幅二十間(約36メートル)、直線約7キロ(全長8キロ)の道路の左右に、約3000本もの桜が咲き誇る、北海道随一ともいえる桜の名所。
北海道で主に見られる品種「エゾヤマザクラ」が7割を占め、本州で一般的なソメイヨシノに比べてピンクが濃く色づいた桜並木を見ることができます。
満開となる頃には、遠方から訪れる花見客も多数。
「しずない桜まつり」が開催され、桜のトンネルの下は北国の春を楽しむ人々でにぎわいます。
二十間道路へのアクセス
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【住所】北海道日高郡新ひだか町静内田原
【交通アクセス】車:札幌中心部から約2時間(道央自動車道経由)JR:日高本線静内駅から道南バス農屋行で20分、桜丘小学校下車徒歩15
【花の見ごろ】5月上旬~中旬 ※気候により変動あり
【駐車場】あり(無料)
※しずない桜まつり期間中は、一般車両駐車場、エントランス広場駐車場、駐車帯(静内農業高校の脇から路側帯を一部開放)などが提供され、二十間道路は全線駐停車禁止となる【問い合わせ】0146-43-2111/新ひだか町 経済部 商工労働観光課
【公式HP】https://www.shinhidaka-hokkaido.jp/hotnews/detail/00000170.html
山裾100ヘクタールの白い花園「硫黄山」
白い毬状の花で山裾を埋めつくす
摩周湖とセットで訪れる人も多い、道東・弟子屈町(てしかが)の観光地。
溶岩でごつごつした山肌の噴気孔からは、ガスを含んだ蒸気が上がり、地球が現在も活動していることを強く実感できるでしょう。
硫黄特有の匂いとともにこの地で印象的なのは、高山植物が山麓の低地に生えている、一風変わった眺め。白エゾイソツツジが群生し、白い毬状の花で山裾を埋めつくします。
その可憐な光景は、背後の噴煙とのギャップに富んだ、ここだけの景観です。
硫黄山へのアクセス
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【住所】北海道川上郡弟子屈町硫黄山
【アクセス情報】車:釧路中心部から約2時間30分
【花の見ごろ】6月中旬~下旬
【駐車場】あり
【問い合わせ】015-483-2670/川湯観光案内所
初夏を代表する「富良野のラベンダー」
爽やかな香りと紫色に癒されて
北海道の初夏を代表する観光といえば、ラベンダー畑めぐり。
最も知名度が高い「ファーム富田」は、日本最大級の栽培規模を誇り、年間約100万人が訪れる名所です。
リフトに乗って、空中散歩とともに眺望する「中富良野町営ラベンダー園」も人気。ほか、富良野市・中富良野町・上富良野町と隣接する3つの街の各所で、さまざまなラベンダー園を楽しめます。
富良野のラベンダーへのアクセス
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【住所】北海道富良野市/中富良野町/上富良野町
【交通アクセス】車:札幌中心部および新千歳空港から約2時間10分(道央自動車道経由)/旭川空港から約1時間(国道237号線経由)
【花の見ごろ】6月下旬~8月中旬
【駐車場】あり ※各園ごとに有無・料金が異なる
【問い合わせ】各園ごとに確認
夏空に映える500万本の大輪の花「名寄のひまわり」
広大なひまわり畑
道北に位置する名寄市(なよろし)は、映画ロケ地にもなった広大なひまわり畑が有名です。
夏、約500万本が一斉に開花。大輪の花を咲かせます。観賞エリアは大きく2カ所。
日進エリアの「サンピラーパーク」は、市内が一望できる丘にあり、斜面いっぱいに広がる”黄色いじゅうたん”が圧巻です。
智恵文エリアでは、「MOA名寄農場」が人気。
大人も楽しい「ひまわり迷路」、珍しい品種も見られる「世界のひまわり」に、毎年多くの人が集まります。
名寄のひまわりへのアクセス
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【交通アクセス】車:札幌中心部から約3時間/旭川市から約1時間40分 ※それぞれ道央自動車道 剣淵IC経由
【花の見ごろ】7月中旬~8月中旬
【駐車場】あり(無料)
【サンピラーパーク】住所:北海道名寄市字日進147
営業時間:9時~18時(5月~10月)、10時~22時(11月~3月)、9時~17時(4月)
