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  1. 島原観光 “水の都”の古き良き城下町
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達人指南

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島原観光 “水の都”の古き良き城下町

  豊かな自然に恵まれた島原半島の中でも、ここ島原市内は江戸時代の街並みが当時のまま残る場所。地下水による湧水にも恵まれ、ぶらりと町を散策すると、そこかしこから水の流れる音が聞こえる。“水の都”島原の観光の魅力とは。

“水屋敷”として親しまれる島原の住宅庭園、「四明荘」

  有明海にひらく、湧水あふれる火山と歴史の田園都市、島原市。美しい自然や歴史的な街並みなどが魅力の島原には、観光名所がコンパクトに集まっている。散歩がてら貴重な建物や施設を見学したり、少し足を延ばして火山について知ったりと、自分のペースでの楽しみ方が可能だ。島原の歴史や現在、観光スポットの見どころなどを、ガイドの説明とともに学べるモデルコースも用意されている。

また、島原ならではの郷土料理も忘れてはいけない。山海の恵みを生かした素朴な味の郷土料理が味わえる。日常から離れて大切な人とゆっくりする場所として、島原はおすすめだ。

取材/ながさきプレス、平成27年(2015)1月


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村上阜財秀さん
(むらかみ ふさひで)
村上 阜財秀さん

島原観光の達人
  島原市内の史跡などを案内してくれる「島原観光ボランティアガイド」の会員。定年を迎えた後から、地元の活性化になればと10年以上ガイドを務めている観光案内のベテランだ。島原の歴史について話す時は、自然と生き生きした表情に。雲仙普賢岳の噴火災害にも詳しい。

湧水に恵まれた城下町、島原

島原市街からは、天気によって有明海や熊本側まで見渡せることも

  島原は“水の都”とも呼ばれ、町中に広がる水路には澄んだ湧水が流れている。市内の湧水ポイントは約60カ所で、町全体の湧水量は1日に約22万トンに達する。湧水が多い理由は、約200年前の普賢岳噴火災害だといわれ、火山活動による地面の揺れによって島原地区一帯に大きな地割れが生じ、地下水が湧き出したのだという。島原の湧水は量が豊富なだけではなく、清潔さも特徴。生活用水として昔から親しまれ、アーケードの中や市内中心部にも水が湧いている。

「昔は“水奉行”というのがいて、庶民に平等に湧水が行き渡るように管理していました。古くからそれだけ湧水が生活に密着していたんですね」と、達人・村上さんは説明する。

湧水を巡る際には、「島原さらく湧水めぐりマップ」が参考になる。飲める湧水や飲める温泉の情報や、三つのモデルコースなども紹介されている。

島原の城下町をぶらり散策

江戸時代と同じ形で残されている武家屋敷の一つ、「山本邸」

  城下町散策の見どころは、島原市内の中心部である島原城の周辺に集中している。古くから残る石垣や水路がある武家屋敷の中で、現在も残っているのは城の西側だ。この界隈は、かつては“鉄砲町”と呼ばれ、下級武士の屋敷が建っていた場所。平行な6本の道路が南北に規則的に並び、昔はどの道の中央にも湧水が流れており、飲料・生活用水として庶民に利用されていた。現在では、その様子が見られるのは下ノ丁(したのちょう)という場所のみ。

また、島原城の近くには、レトロなたたずまいの店も多く残っている。その代表ともいえる「青い理髪店」は、大正時代に建てられた洋館造りの建物で、かつては「小林理髪店」の名で営業していた。その後、一度は解体されそうになったが、市民による建物の保存に向けた取り組みが盛んになり、現在は1階が喫茶店、2階はギャラリーとして残されている。

普賢岳の持つ自然のパワーを知る

雲仙普賢岳の噴火を学べる「雲仙岳災害記念館」

  湧水や城下町に加えて、島原観光の見どころとして立ち寄ってほしいのは、火山についての観光施設だ。

その一つである「雲仙岳災害記念館」では、平成2年(1990)に始まり平成8年(1996)に終息宣言がされた雲仙普賢岳の平成噴火について学ぶことができる。全国初の火山体験学習施設で、当時の出来事や災害の規模、火砕流・土石流を疑似体験できる「平成大噴火シアター」などがあり、自然のエネルギーを文字通り“体感”できる。

もう一つは、平成4年(1992)に起きた大規模な土石流によって被災した家屋が保存されている「土石流被災家屋保存公園」。土石流に巻き込まれて埋没した家屋がほぼ当時のまま保存されており、人がまだ住んでいそうな雰囲気が、当時の土石流被害を生々しく今に伝えている。

ちなみに、保存公園近くには、道の駅「みずなし本陣ふかえ」がある。レストランや物産展もあるので、休憩がてら立ち寄ることができる。

島原ならではの郷土グルメに舌鼓

島原の自然の恵みがつまった「具雑煮」

  島原には、湧水や海、豊かな土壌などの自然に恵まれた土地ならではの郷土料理がある。白菜や山芋、ごぼう、春菊、餅などの10種類以上の具材を煮込んだ「具雑煮」は、カツオやコンブなどのだしに豊富な具材のうま味が合わさったやさしい味わい。また、素朴な味わいの「六兵衛」は、さつまいもを粉末にして山芋と混ぜ合わせ、熱湯でこねてうどん状にしたものだ。醤油を使ったシンプルなだし汁で食べる。

