1. 門司港レトロを歩き、北九州工場夜景を堪能する旅

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ノスタルジックで幻想的な世界が広がる

門司港レトロを歩き、北九州工場夜景を堪能する旅

門司港レトロを歩き、北九州工場夜景を堪能する旅


明治から昭和にかけての歴史的な建物が残る門司港レトロ地区。関門海峡を望め、旧門司税関や旧門司三井倶楽部など、ノスタルジックな街並みが最大の魅力。夜はライトアップされより幻想的に。全国屈指の工場地帯である北九州市の工場群を巡る夜景観光クルーズは、ここでしか見ることのできない圧巻の景観が広がります。レトロモダンで幻想的な非日常を味わう旅に出かけましょう。


駅舎として全国で初の国の重要文化財に指定
モダンさ漂うJR門司港駅


大正3年に建てられた駅舎。現在門司港駅は駅舎を大規模保存修理工事中(2019年度完了予定)ですが、当時の面影の残る青銅製の手水鉢や、大理石とタイルばりの洗面所などは見る事ができます


改札を出て右側にある洗面所まわりでは建設当時の佇まいを感じることができます。蒸気機関車が走っていたころ、煙で真っ黒になった顔や手を洗うため設置された大理石とタイルばりの洗面所。その前には人々の喉を潤した「帰り水」と呼ばれる現役の蛇口も残っています


当時としては非常に珍しい、水洗式トイレや御影石の男性用小便器が残るトイレの入り口にある「青銅製の手水鉢」。戦時中の貴金属供出からもまぬがれ、当時のままに現代に残っていることから「幸運の手水鉢」とも呼ばれています



アインシュタイン博士が宿泊したこともある
国の重要文化財 旧門司三井倶楽部


門司港駅から歩いてすぐのところにある「旧門司三井倶楽部」。華麗かつ重圧なデザインが施されたかつての迎賓館は、大正ロマンを深くうかがうことができます


1階はレストランやイベントスペースとなっています。当時の面影を残すレストランでは、門司港名物の焼きカレーやふくの懐石料理を味わうことができますよ


2階は「アインシュタインメモリアルルーム」や、門司出身の作家「林芙美子記念室」があります。アインシュタイン博士夫婦が宿泊した当時では珍しいベッドルームも見学できます



赤煉瓦が特徴的な港町のシンボル
旧門司税関


門司港レトロでもひときわ目を引く見事なレンガ造りの「旧門司税関」。奥には関門海峡を望め、夜はライトアップされ美しく幻想的な景観が広がります


明治から昭和初期まで税関庁舎として使用されていた建物。休憩室や展望室、カフェが入っており、散策の途中に立ち寄ってみましょう


2階は展望室となっており、関門海峡や関門大橋、「恋人の聖地」になっている、日本最大級の歩行者専用のはね橋「ブルーウィングもじ」を望めます


館内にある、季節のフルーツをたっぷり使ったパフェを味わえる「Mooon de retro」。甘いスイーツにホッと一息


名物のバナナがたっぷりのった「焼きバナナパルフェ」は、門司港限定で是非味わいたい一品。門司港レトロを一望できるテラス席もあります



レストランや土産物店が入る複合施設
海峡プラザ


門司港レトロの中心にある海峡プラザには、焼きカレーなどのご当地グルメを味わえるレストランの他、門司港ならではの土産物が揃うショップが入っています


レトロな街にふさわしいアンティーク雑貨店、オルゴールやガラス細工、アクセサリー作りを体験できるショップも。旅の記念にいかがでしょう


バナナの叩き売り発祥の地ならではの菓子も豊富な土産物ショップ。門司港限定のグッズも盛りだくさんで、土産物選びには困りません



全国屈指の工場群がおりなす幻想的な夜景
北九州夜景観光クルーズ


クルージングは小倉港からの出発。洞海湾を八幡西区まで続く大規模な工場群を約110分クルージング。(第4週目を除く毎週土日の運航)。船内では工場夜景ナビゲーターが工場夜景や北九州市の魅力をたっぷり案内してくれます。ものづくりの街として発展してきた北九州の原風景を目に焼き付けましょう


新日鐵住金(株)八幡製鐵所小倉地区に建つ高さ205メートルの煙突「北九州アイアンツリー」。市制50周年の記念事業のひとつとしてライトアップされるようになり、ピンク、青、黄、緑、紫と色味が変化します


暗闇にまっすぐに伸びる三本の赤白煙突が象徴的な「三菱ケミカル(株)黒崎事業所」。無数のパイプやタンクの輝きが未来都市を彷彿とさせます。海面を照らす灯りもまた幻想的です


日本初の銑鋼一貫生産を行う官営製鉄所として操業以来、日本の鉄鋼業界のリーダーとして役割を果たしてきた「新日鐡住金(株)八幡製鐡所」。高炉をはじめ、多種多彩な工場景観を広範囲に望めます。海上からは陸地とはまた違った景色を楽しめますよ


※各予約の料金は6/25調べ

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