料金:入園無料
問い合わせ:01654-3-9826【智恵文ひまわり畑】
住所:北海道名寄市智恵文クウカルウシユナイ MOA名寄農場
営業時間:9時~18時 ※季節によって変更あり
料金:入園無料
問い合わせ:01654-9-6711/なよろ観光まちづくり協会
黄色がまぶしい日本一の菜の花畑「滝川の菜の花」
北海道感動の瞬間(とき)100選にも選ばれている美しさ
空知地方の滝川市では、5月後半、ひまわりとはまた違った魅力の“黄色いじゅうたん”が畑一面を覆います。
市内各地に菜の花畑が広がり、その作付面積は日本一。
花咲く春、一大イベント「たきかわ菜の花まつり」が開催され、見事な黄色の風景を見に多くの観光客が訪れます。
舞台は、栽培が盛んな江部乙(えべおつ)丘陵地。
「幸せ色の丘」と名付けられた展望スポット、点在する菜の花畑をめぐる「菜の花タクシー」、特産品を味わえるグルメイベントと、盛りだくさんで楽しめます。
滝川の菜の花へのアクセス
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【住所】北海道滝川市江部乙町
【交通アクセス】車:札幌中心部から約1時間20分(道央自動車道経由)/JR滝川駅から約15分
【花の見ごろ】5月中旬~下旬 ※気候により前後する場合あり
※「たきかわ菜の花まつり」は例年5月下旬に開催【駐車場】あり、1台300円
【問い合わせ】0125-23-0030/たきかわ観光協会
丘一面がピンクの春色に染まる「東藻琴の芝桜」
目にも鮮やかな春の景観
道東、大空町のひがしもこと芝桜公園は、10ヘクタールの芝桜畑で有名な人気スポット。
丘の斜面に敷き詰めたように、ピンク・赤・白の小さな花がびっしりと咲き、目にも鮮やかな春の景観をつくります。
下から見上げる景色、上から眺める景色はどちらも壮観。
歩いて散策のほか、遊覧車でゆったりと丘を往復したり、ヘリコプターで空から見たりと、視点を変えて満喫することができます。
名物「芝桜ソフトクリーム」も要チェックです。
東藻琴の芝桜へのアクセス
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【住所】北海道網走郡大空町東藻琴末広393
【アクセス情報】車:女満別空港から約30分
- 【花の見ごろ】5月~6月上旬 ※満開は5月中旬頃
※「ひがしもこと芝桜まつり」は例年5月上旬~6月上旬にかけて開催
【駐車場】あり
【営業時間】8:00~17:00
- 【問い合わせ】0152-66-3111/東藻琴芝桜公園管理公社
【公式HP】https://shibazakura.net/
- 【花の見ごろ】5月~6月上旬 ※満開は5月中旬頃
道内唯一の城下町を歴史観光「松前城」
北海道で唯一の日本式城郭
北海道で唯一の日本式城郭である松前城(福山城)。
函館から国道228号線を南西に2時間ほど進み町内に入ると、丘の木々の上にある屋根と白い城壁が目に入ります。
一般的に「歴史が浅い」と言われることも多い北海道において、随一の歴史をもつただひとつの城下町。
明治以前の北海道の歴史を理解するうえで重要な遺産として、北海道遺産にも選定されています。
城のある松前公園とその周辺は、江戸の風情を感じながら歴史散歩が楽しめますよ。
松前城へのアクセス
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【住所】北海道松前郡松前町松城144
【アクセス情報】車:JR函館駅から国道228号線(追分ソーランライン)を経由して約2時間
- 【花の見ごろ】4月下旬~5月下旬 ※さくらまつりも同時期開催
【駐車場】あり(契約駐車場)
【営業時間】9:00~17:00(最終入館16:30)
- 【問い合わせ】0139-42-2726/松前観光協会
【公式HP】https://travel-matsumae.jp/spot/%E6%9D%BE%E5%89%8D%E5%9F%8E/
函館を代表する花見・雪見の名所「五稜郭」
ソメイヨシノが咲き誇る花見の名所
北方警備の要として、江戸幕府が建造した“星形”の城郭・五稜郭は、函館市民の憩いの場。
ここを観光するなら、まずは公園内に建つ「五稜郭タワー」を訪れてみましょう。
