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  1. 日田観光―九州の小京都、天領日田の町歩き
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達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

日田観光―九州の小京都、天領日田の町歩き

  歴史ある町並みと豊かな自然、四季折々の祭りに地産地消グルメなどが楽しめる日田市。中でも豆田町は、文化財を通じて地域の歴史的魅力や特色を伝えていると文化庁が認定した「日本遺産」のエリア。風情あふれる天領日田の魅力を紹介する。

水郷日田に流れる三隅川

  九州のほぼ真ん中に位置する日田市。福岡・熊本からのアクセスも良く、行楽シーズンには多くの観光客が訪れ、にぎわいを見せる。

江戸幕府の直轄地として栄え、かつて「天領」と呼ばれていた日田は、天領時代の栄華を思わせる風情ある町並みが残っている。また、良質な水資源に恵まれていることから「水郷日田」とも呼ばれており、豊かな自然の恵みがもたらした地元産のグルメも旅の楽しみとして見逃せない。

地元人が愛着をもって呼ぶ「天領日田」の魅力を達人の中野さんに教えてもらった。

取材/櫛野千賀子、平成28年(2016年)7月

麦屋カフェオーナー、中野千鈴さん
(なかの ちすず さん)
中野 千鈴 さん

日田の町歩きの達人
  豆田町にある「麦屋カフェ」のオーナー。日田市在住7年。結婚を機に日田に移り住み、夫の実家の家業を手伝いつつ、自分の夢であったカフェをオープン。デザイナーとして豆田の町興しMAPを作ったり、日田市の観光活性化にと日々奮闘。3児のママでもあるパワフルウーマンだ。

「豆田町」 日本遺産認定の小京都を散策

豆田の町並み

  平成27年(2015年)、近世日本最大規模の私塾「咸宜園(かんぎえん)」や、塾と共生した「豆田町」などの教育遺産群が、日本遺産に認定された。豆田の町並みを歩いていると、旧家の屋敷や酒蔵などが立ち並ぶ。

「最近では歴史ある建物をリノベーションしたレストランやカフェ、セレクトショップなど個性豊かなお店がたくさんありますよ」と中野さん。

歴史遺産や伝統を守りつつ、次世代の新たな感性をプラスした豆田町。当時の町割りがそのまま碁盤目状に残っているので、豆田の町を歩くときは、その面影に注目してほしい。

「日田焼きそば」 日田っ子のソウルフード

日田のソウルフード、日田焼きそば

  富士宮、横手と並ぶ、B級グルメ3大焼きそばの1つ「日田焼きそば」は、庶民の味として長年愛されてきた、まさに日田のソウルフード。

特徴はなんといっても、麺より多いもやしのシャキシャキとした食感と、大きな鉄板で焦げ目がつくまで焼かれているパリパリとした麺の食感のコラボ。各店舗それぞれが、焼き方や特製ソースにこだわっていて味の特徴がある。

自分の好みを見つけに、県内外から食べ歩きに来る人も多く、昼時に行列ができる人気店もある。町歩きを楽しんだ後は、お腹を空かせて、日田焼きそばの食べ比べを満喫してほしい。

「天領日田」と呼ばれる九州の小京都。その歴史と魅力とは?

廣瀬淡窓が開いた成宜園

  江戸時代に幕府の直轄地・天領として、九州の政治経済の中心地として繁栄し、当時の町並みや歴史遺産がいまなお受け継がれている日田。

江戸時代後期の儒学者・廣瀬淡窓(ひろせたんそう)は全国から門下生を集め、日田に日本最大規模の私塾「咸宜園」を開いた。蘭学者・高野長英や兵学者・大村益次郎など偉大な人物を数多く輩出した咸宜園は、近世の教育資産として日本遺産に認定されている。

「次は世界遺産への登録を目指しています。地元の人は天領日田を誇りに思っているんです」と、中野さんも力強く語ってくれた。

伝統の祭りが楽しめるのも日田観光の醍醐味

天領日田おひなまつり

  「日田はシーズン毎に伝統のお祭りやイベントがあります。季節を感じながら旅をすることができますよ」(中野さん)。

春の訪れを告げるのは「天領日田おひなまつり」。毎年約13万人の観光客が訪れ、有名な草野本家や、豆田町・隈町にある旧家や資料館でひな人形やひな道具が一斉に展示公開されている。

初夏には鮎漁の解禁を祝う「日田川開き観光祭」、続く真夏には350年の歴史をもつ「日田祇園祭」が行われる。特に日田祇園祭では、高さ10メートルを超える山鉾の華やかさに町中が熱気に包まれる。また、秋には時代装束を身にまとった総勢200人の行列が豆田の町並みを練り歩く「日田天領祭り」や、約3万本の竹灯籠が、夜の豆田町を照らす「千年あかり」が開催される。

日田のおすすめ情報&スポット・土産物

四季折々の祭り3選

  年間を通してさまざまな祭りやイベントが催される日田。天領時代から守り継がれてきた伝統行事を通して、歴史の足跡を感じ取ってほしい。

  • 日田最大のイベント「日田川開き観光祭」
  • ライトアップされた山鉾
  • 三万本の竹灯籠の光が幻想的な「千年あかり」
おすすめポイント
  せっかく日田に足を運ぶのであれば、ぜひ、祭りに参加してほしい。「日田天領おひなまつり」や「日田祇園祭」といった日田四大祭や、「梅まつり」や「ほたる祭り」など季節を感じることができる祭りもある。

豆田町散策のおすすめスポット3選

  歴史遺産や古い町並みが残る豆田町は、日田の伝統工芸や特産品を取り扱うショップも多い。ぜひ、ゆっくりと散策してみよう。

  • 人気の日田っ子ライスとコロネソフト
おすすめポイント
  押さえておきたい歴史スポットは、日田の偉人・廣瀬淡窓の生家「廣瀬資料館」。味噌や醤油の蔵元、「原次郎左衛門」では工場見学ができるので足を延ばしてみてほしい。散策の合間には「麦屋カフェ」へ。柚子胡椒風味のオリジナルタコライス「日田っ子ライス」がおすすめ。

メイドイン日田のおすすめ土産物3選

  伝統工芸品や、伝統の味を守り続ける老舗の逸品、地元の特産品までおすすめの店を紹介。

  • 赤司の日田羊羹
おすすめポイント
  杉の植林が盛んなため、日本で下駄職人が最も多い日田。「本野はきもの工業」では、オーダーメイドの下駄を作ってくれる。「赤司」の日田羊羹は、閉店前に売り切れることもあるのでご注意を。地元の特産品柚子を使った「川津商店」のYUZURICHは新感覚の柚子胡椒。家族や友人への土産に最適だ。

日田への交通アクセス

  日田へは車・電車・バスの各交通アクセスが充実。日田を経由しての由布院や黒川温泉へのツアーもある。

車(レンタカー)で

  ・福岡から……九州自動車道福岡インターチェンジから日田インターチェンジで降りて、約1時間10分
・大分から……大分自動車道大分インターチェンジから日田インターチェンジで降りて、約1時間10分
・熊本から……九州自動車道熊本インターチェンジから日田インターチェンジで降りて、約1時間30分

電車で

  ・博多駅から特急利用で、約1時間10分
・久留米駅から特急利用で、約40分
・大分駅から特急利用で、約1時間40分

バスで

  ・博多駅から高速バス利用で、約1時間15分
・天神バスセンターから高速バス利用で、約1時間30分
・福岡空港から高速バス利用で、約1時間15分
・大分から高速バス利用で、約1時間20分

いざないの一枚