旬のもの アスパラガス 北海道はアスパラガスの一大産地で、道内の店頭に並ぶと本格的な春を告げる。主な産地は、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山(ようていざん)山麓に点在する真狩村やニセコ町、倶知安町などで、太くて甘いのが特徴。太陽に当てたグリーンアスパラ、盛り土して光を当てないホワイトアスパラ、蘭越町では珍しい紫アスパラも生産している。 スズラン 小さな鈴のような花を咲かせ、「幸福が訪れる」という花言葉をもち、北海道の初夏を彩る代表的な花。日高地方の平取町(びらとりちょう)芽生(めむ)には、約15ヘクタールと日本一の広さを誇る野性のスズラン群生地があり、下旬~6月中旬が見頃。札幌の国営滝野すずらん丘陵公園は6月上旬~、オホーツク沿岸のベニヤ原生花園も6月が見頃。 とうきびワゴン 焼きとうきび(トウモロコシ)やジャガイモなどを売る屋台が、大通公園に並ぶ札幌の風物詩。とうきび販売は、北海道開拓使がアメリカから導入したトウモロコシを盛んに栽培するようになった明治時代後半。ワゴンが登場するようになったのは昭和42年(1967)のこと。現在はラムネやアイスクリーム、かき氷なども売っている。販売は10月まで。
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