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  1. 長崎ちゃんぽん 発祥からおすすめ情報まで
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達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

長崎ちゃんぽん 発祥からおすすめ情報まで

  長崎の定番郷土料理である「ちゃんぽん」。その発祥の歴史や長崎市内、小浜エリアのおすすめ店舗情報などを紹介。

たっぷりの具材と太い麺、白濁したスープが特徴だ

  カステラやトルコライス、佐世保バーガーなど、数多く存在する長崎名物の中で、不動の地位を確立しているのがちゃんぽんである。長崎と聞くとすぐにその名前が挙がるほど知名度が高く、地元ではお気に入りの店で食べたり、自宅で手作りしたりと馴染みが深い。長崎に訪れるなら是非とも食べておきたいグルメだ。おおむね1000円前後で食べることができ、ボリュームも満点。店によってアレンジもさまざまで、高級食材を使用したリッチなちゃんぽんもある。長崎ちゃんぽんの達人に歴史や作り方を聞いた。

取材/ながさきプレス、平成27年(2015)1月


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陳優継さん
(ちん まさつぐ)
陳 優継さん

長崎ちゃんぽんの達人
  ちゃんぽん発祥の店である中華料理店・「四海樓(しかいろう)」の4代目代表取締役。ちゃんぽん考案者である初代オーナー・陳平順(ちん へいじゅん)の曾孫にあたる。華僑文化や長崎の観光振興に詳しく、ちゃんぽんの歴史や長崎華僑についてまとめた著書も出版している。

長崎ちゃんぽんは中華料理と地元食材の出合いから生まれた

中華料理ならではの強火ですばやく具材を炒める

  長崎のちゃんぽんは、野菜や魚介など十数種類の食材を炒め、鶏ガラと豚骨ベースのスープで味を調えたところに、特製の太麺を入れ煮立てた麺料理だ。作り方にも具材にも明確な決まりはないが「中華料理の調理技術と長崎の食材が合わさったもの」というのが陳さんの解釈だという。
 陳さんの経営する中華料理店「四海楼」における鶏ガラと豚骨の割合を尋ねたところ「四海樓では一応、企業秘密ということにしているんです。割合は長崎でちゃんぽんを出している全てのお店によってそれぞれ違いますし、鶏ガラだけというところもあります。こればっかりはお客様の好みなので、どこが一番ということはありませんね」とのこと。四海樓のちゃんぽんは錦糸卵がトッピングされていることで有名。その理由は「40年程前に、彩りのためにパラパラと振りかけてみたのがはじまりです。他のお店のちゃんぽんと並んでも錦糸卵のおかげで、うちのだとすぐ分かるようになりました」と意外にも単純なものだった。

「ちゃんぽん」発祥の歴史に迫る

石貼りの外壁に柱の赤が効いた、風格ある佇まい

  ちゃんぽんを考案したのは、陳さんの曽祖父である陳 平順(ちん へいじゅん)さんだ。
 平順さんは中国の福建省で生まれ育ち、19歳の時に働き口を探して単身で長崎にやって来た。しばらくは反物の行商で生計を立てていたが、明治32年(1899)に中華料理屋の四海樓を開業。そのうち勉学のために日本に渡ってきた中国人留学生たちの身元引受人を買って出るようになった。貧しい留学生たちになんとか腹いっぱい食べさせてやりたいという考えから試行錯誤を重ねて出来上がったのがちゃんぽんだ。安くて旨くて栄養があるちゃんぽんは、あっという間に長崎で暮らす人々にも親しまれるようになったそうだ。
「平順は、自分が長崎にやって来た時にいろんな人にお世話になったことをとても感謝していました。自分が受けた恩を他の誰かに返す、“恩送り”という理念でやっていたようです。それがちゃんぽんが生まれたきっかけなんでしょうね」と、陳さんは語る。

