旬のもの シャコ 北海道でシャコ漁が行われているのは透明度の高い日本海側の石狩湾に限られ、4月~6月と10月~12月が旬。シャコは一般的に底引き網で漁獲されるが、石狩湾は刺し網のため水揚げされるシャコは、みな大きいのが特徴。小樽や札幌の寿司屋では、石狩湾産を「地物シャコ」と呼び、鮮度も自慢。年間の漁獲高は90t前後と安定している。 クロゾイ 日本海側やオホーツク地域で多く獲れ、旬は4月~6月と10月~12月の年2回。北海道では別名をナガラゾイ、秋田市周辺ではクロカラ、秋田県南部ではガヤ、島根県ではクロボッカやクロボッコと呼び名はさまざま。クロソイは「北海道のタイ」ともいわれ人気が高い。身の締まった白身は歯応えがあり美味。塩焼き、煮付け、鍋などで食べる。 行者ニンニク 別名「アイヌネギ」と呼ばれ、北海道の春を代表する山菜。店頭に出回る天然物は4月下旬~5月中旬。ニンニクに似た匂いは強烈だが、歯応えや風味、食感がよく、一度食べるとやみつきになる人も。生でサラダ、卵とじや鍋料理に向く。行者ニンニクの名は一説に、かつて修行中の行者が荒行に耐えるため栄養と健康を考えて食べていたことに由来するという。
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