現在のタワーは平成18年(2006)に建てられたもので、高さは107メートル。
晴れた日には津軽海峡や下北半島までを見渡せる絶景スポット。
特に、城郭に沿ってソメイヨシノが咲き乱れる4月下旬~5月上旬の季節はおすすめです。
五稜郭タワーへのアクセス
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【住所】北海道函館市五稜郭町43-9
【アクセス情報】車:函館中心部から約10分
【花の見ごろ】4月下旬~5月上旬 ※開花状況により変動あり
【駐車場】なし
【営業時間】9:00~18:00
【問い合わせ】0138-51-4785/五稜郭タワー
頂上から秀峰「羊蹄山」を望む「中山峠」
絶好のビューポイント
札幌の南、喜茂別(きもべつ)町との境にある中山峠は、ニセコ・洞爺湖方面と札幌を車で行き来する人にはおなじみの通り道。
峠の頂上には道の駅「望羊中山」があり、人気の休憩ポイントとして親しまれると同時に、蝦夷富士(えぞふじ)と呼ばれる「羊蹄山」が見える絶好のビューポイントとしても知られています。
晴れた日は、広がる森林の向こうにまさに富士山のような美しい姿を望め、ドライブの最高の気分転換になること間違いなしです。
中山峠へのアクセス
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【住所】北海道虻田郡喜茂別町川上345番地 望羊中山
【交通アクセス】
車:札幌中心部から約1時間10~20分(国道230号線経由)/新千歳空港から約1時間40~50分(道央自動車道、国道230号線経由)
バス:札幌駅から道南バス「洞爺湖温泉行き」で約1時間25分、「中山峠」下車【見学時期】通年
※道の駅「望羊中山」営業時間: 8時30分~17時30分(年中無休)【駐車場】あり(無料)
【問い合わせ】0136-33-2671/望羊中山
【公式HP】https://ageimo.com/
一直線に伸びる感動ルート「天に続く道」
全長約18キロ続く直線道路
道東・斜里町の峰浜から大栄地区まで、全長約18キロ続く直線道路。
丘の上の最高地点から見晴らすと、アップダウンしながら遥か彼方までまっすぐに道路が伸び、果ては”天”につながっているように見え、その光景は近年SNSでも話題となりました。
夕陽の時間帯は特に、道の先が夕焼け空へと吸い込まれていくような感動的な眺め。バイカーや自転車ツーリングの旅行者にも高い人気を誇る、一度は走ってみたいルートです。
天に続く道へのアクセス
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【住所】北海道斜里郡斜里町峰浜(国道334号・244号線/斜里国道)
【交通アクセス】車:JR知床斜里駅から約15分/女満別空港から約1時間30分
【見学時期】4月頃~11月下旬 ※冬期は除雪されていないため通行不可
【駐車場】あり。丘の頂上からやや下がったところにある展望台の駐車スペースを利用
【問い合わせ】0152-22-2125/知床斜里町観光協会
北海道の交通手段はレンタカーがおすすめ
雄大な自然を駆け抜ける絶景国道「知床峠」
手つかずの大自然の中
世界自然遺産の知床半島。
その中間部を貫いて斜里町ウトロと羅臼町の間を結ぶ「知床横断道路」の頂上が、標高738メートルの知床峠です。
手つかずの大自然の中を走る道中もさることながら、展望台からの眺めも素晴らしく、目の前には羅臼岳がそびえ、天気が良ければ遠く北方領土の国後島まで望むことができます。
7月下旬でも見ることができる残雪の風景や、秋の紅葉も必見の美しさ。冬季通行止めにより「日本一開通期間の短い国道」ですが、景色の見ごたえは圧倒的です。
知床峠へのアクセス
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【住所】北海道斜里郡斜里町~目梨郡羅臼町(国道334号線)
【アクセス情報】車:女満別空港から約2時間30分
【駐車場】あり
- 【問い合わせ】0152-22-2125/知床斜里町観光協会
大樹海を見下ろすパノラマロード「三国峠」
ドライブルートとして通年で高い人気
国道の峠としては北海道で最も高い、標高1139メートルの地点を通る三国峠(みくにとうげ)。
大雪山地の深い樹海の中を縫って走り、ドライブルートとして通年で高い人気があります。
