小樽市の小樽ICから道央道札幌JCTへ至る延長約38.3キロの高速道路。小樽IC~札幌西IC間は海沿いの高台地域を走るのでカーブや高低差が多い。札幌西IC~札幌JCT間は、札幌市街を走る札幌新道の上を走る高架道路。多くのICがハーフICで札幌新道と繋がっているが、走行方向に制限があるので、注意したい。札樽道はICとJCTをあわせて10カ所、SAはなく、PAが上下各1カ所。なお、札幌JCT⇒小樽ICが上り線、小樽IC⇒札幌JCTが下り線となる。
IC・JCT情報
観光地への起点となる札樽自動車道の主要なIC、JCTを紹介。走行距離や移動時間を目安に、旅のプランを立てよう。
小樽(おたる)IC
小樽市にあり、札樽道の起点。小樽駅に通じる国道5号と、小樽運河に通じる道道17号に接続している。ニッカウヰスキー蒸留所がある余市や、奇岩断崖が続く積丹半島へは、小樽ICを利用する。
最寄りの観光地へのアクセス
・小樽へ
異国情緒漂う小樽へは、小樽ICから小樽運河まで道道17号経由して約3キロ、所要約10分。ICを下りてすぐの築港交差点を右折すれば、舞鶴や新潟方面へのフェリーが発着する小樽港フェリーターミナルへ繋がる。小樽は、石造りの倉庫が建ち並ぶ小樽運河や、明治~昭和初期のレトロな建物が残る北のウォール街などが主な見どころ。寿司やスイーツなどグルメも充実している。
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・余市・積丹半島へ
アイヌ伝説が残る景勝地・積丹半島へは、小樽ICから道道17号、国道5号を経由して余市市内へ入り、さらに国道229号を西へ進む。小樽ICから積丹半島突端の神威岬まで約70キロ、所要約1時間35分。シャコタンブルーの海岸線を眺めながらのドライブが楽しめ、夏ならば名物のウニも味わえる。途中の余市にあるニッカウヰスキー蒸留所では、ウイスキーの製造工程の見学ができる。小樽ICから余市まで約23キロ、所要約35分。
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朝里(あさり)IC
小樽市にあり、道道1号に接続。小樽の奥座敷・朝里川温泉へは道道1号を南へ走る。道道1号をさらに南へ走り、朝里峠を抜け、さっぽろ湖を過ぎると、定山渓温泉へ繋がる。渓谷沿いを走るので四季折々の景色が楽しめる。
最寄りの観光地へのアクセス
・朝里川温泉へ
朝里川沿いの朝里川温泉へは朝里ICから道道1号で約3キロ、所要約5分。ゴルフやテニス、冬はスキーが楽しめる。
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札幌北(さっぽろきた)IC
札幌北ICは、第一ICと第二ICがある。札幌JCT方面(下り線)の出入口が札幌北第一ICで国道274号に接続、小樽方面(上り線)の出入口が札幌北第二ICで国道5号に接続する。札幌駅、大通公園、円山公園、すすきのへは、このICからアプローチすれば、道がわかりやすい。
最寄りの観光地へのアクセス
・札幌市内(大通公園、円山公園、すすきの周辺)へ
札幌駅周辺へは、札幌北ICに接続する国道5号を南下する。国道5号の西側にはポプラ並木で知られる北海道大学がある。札幌駅を過ぎるとさっぽろ雪まつりが開催される大通公園があり、さらに南へ走ると札幌一の繁華街・すすきのへ続く。札幌北ICから札幌駅まで国道5号経由で約4.5キロ、所要約15分。大通公園まで約5.2キロ、所要約20分。新施設のオープンが続く札幌市円山動物園へは国道5号~道道89号を経由して約8キロ、所要約20分。
※2016年10月現在