北海道発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
北海道と言えば海鮮、海鮮と言えば寿司。出張で札幌に来たら必ず立ち寄る贔屓店をお持ちのビジネスマンも多い。もちろん、財布を気にせずふらりと立ち寄れる回転寿司も相変わらずの人気。そんな今の札幌の寿司事情をお伝えします。
鮨好きの始まりは寿司屋の看板。これの良し悪しで寿司屋が決まる。 寿司屋とは職人と客との1対1の真剣勝負が繰り広げられる場所だと思う。職人の技とそのネタに対する思いがいかに通じるか…そこが繋がった時、至福の時間が流れるのかもしれない。旅先でもそんな店に出会えることを願います。
[札幌を拠点に観光・グルメを楽しむ]
[たびらいセレクション]
(いがらし ひかる) 五十嵐 光さん
北海道に来たらまずは新鮮な魚介を食べたいと思う方が大半だろう。その中でも外せないのは『寿司』。ちなみに札幌の繁華街・ススキノだけで200件はあるそうだ。市街地を含めれば相当な数に上る。寿司専門店でなくとも、和食・割烹そして居酒屋などの店でも味わうこともできる。 激戦区・ススキノには全国から美食家が集まる。地元住民も幼少のころから鮮度の良い魚介類は当たり前に食べているから、舌が肥えている客も多い。そんな訳で、寿司屋、特にススキノ地区の店はどこもそれぞれに気合を入れて客を迎えてくれるはずだ。
北海道の寿司はその鮮度を生かした、いわゆる江戸前とは違う、北海道独特の寿司文化があるのはご存じだろうか。巷では『蝦夷前』なんていう俗語もあるほどで、酢や塩でしめたりせず、ネタをそのまま握る店も多いのだ。一番わかりやすい例でいうと、『海老』だろうか。江戸前では海老はほとんど蒸してあるが、北海道はボタン海老や甘海老が主流だ。 北海道と本州では獲れる魚介の種類が全く違うのもその理由の一つではあるが、北海道の食文化が、寿司文化も変化させていったのは間違いないだろう。北海道のシャリは砂糖が入っているため、かなり甘いのが特徴。それは元々、鮮度の良い魚介をより堪能するために、海鮮丼として味わうことが多かったことから、通常の酢飯では酸っぱすぎて美味しく味わえないため、甘めに作る文化が定着したとのこと。シャリの大きさも少し大きめなところが多い。
そして北海道の寿司といえば外せないのが回転寿司。これは寿司の中の新しいジャンルと言ってもいいでしょう。北海道の回転寿司は特にボリュームがあって安くて美味しい!と評判ですし、ファミリーでも行きやすいので、地元でも週末は行列ができるほど人気。ぜひ一度、行列覚悟で体験してみて下さい。ただ、出来れば回転寿司以外の寿司屋にも足を運んでみてもらいたい。その違いが分かっていただけると思います。 ちなみに回転寿司の本社は実は札幌ではなく、北見や根室など道東方面が割と多いです。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
技術は江戸前、ネタは北海道産。まさに江戸の食文化と北海道の食が融合して生まれた名店が札幌にあります。予約必須ですが、ぜひ今回の旅のメインとして、札幌の名店鮨を堪能して下さい。
ススキノ・札幌駅直結、そして中央卸売市場横。色々なシチュエーションを考慮して、全く違うタイプのランチ寿司店をピックアップ。
今や一つの食文化となった「回転寿司」回ってくる握りののった皿を自分で選び、食べた分だけお支払。小さなお子様からおじいちゃん・おばあちゃんまで、親子3世代で楽しめるのも魅力。週末はどこも行列覚悟のお店が多数!
北海道札幌市豊平区福住3条4丁目福住駅から車で約5分、徒歩で約15分
札幌の観光名所の楽しみ方や、夜景・グルメ・温泉・観光イベント情報などをひとまとめ!札幌エリアで旅行を楽しむツアープランやホテル・宿の予約プラン、レンタカープランなども紹介。札幌旅行を考えている方は下記のURLから「札幌エリア特集」をチェック。【札幌エリア特集】はコチラ
見た目だけでも幸せを与えてくれる美しい握り
新鮮なネタを職人の技でいい加減に熟成した感が伝わってきます。そんな握りを目の前に出されたとき、この上ない幸せな気持ちになれるのです。
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