IC・JCT情報
観光地への起点となる道央自動車道の主要なIC、JCTを紹介。走行距離や移動時間を目安に、旅のプランを立てよう。
大沼公園(おおぬまこうえん)IC
2016年10月時点、道央道の最も南にあるIC。大沼国定公園の北西に位置し、函館市内、函館空港、湯の川温泉へは、大沼公園ICから国道5号を利用する。
最寄りの観光地へのアクセス
・大沼公園へ
大沼公園ICから国道5号を函館方面へ約7キロ、所要約10分。大沼公園は大沼、小沼、蓴菜沼など湖沼群に大小126もの島が浮かぶ水辺のリゾート地。遊歩道、遊覧船、カヌーなどで湖巡りが楽しめる。
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・函館へ
教会や旧領事館などが建ち並び、異国情緒漂う港町・函館市内へは、大沼公園ICから国道5号・函館新道を南下する。五稜郭まで約30キロ、所要約40分、函館駅前まで約33キロ、所要約50分。函館駅前から函館山山頂へは国道279号を経由して道道675号を上り、約6キロ、所要約15分。
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・湯の川温泉へ
津軽海峡を望む温泉街・湯の川温泉へは、大沼公園ICから国道5号を経由して函館新道・函館新外環状道路を走り赤川ICへ。さらに道道347号経由で道道100号へ入り南下すると、湯の川温泉街へ着く。大沼公園ICから約34キロ、所要約40分。
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八雲(やくも)IC
内浦湾に面した八雲町にあり、国道277号に接続。国道277号を西へ走ると、日本海側の乙部町、江差町へ通じる。松前半島先端の城下町・松前町や北海道最南端の白神岬へは、八雲ICを利用する。
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・江差港へ
江差港は、日本海に浮かぶ離島・奥尻島への定期船が発着。八雲ICから国道277号を日本海方面へ走り、国道229号とのT字路を左折。海沿いの国道を南下すると江差港に着く。八雲ICから江差港まで約67キロ、所要約1時間25分。
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・松前へ
松前城や、藩政時代の町並みを再現した松前藩屋敷などが見どころの日本最北の城下町。約1万本250種のサクラが咲く松前公園は、4月下旬~5月下旬が見ごろ。松前城へは、八雲ICから国道277号を経由して、国道229号~国道228号を海に沿って南下する。八雲ICから約130キロ、所要約2時間40分。
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虻田洞爺湖(あぶたとうやこ)IC
有珠山の麓の洞爺湖町にあり、国道230号に接続する。IC近くにはダイナミックな火山観光が楽しめる洞爺湖、洞爺湖温泉があり、国道230号を北上すると、スキー、ラフティングなど多様なアウトドアレジャーが楽しめるニセコへ至る。
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・洞爺湖・洞爺湖温泉へ
虻田洞爺湖ICから国道230号を北へ走り、洞爺湖畔まで約3キロ、所要約4分。洞爺湖温泉へは、さらに道道2号を東へ1キロほど走る。洞爺湖は周囲約43キロ、中央に4つの中島を浮かべるカルデラ湖。南側には標高737mの有珠山がそびえ、ロープウェイで山頂に上ると、洞爺湖や大噴火口が一望できる。湖畔には洞爺湖温泉街が広がり、ロケーション自慢の宿が建ち並ぶ。
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・ニセコへ
羊蹄山を望むニセコは、道内屈指のリゾート地。夏はカヌー、トレッキング、冬はスキーと一年を通してアウトドアレジャーが充実。温泉天国でもあり、ニセコ昆布温泉、五色温泉、新見温泉などの湯巡りを楽しめる。虻田洞爺湖ICから道の駅ニセコビュープラザまで洞爺湖から道道66号を西へ走り、約47キロ、所要約1時間。
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登別東(のぼりべつひがし)IC
登別市内に2カ所あるICのひとつ。登別駅と登別温泉を結ぶ道道2号に接続する。登別温泉へは、このICを利用する。
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・登別温泉へ
9種類もの温泉が湧出する北海道を代表する温泉郷・登別温泉へは、登別東ICから道道2号を北上。温泉街まで約6キロ、所要約8分。
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苫小牧東(とまこまいひがし)IC
