江戸の食文化と北海道の旨い魚が融合して生まれた、ここでしか食べられない鮨

昭和47年開業、現在は2代目となる松橋保明氏がカウンターに立つ。松原氏は最初から寿司職人を目指していたわけでない。そのため調理師学校なども行かず、他で修業したこともないという、寿司職人の中では珍しい経歴の持ち主だ。
寿司ネタはなぜ生なのか、その疑問から寿司への追及心が生まれ、休日のたびに色々な寿司屋に足を運び、今の鮨金の味を作り上げていった。そして今もなお勉強中。鮨金の海老は昆布で締めている。始めた当初はかなり珍しかったようだ。
鮨金では寿司の要でもあるシャリが特徴。札幌の中では甘さが少なく、酸味がたち、食感も硬め。どちらかというと、江戸前に近いのだ。しかし寿司ネタは、北海道産が7、8割を占めている。
★メニューはおまかせのみ おつまみ10~12点と握り12貫程度で1万2600円
(通し・サービス料込)
ビール630円 燗酒(日置桜)840円 他、日本酒は740円~
ワイン グラス800円 ボトル(白) 6600円/シャンパン1万2600円