緑鮮やかな夏や、紅葉でカラフルに色づく秋。
どの季節も、眼下に広がる原生林と山々が織り成す大パノラマは壮観です。
峠の休憩所には展望台があるので、車を停めてゆっくり景色を楽しむことが可能。
また、緑深橋から見える松見大橋の眺めは、「日本百名道撮影場所」にも選ばれている絶景です。
三国峠へのアクセス
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【住所】北海道河東郡上士幌町字三股(国道273号線)
【交通アクセス】車:JR帯広駅から約2時間
【見学時期】通年
※紅葉の見ごろは例年9月下旬~10月中旬
※気象状況によっては閉鎖の場合あり【駐車場】あり。三国峠café駐車場 15台(無料)
【問い合わせ】01564-7-7272/上士幌町観光協会
牧場地帯のまっすぐな道に心がなごむ「ミルクロード」
ゆるやかにアップダウンした一直線の道
道東・中標津町(なかしべつ)の街から、人気の展望スポット「開陽台(かいようだい)」へと向かう町道北19号線。
ドライブやツーリングで走ると最高に気持ちがよい、長い直線道路が続きます。
周辺に牧場が多く、牛乳を出荷するタンクローリーがよく通ることから”ミルクロード”と呼ばれるようになりました。
ゆるやかにアップダウンした一直線の道、牧歌的かつ雄大なムードは、多くの運転手を魅了します。
ミルクロードへのアクセス
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【住所】北海道標津郡中標津町開陽(町道北19号線)
【交通アクセス】車:中標津空港から約10分
【見学時期】通年
【駐車場】一般乗用車なし。二輪車は駐車帯あり。
【問い合わせ】
0153-73-4787/中標津町観光案内所
北海道を感じる田園風景の一本道「ジェットコースターの路」
先に広がる丘陵や田園風景
ラベンダー観光で有名な上富良野町にあり、「かみふらの八景」のひとつにもなっている名物道路。
畑の合間に高低差の激しい直線の道が約2.5キロ伸びており、観光スポットとしてもよく知られています。
丘のうねりに沿って急上昇・急下降を繰り返しながら、まっすぐに見通す田園風景や十勝岳連峰の眺め。
特に道外の旅行者から、感激の声がたくさん聞かれます。停車せずゆっくりと車を走らせて景観を楽しむのがポイントです。
ジェットコースターの路へのアクセス
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【住所】北海道空知郡上富良野町(町道西11線)
【アクセス情報】車:JR上富良野駅から国道237号線を9.7キロ進み、「西11線農免農道」という標識を目印に左折
【問い合わせ】0167-45-3150/かみふらの十勝岳観光協会
富良野岳まで続く爽快な直線道路「パノラマロード江花」
キラキラと雪が白く輝く冬も、美しさは格別
「ジェットコースターの路」と同じく、上富良野町にはもうひとつ、「かみふらの八景」に選ばれているおすすめの絶景ロードがあります。
「パノラマロード江花」は、見晴らしのよい丘の上からゆるやかに坂を下って富良野盆地へと5キロほど、ひたすらまっすぐに伸びる道。
目線の先には雄大な十勝岳連峰と、パッチワークのような田園風景が広がります。
ドライブやサイクリングで駆け抜ける爽快感は、こちらも折り紙付き。セットで足を延ばしてみてほしいスポットです。
パノラマロード江花へのアクセス
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【住所】北海道空知郡上富良野町(北21号道路)
【交通アクセス】車:JR上富良野駅から4.2キロ。道道581号線沿いにある「パノラマロード江花」の小さな看板を左折し、1本目の道をさらに左折したところに「かみふらの八景」の標識がある
【見学時期】通年
【駐車場】なし
【問い合わせ】0167-45-3150/かみふらの十勝岳観光協会
“夕日の町”、釧路のシンボル「幣舞橋」
橋を望むアングルがおすすめ
釧路市街地を代表する観光名所が、幣舞橋(ぬさまいばし)。
「世界三大夕日」にも数えられるほど、夕日の美しい町として知られる釧路で、その魅力を特に堪能できるのがこの橋の眺めです。
川沿いの遊歩道から、橋を望むアングルがおすすめ。