苫小牧市に2カ所あるICのひとつ。高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)の日高自動車道に接続し、多くの名馬を輩出した日高や、日高山脈の最南端・襟裳岬へ通じる。日高道は2016年10月時点で日高門別ICまで供用中。
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・苫小牧西港フェリーターミナル・苫小牧東港フェリーターミナルへ
八戸、仙台、大洗、名古屋方面の太平洋航路フェリーが発着する苫小牧西港フェリーターミナルへは、国道36号を西へ約12キロ、所要約20分。日本海側の敦賀行きのフェリーが発着する苫小牧東港フェリーターミナルへは、苫小牧東ICから日高道に入る。苫小牧東ICから4つ目の厚真ICから一般道へ下りてすぐ。苫小牧東ICから約23キロ、所要約30分。
・日高へ
名馬のふるさと・日高には多くの牧場がある。苫小牧東ICから日高道の終点まで走り、国道235号をさらに東へ。苫小牧東ICから道の駅サラブレッドロード新冠まで約75キロ、所要約1時間30分。道道209号沿いはサラブレッド銀座とも呼ばれ、馬が草を食むのどかな風景が広がる。
・襟裳岬へ
「北海道の背骨」といわれる日高山脈が太平洋に向かって突き出した襟裳岬。苫小牧東ICから日高道経由して、海沿いの国道235号~国道336号を東へ走る。苫小牧東ICから襟裳岬まで約175キロ、所要約3時間40分。岬には灯台があり、展望台から太平洋が見渡せる。
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新千歳空港(しんちとせくうこう)IC
新千歳空港に直結。新千歳空港ICから道道1175号、道道1091号経由で国内線ターミナルまで約7キロ、所要約10分。
千歳(ちとせ)IC
昭和46年、道央道の千歳IC~北広島ICの開通に伴い、供用が開始された道内初のIC。IC周辺には、日本有数の透明度を誇る支笏湖や、道内最大級のショッピングモール・千歳アウトレットモール・レラがある。
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・支笏湖へ
国内有数の透明度を誇る支笏湖。千歳ICからカラマツ並木が続く道道16号~国道453号を西へ約27キロ、40分ほど走ると支笏湖畔の支笏湖温泉に着く。船底から湖底ウォッチングが楽しめる遊覧船が運航。
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北広島(きたひろしま)IC
道央道で最初に供用を開始したICの一つ。札幌ドームや札幌駅に通じる国道36号に接続。羊ヶ丘や、札幌の奥座敷・定山渓温泉へはこのICを利用する。
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・さっぽろ羊ヶ丘展望台へ
札幌市街地や石狩平野を背に、羊が草を食む牧歌的な風景が広がる丘陵地。北広島ICから国道36号を札幌駅方面へ走り、道道82号を経由して約10キロ、所要約20分。彼方を指さすクラーク博士像は人気の写真スポットだ。
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・定山渓温泉へ
湧出量毎分8600リットルと豊富な湯量を誇る定山渓温泉へは、北広島ICから国道36号、道道82号を経由し、さらに国道230号を西へ走る。北広島ICから約33キロ、所要約1時間5分。温泉はもちろん、乗馬、ラフティング、カヌーなどアクティビティも充実。
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札幌(さっぽろ)JCT
道央道と、小樽方面へ延びる札樽道を繋ぐJCT。旭川方面のみ出入りが可能なハーフIC・札幌ICを併設する。札幌駅やすすきの方面へは、札樽道札幌北ICの利用をすすめる。
三笠(みかさ)IC
三笠市にあり、道道116号に接続。富良野方面への最寄りICで、富良野へは国道452号、道道135号を経由して約66キロ、所要約1時間30分。ただし、途中、道幅が狭くアップダウンやカーブも多いので、走行には注意が必要。富良野へは、三笠ICから旭川方面へ3つ目の滝川ICの利用も考えられる。
滝川(たきかわ)IC
国道38号に接続し、東へ走れば、富良野に通じる。三笠ICに比べ、走行距離は長いが、国道38号は道幅も広く、走りやすい。国道38号を西へ走り、滝川市内から国道451号をさらに西へ向かうと、日本海へ通じる。
最寄りの観光地へのアクセス
・富良野へ
ラベンダー畑やドラマのロケ地で知られる富良野へは、滝川ICから国道38号を南東へ約55キロ、所要約1時間15分。滝川ICから富良野駅周辺へ続く国道38号は、一本道でわかりやすい。
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深川(ふかがわ)JCT
