立待岬|津軽海峡に面した函館のダイナミックビュースポット
【投稿日】2022年12月16日(金)| 北海道発
周辺の観光名所から車で15分程度の好アクセス

函館にある立待岬(たちまちみさき)は、夜景で有名な函館山の南端に突き出ており、津軽海峡に面した断崖絶壁の岬。
押し寄せる波の音と強い風が印象的で、海岸線を一望できる素晴らしいビュースポットです。天気が良ければ、海の彼方に青森県の下北半島まで望むことができ、壮大な海と見晴らしの良い景色が広がります。また、初夏~夏の夜にはイカ釣り漁船の漁火(いさりび)も。
立待岬へは、函館市電「谷地頭」停留所から住宅地を通り、15分ほど坂を上ることになります。駐車場もあり、車でもアクセス可能ですが、岬までの道は狭いので運転には注意を。
坂の途中には石川啄木と一族の墓があります。石川啄木がよく散歩したといわれる大森浜が見えるため、この地に墓が建てられました。岬に行くまでには墓地を通らなければならず、夕暮れ時は少し雰囲気がある場所。
近くにはリーズナブルな料金で入浴できる市営谷地頭温泉もあるので、帰りに温泉に立ち寄るのもおすすめです。
駐車場の隣には、自然の岩を利用して作られた与謝野寛・晶子の歌碑が立ちます。北海道を代表する花・はまなすも植えられており、赤い花や実も目を楽しませてくれますよ。ただし、はまなすにはトゲがあるので注意。
小さな売店にはつぶ貝が販売されており、こちらも人気。ソフトクリームなども販売されているので、ベンチに座り景色を眺めながら、ゆっくりとくつろいでみましょう。
【投稿日】2022年12月16日(金)【投稿者】たびらい編集部