1. 壱岐島のパワースポットを巡る旅

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心と体をリフレッシュしよう

壱岐島のパワースポットを巡る旅

壱岐島のパワースポットを巡る旅へ


長崎県の壱岐島(いきのしま)は、福岡の博多港から船でわずか1時間の場所にあります。南北17キロ、東西14キロの島内には、神社庁に登録された神社が150社もあり、小さな祠などを合わせると1000を超えるとか。一方、「自給自足可能な島」と呼ばれるほど、豊かな食も魅力です。壱岐島のパワースポットやグルメを巡りながら、心優しき島民との触れ合い、心と体をリフレッシュする旅に出かけましょう。


格式高い住吉神社で
旅の御祈願を


壱岐島の中心部にある住吉神社は、神功皇后が三韓出兵をしたときに、海上の案内をしたという住吉3神を祭っています。住吉3神とは、底筒男命(ソコツツノオノミコト)・中筒男命(ナカツツノオノミコト)・上筒男命(ウワツツノオノミコト)のこと。伊耶那岐命(イザナギノミコト)が、亡くなった妻:伊邪那美命(イザナミノミコト)に黄泉の国に会いに行った後、伊耶那岐命が小さな川のほとりで体を洗って身を清めた時に生まれたとされています


壱岐島でも特に格式が高く、日本初の住吉神社とも称されているここ「住吉神社」で、鳥のさえずりが響き渡る静寂の中、まずは旅の御祈願を


ここ住吉神社には、壱岐島最大の楠の木や夫婦楠(めおとくす)があります。夫婦楠は途中で、幹が2本に分かれた楠の木で、縁結びや長寿にご利益があり、男性は左回りに、女性は右回りに1周すると願い事が成就するとされています。これは古事記の「国産み」で、伊耶那岐命が左回りに、伊邪那美命は右回りに、天の御柱を巡り、結ばれた神話が由来となっています



男岳神社の石猿たちと絶景にビックリ!


島の北東にある「男岳(おんだけ)」は島で2番目に高い標高164メートルの山。樹木に覆われた約400段の険しい参道を登って行くと男岳神社にたどり着きます。(神社近くまで車で行くことができる裏参道もあります)


「山全体がご神体とされており、明治時代まで一般の入山が許されなかった神聖な場所。それだけにご利益も大きく、古くから島の人々に崇められていたんです」と宮司の吉野さん


祭神は、導きの神と呼ばれる猿田彦命(サルタヒコノミコト)で、良縁成就、夫婦和合などの御利益があります。拝殿横には、猿田彦命の「猿」にちなんで奉納された250体を超えるかわいらしい石猿たちがずらりと並んでいます


境内近くにある男岳の展望台は、島の全体を眺めることができる絶景ポイント。男岳のパワーを全身に浴びながら、壱岐島の大自然を感じましょう



壱岐の海を知り尽くす漁師直営の割烹で
海の幸に舌鼓

芦辺港からほど近い「割烹 豊月」は、壱岐の食を余すことなく味わえる寿司割烹です


店の奥にある生け簀には巨大ヒラメがたくさん! まるで水族館


レディース定食の寿司ネタの大きさにもビックリ。ご飯が見えません



神功皇后ゆかりの
「赤い塩湯」で癒やされて

宿は日本の小宿10選に選ばれた「奥壱岐の千年湯 平山旅館」へ。神功皇后がわが子である応神天皇に産湯を使わせたという言い伝えの湯ノ本温泉を体験してみて


南国気分が味わえる露天風呂には種子から育った巨大なヤシの木が。赤いハイビスカスが色鮮やかに咲く家族風呂もありますよ


「子宝の湯」として親しまれる温泉は、空気に触れると、含まれている鉄分が酸化して赤くなる「赤い塩湯」が特徴です



島最高峰「岳の辻(たけのつじ)」から
夕日を眺める

「岳の辻」は標高212.8メートルの壱岐島で一番高い山。展望台からは壱岐全島と眼下に郷ノ浦の町並みや原島、長島、大島の渡良三島のパノラマビューを背に、美しい夕日を眺めることができます


ちょうど日が落ちる夕方頃は、郷ノ浦港に出入りする船を見ることもでき、ロマンティックな夕日にアクセントを加えてくれます。出会いと別れのストーリーも想像できますね


オレンジ色に輝く太陽が徐々に水平線に沈み、空がだんだんと暗闇に包まれていく様子は、忘れられない感動的なシーンになりますよ


※各予約の料金は6/26調べ

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