具雑煮や六兵衛の後のデザートには、湧水に恵まれた島原ならではの「寒ざらし」を食べてほしい。これは白玉粉で作った小さな団子を島原の湧水で冷やし、砂糖や蜂蜜で作った特製の蜜をかけたものだ。

他にも、「手延べそうめん」や「がんば(ふぐ)」など、島原には現地ならではのグルメが数多くそろっている。島原観光の仕上げには、ぜひ郷土料理を味わってほしい。

《厳選ホテル》

島原のおすすめ観光情報

島原の歴史を感じられる観光スポット

  風情ある建物を巡り、島原の歴史や文化に触れる。

  • 石垣は築後390年にもなる「島原城」
  • 四季折々の自然が感じられる庭園、「四明荘」
  • 趣のある街並みに溶け込んだ「猪原金物店」の建物
おすすめポイント
  島原駅から徒歩10分程度の圏内には、歴史的な史跡や資料館が点在している。風情ある街並みをぶらぶらと歩いて回りながら、湧水が流れる音に耳を傾けてほしい。

島原の郷土料理が味わえる食事処

  島原に足を運んだ際におすすめの郷土料理を紹介する。

  • 姫松屋の「具雑煮」は、食べるとほっとする温和なおいしさ
  • 島原湾は春がフグ漁の最盛期。厳選されたフグの「ガンバ寿司」
  • 色と味、食感が個性的な「ろくべ」
おすすめポイント
  どれも島原に古くから伝わる素朴な郷土料理ばかり。自然豊かな山と湧水、新鮮な海産物に恵まれた島原。その歴史と深く関係する郷土料理を食べれば、島原のことをより深く理解できる。また、同じ料理でも店によって味わいは異なるため、チャンスがあれば食べ比べを。

おすすめの島原スイーツ

  豊かな食材と湧水から生まれたスイーツを召し上がれ。

  • 島原の地元スイーツ、「かんざらし」
  • イモの生地とサツマイモあんの素朴な「ろくべ万十」
  • 伝統の製法で仕上げられたやさしい豆菓子、「チェリー豆」
おすすめポイント
  素朴な甘さの「かんざらし」など、湧水や自然食材を生かした島原ならではのスイーツがそろう。昔ながらの味には、お年寄りから若者まで親しみやすいやさしさがある。「ろくべまんじゅう」と「チェリー豆」は持ち帰りもしやすく、土産物におすすめ。

長崎の旅をもっと楽しく。お得な旅行情報

編集部の視点
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島原市中心部への交通アクセス

  港を構える島原市は、船でもバスでも、飛行機でも、もちろんJRでも。訪れるまでの景色も楽しんでほしい。自然に囲まれた道をゆっくりと走るローカル線「島原鉄道」もおすすめだ。

船で

  ・三池港からやまさ海運で島原港(島原市)へ、約50分
・熊本港から九商フェリーで島原港(島原市)へ、約1時間
・鬼池港から島鉄フェリーで口之津港(南島原市)へ、約30分

飛行機で

  ・長崎空港から島鉄バス(約1時間45分)で島原市へ
・長崎空港から長崎県営バス(約40分)で諫早まで、島鉄バス(約1時間10分)で島原市へ

電車(JR)で

  ・博多から特急かもめ(約1時間)で諫早まで、島原鉄道(約1時間)で島原市へ

車(レンタカー)で

  ・福岡方面から……太宰府インターチェンジから約1時間40分で諫早インターチェンジ、約1時間10分で島原市へ

雲仙岳災害記念館への交通アクセス

車(レンタカー)で

  ・島原港から車で約10分
・多比良港から車で約30分
・口之津港から車で約45分

バスで

  ・島原鉄道バス「アリーナ入口」バス停で下車、徒歩約10分

施設情報

  ・博多から特急かもめ(約1時間)で諫早まで、島原鉄道(約1時間)で島原市へ

島原観光のQ&A

Q 島原観光ボランティアガイドの申し込み方法は?
A 希望日の1週間前までにホームページにある書類に記入してファックスかメールで送信を。ガイド1名につき交通費1500円が必要になる(ガイド1名で最大20名まで案内可能、ガイド時間は約3時間)。モデルコース以外のコースでも、希望があれば相談が可能だ。

そのほか、島原観光についての質問は「観光ガイド大手門番」まで。

【電話番号(問い合わせ)】
0957-63-3899(観光ガイド大手門番)
※メールアドレスは「guide@shimabara.jp」
Q 島原の季節のイベントは?
A 平成24年(2012)4月にオープンした「芝桜公園」では、春には27万株の芝桜が咲く「芝桜まつり」が、そして秋には1000万本のコスモスが見ごろを迎える「秋桜まつり」が行われ、多くの人が訪れる。これらのイベントに合わせて、島原の物産市やライブイベントも開催されるのでおすすめだ。

また、夏の名物は、九州でも有数の規模を誇る「島原温泉 ガマダス花火大会」。例年、大型の打ち上げ花火などが約1時間にわたって打ち上がり、フィナーレの尺玉は直径45センチで大迫力だ。
Q 湧水は飲むことができる?
A 島原の湧き水は不純物が少なく透明で澄んでいるが、飲料目的の場合は、定められたポイントで。飲める温泉などもあり、詳細は島原さらく湧水めぐりマップを参照のこと。
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