道央道と、深川留萌自動車道(一般国道の自動車専用道路)を結ぶJCT。深川留萌自動車道は国道233号に接続し、2016年10月時点で留萌市の留萌大和田ICまで延びている。日本海沿いの国道232号に繋がり、南へ走れば石狩市へ、北上すればサロベツ原野を経て稚内へ通じる。天売島や焼尻島への船が発着する羽幌港フェリーターミナルは国道232号沿いにある。
最寄りの観光地へのアクセス
・焼尻島・天売島(羽幌港フェリーターミナル)
日本海に浮かぶ2つの離島・天売島と焼尻島への船が発着する羽幌港フェリーターミナルへは、深川JCTから約101キロ、所要約2時間。深川留萌道留萌大和田ICで下り、国道232号を北上する。焼尻島はイチイの原生林とめん羊牧場で知られ、天売島ではウトウやウミガラスなど多くの海鳥が見られる。
・稚内へ
日本最北の都市・稚内へは、深川JCTから深川留萌道~国道232号~道道106号を経由して、約235キロ、所要約4時間50分。主な見どころは、日本最北端の宗谷岬、夕日が美しいノシャップ岬など。利尻島、礼文島へ渡るフェリーは、稚内港フェリーターミナルから発着する。
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旭川鷹栖(あさひかわたかす)IC
鷹栖町と旭川市にまたがるIC。道道146号を経由し、旭川市街を外周する国道12号(旭川新道)に接続。渋滞する旭川市内を通らずに、美瑛や富良野方面へ行くことができる。
最寄りの観光地へのアクセス
・美瑛へ
CMのロケ地として知られる美しい丘陵地・美瑛へは、旭川鷹栖ICから国道12号を経由し、国道237号を南下。旭川鷹栖ICから美瑛駅周辺まで約30キロ、所要約50分。美瑛、富良野を南北に走る国道237号は花人街道とも呼ばれ、花畑や観光農園が続く格好のドライブコース。旭川鷹栖ICから富良野まで約62キロ、所要約1時間40分。
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旭川北(あさひかわきた)IC
旭川市北部にあり、道道37号に接続。道道37号を南へ道なりに走れば、旭川市旭山動物園に着く。
最寄りの観光地へのアクセス
・旭川市旭山動物園へ
ホッキョクグマやアザラシなどの行動展示が人気の旭川市旭山動物園へは、旭川北ICから道道37号を南へ約10キロ、所要約20分。動物園は山の傾斜地にあり、麓の正門と頂上の東門に駐車場がある。見学したい展示室に近い駐車場に止めれば、効率よく回れる。
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比布(ぴっぷ)JCT
道央道と、旭川紋別自動車道(国道450号の自動車専用道路)を繋ぐJCT。旭川紋別道は旭川から紋別方面へ延び、2016年10月時点で遠軽町の丸瀬布ICまで開通している。丸瀬布ICに接続する国道333号をさらに東へ進めば、網走市へ至り、さらに国道334号を東へ走ると知床半島に至る。
最寄りの観光地へのアクセス
・大雪山・層雲峡温泉へ
旭岳をはじめ標高2000メートル級の高峰が連なる大雪山。その山麓に層雲峡温泉などの温泉が点在する。層雲峡温泉へは道央道比布JCTから旭川紋別道へ入り、上川層雲峡ICで下りる。国道39号を南東へ走ると層雲峡温泉街に着く。比布JCTから温泉街まで約51キロ、所要約1時間。大雪山黒岳七合目まで温泉街からロープウェイ、リフトが運行している。
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・網走へ
オホーツク海沿岸に位置する網走へは、道央道比布JCTで旭川紋別道に入り、丸瀬布ICから国道333号、国道39号を東へ走る。比布ICから網走駅周辺まで約185キロ、所要約3時間40分。網走の主な見どころは、刑務所風景を再現した博物館網走監獄や、冬季にオホーツク沿岸に接岸する流氷など。
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・知床へ
世界自然遺産・知床へは、道央道比布JCTから旭川紋別道に進路をとり、丸瀬布ICまで走る。ICに接続する国道333号を東へ走り、さらに国道39号、国道334号を東へ走ると、知床半島の入口・斜里町に着く。比布JCTから道の駅うとろ・シリエトクまで約260キロ、所要約5時間5分。手付かずの自然が残る知床では、知床連山、カムイワッカの滝などを海上から眺める西海岸クルーズや、地上遊歩道や高架木道で知床五湖を巡るトレッキングなどが楽しめる。
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士別剣淵(しべつけんぶち)IC
2016年10月時点で道央道の最北にあるIC。国道40号に接続し、北上すれば名寄、音威子府を経て稚内に通じる。士別剣淵ICから稚内まで約196キロ、所要約4時間。
※2016年10月現在