辺り一面がオレンジ色に包まれる時間、夕焼けに浮かび上がる橋影はとても幻想的です。欄干にはそれぞれ作者の異なる4体の「四季の像」が飾られており、たたずむボディシルエットもまた、印象深く心に残ります。
幣舞橋へのアクセス
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【住所】北海道釧路市北大通
【アクセス情報】JR釧路駅から徒歩約10分
【駐車場】あり
【問い合わせ】0154-31-1993/(一社)釧路観光コンベンション協会
眼下に光り輝く札幌のパノラマ夜景「藻岩山」
人気・知名度抜群の展望スポット
札幌市のほぼ中央に位置する、人気・知名度抜群の展望スポット。
ロープウェイを乗り継いだ先、標高531メートルの山頂展望台からは、360°の“札幌大パノラマ”を楽しめます。
昼は街並みを見晴らし、夜は都市夜景をロマンチックに眺めて。
特に夜景は、近年「日本新三大夜景」にも選出された美しさを誇ります。
夏場なら、暗くなる直前の黄昏時”マジックアワー”を堪能するのもおすすめ。市内中心部から市電でもアクセスしやすい、魅力たっぷりの観光名所です。
藻岩山へのアクセス
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【住所】北海道札幌市中央区伏見5丁目3-7(もいわ山ロープウェイ)
【交通アクセス】車:札幌駅から約15分/新千歳空港から約60分(道央自動車道経由)
市電:札幌中心部「西4丁目」または「すすきの」電停から約20分、「ロープウェイ入口」下車、無料シャトルバスで約5分
地下鉄&バス:東西線「大通」駅から約6分、「円山公園」駅下車。円山バスターミナルからJRバス(循環円11)ロープウェイ線に乗り換えて約17分、「もいわ山麓」駅下車【見学時期】通年
※メンテナンスのためロープウェイの休業や夜間営業のみの場合あり【営業時間(ロープウェイ)】
夏季(4月~11月):10時30分~22時(上り最終21時30分)
冬季(12月~3月):11時~22時(上り最終21時30分)【特別営業(ロープウェイ)】
12月31日(大晦日):11時~17時(上り最終16時30分)
1月1日(元旦):5時~17時(上り最終16時30分)【料金】
ロープウェイ+もーりすカー(往復):大人1700円、小学生以下850円
ロープウェイ(往復):大人1100円、小学生以下550円
もーりすかー(往復):大人600円、小学生以下300円
※その他、プラネタリウム等施設利用の場合は別途料金あり【駐車場】
あり、中腹駅駐車場
※中腹へは藻岩山観光自動車道(4月初旬~11月上旬)を利用。通行料は一般乗用車660円、二輪車320円。冬季は通行止め【問い合わせ】
011-561-8177/もいわ山ロープウェイ
港町の情景が美しい定番スポット「函館山」
旅行ガイドでも三ツ星を獲得した絶景
夜景の名所として全国的に知られる函館山。
ミシュランの旅行ガイドでも三ツ星を獲得した絶景スポットです。
展望台からは、海に囲まれた扇形の地形が織りなす幻想的な夜景が広がり、訪れる人を魅了します。
山頂へは、車(時間規制あり)や登山バスでもアクセス可能ですが、特におすすめなのが「函館山ロープウェイ」。
わずか約3分で山頂に到着し、ゴンドラ内からも美しい街並みを一望できます。
昼間は青空と海、街のコントラストも美しく、時間帯を問わず絶景を楽しめます。
函館山へのアクセス
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【住所】北海道函館市函館山
【アクセス情報】車:JR函館駅から約8分
【駐車場】なし
【営業時間】4月20日~9月30日始発10:00下り最終22:00
10月1日~4月19日始発10:00下り最終21:00【公式HP】https://334.co.jp/
火山活動が生んだ迫力の景観を望む「有珠山・昭和新山」
ユネスコ「世界ジオパーク」に認定
有珠山・昭和新山は洞爺湖の南に位置する標高733メートルの活火山。
有珠山を含むエリア一帯は貴重な大地の遺産としてユネスコ「世界ジオパーク」に認定されています。
山の見学にはロープウェイを利用。
有珠山の噴火で隆起した「昭和新山」を眺め、見晴らしのよい「洞爺湖展望台」からは湖や昭和新山を見下ろす眺望を楽しめます。
