長崎発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
現地編集部が実際に体験したものを厳選。日本最大の玄武岩の芥屋の大門や、ドライブ後に癒されたい二丈温泉きららの湯、大迫力のグラグラ橋である加茂ゆらりんこ橋、できたて生麺が堪能できる一蘭の森、サンセットロードドライブで一度は訪れたい弓張状の海岸線・幣の浜、お土産にぴったりの地ビールを提供する杉能舎、お取り寄せ2~3週間と人気沸騰中のつまんでご卵、女子旅の立ち寄り先では外せない海辺の手作り石けん工房暇楽、あまおうソフトは必食の伊都菜彩、紅葉時期には多数の拝観者が訪れる雷山千如寺を紹介します。
多くの人が休日に“癒やし”や“リフレッシュ”を求め、ゆったりとした時間を過ごしたいと思っている。福岡市街から少し車を走らせた糸島には、その希望を叶える環境が整っている。山や川、田園、海などの自然豊かな風景。とくにマリンブルーの爽やかな海は、眺めているだけで疲れがほぐれていく。食べ物もおいしい。地採れの野菜や鮮度の高い近海の魚介を使った料理は、どれも滋味豊かだ。雑貨店や工房なども点在し、思い思いの時間を過ごすことができる。夏はマリンレジャー、冬はカキ小屋など季節ごとの楽しみも見逃せない。海と光に彩られ、美味が待つ糸島で、スローな休日を味わってほしい。◆その他のおすすめ福岡観光情報→福岡観光のおすすめ情報10選九州ローカル案内役が厳選おすすめホテル特集
(やまきた まさと) 山北 マサトさん
テレビや雑誌で大々的に特集が組まれるなど、今糸島には観光ブームが到来している。ここでは、福岡市の西隣にある糸島市と玄界灘に突き出した糸島半島(福岡市西区を含む)を合わせて「糸島」として、その魅力を紹介しようと思う。糸島が観光地として人気を集める理由の一つは、まずは福岡市街から近いこと。市街でレンタカーを借りてせいぜい30分のドライブで、美しい海にたどり着く。県道54号は海岸線を走る絶景ルートで、“サンセットロード”と呼ばれる。道沿いにはおしゃれなカフェがあり、途中の休憩でグルメなどを楽しみながら、爽快にドライブができる。また、道の名称になっているように、“サンセット(夕景)”が格別。とくにおすすめのポイントは志摩の二見ヶ浦。二つの岩が並んだ夫婦岩の間に夕日が沈む景色は、ただ眺めているだけで癒やされる。6月の夏至の頃には正面から見た夫婦岩のちょうど真ん中に日が沈むので、この時期に訪れれば、きっといい写真が撮れるはずだ。
私が26歳で東京から帰郷した頃、糸島にはまったくといっていいほど店がなかった。しかし今では日本最大級の直売所や、ランチでマダムに人気のおしゃれなレストランやカフェ、古民家を利用したアーティスティックな工房などとバラエティーに富んだ店があり、多くの人を惹きつけている。糸島の店は、福岡県内の他エリアや県外から移住してきた人が営んでいる場合が多い。外から入ってきたものが混在している点は、まるで“合衆国”のよう。さらにジャンルは細かく分かれ、たとえば陶器一つとってみても、扱う種類が「唐津焼」だったり、「伊万里焼」だったり、「萩焼」だったり。一つの場所で焼物巡りができるのは、この土地ならではの楽しみ方だと思う。糸島には若者から年配の人まで幅広い世代の欲求を満たす店がそろっている。それぞれの「マイブーム」にハマる店を探しにでかけてみてはいかがだろう。
糸島に帰郷したのは、1979年に神奈川県湘南で開催された「ジャパンジャムライブ」に衝撃を受けたことがきっかけだった。湘南はビーチカルチャーが発達していて、東京にいた頃はよく趣味のサーフィンに出掛けたのだが、ライブに沸く大勢の人を見たときに「糸島を湘南のような場所に変えたい」と思った。あれから30年以上が経ったが、糸島は西日本のビーチカルチャー発信地としての道を着実に進んでいる。ビーチではサーフィンの大会、有志によるイベントなどが開催され、夏は海水浴やマリンレジャーを楽しむ人たちでにぎわう。中でも糸島の認知度アップに大きく貢献しているのが、初秋に開催される「Sunset Live(サンセット・ライブ)」。地元のカフェ「SUNSET(サンセット)」が運営する手作り感満載のイベントで、参加したアーティストは必ず「また来年も来たい」と言ってくれる。糸島を代表する一大イベントなので、この時期に合わせて旅やドライブの計画を立てるのもおすすめだ。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
[たびらいセレクション]
山あり海ありの糸島は美しい風景がたくさんある。いつまでも眺めていたくなるとっておきの観光ポイントを紹介しよう。
春夏秋冬、さまざまな楽しみ方ができるのも糸島の魅力といえる。夏はマリンレジャー、秋はサンセットライブ、冬はカキ小屋がおすすめ。
続々と新しい店がオープンしている糸島で、糸島産の材料を使った体にやさしいグルメが楽しめる3店をピックアップ。
糸島では広範囲に動くことになるので、移動手段は車が断然便利。公共機関利用の場合はJR筑肥線を利用して筑前前原駅で下車、バスやタクシーで目的地へ向かう。
・福岡空港からの場合、福岡都市高速半道橋入口から入って西九州自動車道前原インターチェンジまで約29キロ、約33分・博多駅からの場合、福岡都市高速博多駅東入口から入って西九州自動車道前原インターチェンジまで約26キロ、約30分※前原インターチェンジからJR筑前前原駅まで約2.5キロ、約4分レンタカー予約⇒福岡のレンタカー比較といえば、たびらいレンタカー【早割で最大50%OFF】
・福岡空港から福岡市営地下鉄空港線・JR筑肥線を利用して約45分、筑前前原駅下車・博多駅から福岡市営地下鉄空港線・JR筑肥線を利用して約40分、筑前前原駅下車
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二見ヶ浦に沈む夕日
糸島は広い範囲に見どころや店が点在しているので、ドライブで行くほうがいい。観光パンフレットを入手したら、自分の行きたいレストランやカフェを選んで、どのようなルートで巡るかを決める。最終地点は、夕日の名所である「二見ヶ浦」がおすすめ。糸島観光のハイライトは、やはり夕景の海だ。二見ヶ浦では、ほとんどの人が車を止めて水平線に沈む太陽をただ静かに眺めている。都会では見られない風景だ。
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