北海道発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
エリア
キーワード
達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
豊かな自然に恵まれた地ニセコに旅して、美しい沼を散策して森林浴をしたり、たくさんの泉質が湧き出す温泉に入ってのんびりとした時間を過ごしませんか。
ニセコと一口で言っても、その広い範囲にはたくさんの見どころがあります。トレッキングで豊かな自然を満喫して、その自然の恵みに育まれた食材を使用したグルメに舌鼓を打ち、川や山でのアクティビティで遊び倒す。自転車ブームの昨今、いくつかの大会の開催地にもなるニセコには多くの自転車ファンが集まります。もちろん見るだけではなく、ニセコでのサイクリングは魅力いっぱいなのでぜひ体験してみて。いろんなことが楽しめるうえに、地元の人もとても温かい。何度でも来たくなるところ、ニセコをご紹介します。
[たびらいセレクション]
(たかなし ゆたか) 高梨 穣さん
ニセコは大小さまざまな湖沼がある地域。豊かできれいな伏流水によってできた水面はまるで鏡のように静かにきらめいています。沼自体の美しさもさることながら、湖畔に至るまでの散策路で花や草木、バードウォッチングなどを楽しめるのも魅力的です。 「半月湖」や神仙沼は駐車場から15分~30分ほどで湖畔までたどり着けるので、気軽に散策を楽しむことができます。ニセコいち美しいと言われる神仙沼は、ぜひ一度見てもらいたい景色。神仙沼から15分ほどの近い場所に「長沼」というスポットもあり、行くなら2カ所いっぺんに行くのがいいでしょう。 「大沼」や「鏡沼」、「三角沼」などは1時間ほど歩くコースになっているので、トレッキングにオススメ。登山道を歩きながら、道端に咲く花や動物たちの声に足を止めてみると、とても癒されます。 沼の周囲は季節によって風景も変わり、夏だけでなく、紅葉の時期にもたくさんの観光客が訪れます。沼めぐりをすると、ニセコの自然の素晴らしさを知ることができるはずです。
「ツールド北海道」や、「ニセコHANAZONOヒルクライム」など、自転車の大会が多く開かれるニセコの地には、大会時に限らず多くのサイクリストたちが集まります。何と言っても気候が良く、緑あふれるまっすぐな道をロードバイクで駆け抜けると、夏でも涼しく爽やかな風を感じられるので気分も爽快。平坦な道のコースを選べば、初心者や女性でもチャレンジしやすいでしょう。もちろんMTB派も満足できます。アップダウンの多いオフロードもバッチリ網羅しているので、ニセコサイクリングにはファンが多いんです。 レンタルサイクルは「バイシクルコーナー」や「リズムサイクルズ」というショップで取り扱っています。ヘルメットも付いているため、手ぶらでふらりと立ち寄って気軽にサイクリングできるのがうれしいところ。自転車のレンタルだけでもいいですが、ツアー(要予約)に申し込めばいくつかのコースの中から自分に合ったものをセレクト可能です。ガイドが一緒にいるため、困った時に頼れるのが安心。
ニセコは農作物が育つのに適した気候の地域と言えます。昼と夜の寒暖差が大きいため、味の濃い野菜が育つのです。じゃがいもやそばが有名ですが、最近ではルバーブなどの新しい野菜の生産も行なっています。 野菜は道の駅「ニセコビュープラザ」の直売所等で購入できます。ここで売られている野菜は本当に大人気で、朝早くから野菜を求める人でいつも大賑わい。もちろんレストランでは地元産食材を使っているところがほとんどなので、素材のおいしさを生かした料理を食べられます。 また、そばの栽培も盛んで、おいしいそば屋さんも点在しています。楽一やいちむらなどが有名ですが、店ごとに違ったこだわりがあるのもポイント。その中で自分にしっくりくる一店を発掘するのがまた楽しいんです。 さらに、ニセコでは乳製品も有名。「ミルク工房」やチーズ工房では、とれたてのミルクを加工したスイーツやチーズが販売されています。ニセコの野菜とチーズを組み合わせたイタリアンなどもぜひ味わってみてください。
たくさん歩き、たくさん遊んだ後には、やはり温泉で旅の疲れを取るのが一番。ニセコ温泉郷の温泉にはいくつもの泉質の湯が湧き出しており、その効能は美肌効果の高いものや、血行を促進してデトックス効果があるものなど実にさまざまです。日帰り入浴できるホテルも多いので、宿泊先の温泉一カ所だけで済まさず、いろんな場所の”温泉めぐり”を楽しんで欲しいところ。 そこでお得な「ニセコ湯めぐりパス」の利用がおすすめです。1440円で3カ所の対象温泉に入ることができます。施設によって上下はありますが、500円~1000円くらいの入浴料なので、およそ1回分無料で入れると考えていいでしょう。180日間の有効期間があるので、一日で使い切らなくても大丈夫。ニセコ湯めぐりパスは、ニセコビュープラザや湯めぐりパス対象の各温泉施設で購入することができます。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
ニセコのアクティビティはラフティングなどが有名ですが、それだけが全てじゃない。インドア体験なども充実!
ニセコの野菜や果物を存分に味わえる、おいしいお店をご紹介。
ニセコにはいくつかの温泉郷があり泉質も豊富なので、効能を見て選ぶことができる。
ニセコの観光名所は公共交通機関だけで行くのはちょっと大変。見所が点在しているので車で回るのがおすすめ。各所には駐車場がほぼ用意されているが、台数が限られているので混み合う時期は譲り合いで気分の良い旅にしよう!
札幌から 国道230号線経由 約120分千歳から 国道276号線経由 約120分小樽から 国道5号線経由 約100分
ニセコバス 小樽⇔ニセコ 約2時間北海道中央バス 札幌⇔ニセコ(高速バス) 約3時間
札幌駅→小樽駅→ニセコ駅※小樽駅→ニセコ駅は本数が少ないので注意
ニセコ・ルスツホテルガイド・宿泊予約アクティビティとグルメの街「ニセコ」夏は深い緑に囲まれた森や山と、清流日本一の川。冬はパウダースノーのスキー場とアクティビティに最適。また、広大な大地で取れる新鮮な野菜や牧場で育てられたミルクやチーズも魅力的
内陸~海へ、ニセコが備える魅力の一端
ニセコは山に囲まれている地域だから、こんな風景とは無縁? そんなことはありません。むしろ後志(しりべし)地方の真ん中にあるから、日本海側・太平洋・噴火湾側、どの方面にも行きやすいという利点があります。 アクティビティが盛んなニセコでは、各施設でいろんなツアーが用意されており、カヤックには尻別川を下るものや、写真のように積丹の美しい海まで出るツアーと実に多彩。清流に身を任せ、自然と一体になる瞬間の快感はクセになります。
関連タグ
”ローカル旅行”の楽しみ方を見つけて、比べて、予約できる旅行サイトです。
たびらいの予約サービスが人気の理由⇒
北海道の旬な観光情報を現地からお届け
たびらい北海道
この記事を読む