「外輪山遊歩道」を約1時間ほど歩けば、今なお噴煙を上げ拍動する有珠山の噴火口を見ることができます。
有珠山・昭和新山へのアクセス
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【住所】北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山184-5(有珠山ロープウェイ)
【アクセス情報】車:札幌中心部から約2時間30分
【駐車場】あり
【営業時間】8:00~18:00(季節により変動あり)
【問い合わせ】0142-75-2401/有珠山ロープウェイ
ぐるり330度、草原の地平線「開陽台」
ライダーの聖地とも呼ばれている展望スポット
雄大な牧草地と地平線を見渡す眺望が口コミで広まり、北海道を旅するライダーの聖地とも呼ばれている展望スポット。
近年は一般旅行者からも、”行ってよかった”と高い評価を集めています。台地にあるため、草原、牧草地、丘陵からなる地平線を悠々と330度見晴らすことができ、放牧された約1000頭の牛が過ごすのどかな風景を一望。
遊歩道を歩けば、牛たちを間近に見られるほか、周辺の植物や野鳥、昆虫の観察も楽しめます。
開陽台へのアクセス
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【住所】北海道標津郡中標津町字俣落2256番17
【交通】車:中標津空港から約15分
【見学時期】春~秋
※冬季も展望台は開放されているが、至る歩道の除雪はされていない【営業時間】4月下旬~10月末の9時~17時30分(10月は16時30分まで) ※屋上は常時開放
【料金】無料
【駐車場】あり、60台(無料)
【問い合わせ】0153-73-4787/中標津町観光案内所
大沼・函館方面を一望する注目の景勝地「きじひき高原」
夜は函館の夜景を
駒ヶ岳・大沼方面、また津軽海峡・函館方面まで、道南の雄大な景色を一望のもとに。
そんなパノラマスポットが、北斗市のきじひき高原です。函館方面を見ると、函館山や市街地の風景がくっきり。
さらにコンディションがよい日には、“蝦夷富士”と呼ばれる羊蹄山(ようていざん)や、室蘭方面までも見渡すことができます。
屋根付きの展望台もあり、天気を気にせず景色が楽しめるのも魅力です。
きじひき高原へのアクセス
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【住所】北海道北斗市村山174
【アクセス情報】車:JR新函館北斗駅から約15分
【駐車場】あり
【営業時間】8:30~20:00(7月1日~8月31日までは21:00まで延長)
【問い合わせ】0138-73-3111/北斗市役所経済部観光課観光係
小樽の街とオーシャンビューが目の前に「天狗山」
山頂は、絶好のビューポイント
天狗山は市街地と海を一望する、小樽のシンボル的な存在。
標高532.4メートルの山頂は、絶好のビューポイントです。
急勾配をロープウェイで上がれば、目の前に小樽、遠くは積丹半島までを見渡すことができます。
特に夜景はおすすめ。”宝石を散りばめたよう”と称される輝きで、「北海道三大夜景」のひとつに選ばれています。
山頂には「屋上展望台」をはじめ5つの展望台があり、場所によって見える景色もさまざまです。
めぐってお気に入りのポイントを見つけてみてください。
天狗山へのアクセス
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【住所】北海道小樽市最上2丁目16-15
【アクセス情報】車:札幌中心部から約1時間
【駐車場】あり
【営業時間】9:00~21:00
【問い合わせ】0134-33-7381/小樽天狗山ロープウェイ
北海道の絶景スポットへ実際に足を運んでみて
北海道は四季折々でまったく違う表情を見せてくれる、まさに大自然の宝庫です。
雄大な山々、透き通る湖、そしてどこまでも続く空と大地、その一つひとつが、訪れる人の心に深い感動を刻んでくれます。
写真や映像では伝えきれない迫力を、ぜひ実際に足を運んで体感してみてくださいね。
北海道は土地が広く、公共交通機関だけでは移動に不便なエリアも多いため、車が欠かせません。北海道旅行にはレンタカーを借りて効率よく快適に回ることをおすすめします。