注目を集める、小浜ちゃんぽん

具だくさんな小浜ちゃんぽん

  雲仙岳の麓にある歴史深い温泉地・小浜(おばま)。ここで食べられているちゃんぽんは、一般的な長崎ちゃんぽんとは異なる、「小浜ちゃんぽん」という新たな名物として親しまれている。小浜にはちゃんぽんを食べられる店が数多く点在し、寿司屋や居酒屋などのメニューにもちゃんぽんが並ぶ。まさに地元の人々の暮らしに密着したものとなっているのだ。もともとは長崎市内を中心に流行していたちゃんぽんが大正時代に小浜に伝わり、独自の進化を遂げたと言われている。
 長崎ちゃんぽん同様、小浜ちゃんぽんにもはっきりとした定義はないようだが、小浜で獲れた海産物や野菜が多く使われているという特徴がある。また、トッピングに生卵をのせている店が多い。割れた黄身が溶け出し、濃厚なスープが絡んだ特製麺とともに堪能できる。

ちゃんぽんと併せて食べたい長崎グルメ

地元民からも観光客からも人気の高い東坡肉(トンポーロー)

  ちゃんぽんと一緒に味わいたいのが、長崎の中華料理店で必ずと言っていいほどメニューに並んでいる「東坡肉(トンポーロー)」だ。やわらかく煮込んだ豚の角煮を、白いまんじゅうに挟んで食べる。醤油ベースの甘辛いタレが染み込んだホロホロした食感の肉と、しっとりふわふわのまんじゅうが絶妙にマッチした逸品だ。
「元々中国から伝わり、長崎では卓袱料理(しっぽくりょうり、長崎発祥の郷土料理の形式)のひとつとして“東坡煮(とうばに)”と呼ばれ、広く知られるようになりました。“東坡肉(トンポーロー)”は中華料理としての読み方なのですが、今でもそう呼ぶ人がとても多いです。それだけ定着しているんですよ」と陳さん。ちゃんぽん誕生の逸話、東坡肉の現在の親しまれ方、どちらも歴史を重ねてきた中国と長崎の深い関係が表われている。中国の食文化が大きく影響している長崎ならではの食文化。ちゃんぽんとともに堪能したい。

■達人の店 四海樓(しかいろう)
【所在地】長崎市松が枝町4-5
【電話番号】095-822-1296
【交通】JR長崎駅から路面電車で約15分(築町電停で石橋行に乗り換え、「大浦天主堂下」下車すぐ)
【営業時間】11時30分~15時、17時~21時(ラストオーダー20時)
【定休日】不定休

《厳選ホテル》

長崎ちゃんぽん&小浜ちゃんぽんのオススメ店を紹介

長崎市街のちゃんぽんの名店3選

  地元でも人気の3店舗を紹介。観光客にも訪れやすいアクセスの利便性や広々とした綺麗な店内も魅力だ。

  • 新地中華街の北門をくぐると、すぐ左手に見える
  • 中国の雰囲気が漂う外観が目印となっている
おすすめポイント
  ちゃんぽんは長崎の県民食なので、昔ながらの食堂やラーメン屋、喫茶店などでもメニューに並んでいることがあります。そういったお店ならではのおいしさもありますが、ここではアクセス良好で店内も綺麗な有名店をご紹介します。ちゃんぽんだけではなく、皿うどんや東坡肉などその他のメニューもおいしいので、複数人で訪れる場合はいくつか頼んで分け合って食べるのがオススメです。

小浜ちゃんぽんの老舗3店

  地元民から愛されている小浜ちゃんぽんの名店を紹介。どれも歴史ある老舗ならではの風情を感じられる。店によって異なる味のちゃんぽんを味わえる。

  • オレンジ色の屋根が目印。観光客にも人気だ
  • 明るい店主が迎えてくれるアットホームさも魅力
  • 海に面しており、さざなみの音色が心地よい
おすすめポイント
  近年は小浜ちゃんぽん専門のガイドブックが発行されるほどの人気を集めています。小浜独特の素材や味付けをじっくり楽しんではいかがでしょう。長崎市内のちゃんぽんと食べ比べるのもいいかもしれません。

長崎ちゃんぽんとお得な観光情報で、さらに旅を楽しむ

編集部の視点
  長崎旅行を楽しく充実させられるような予約情報(旅館・ホテル、レンタカー、パッケージツアー)を厳選して紹介。長崎をお得に賢く旅するヒントがたっぷり詰まっているので、自分好みのプランを見つけよう。

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長崎ちゃんぽんのQ&A

Q ちゃんぽんの値段はどのくらいですか?
A 500円台で食べられる庶民的な食堂もあれば、リッチな具材を使った1500円代のちゃんぽんもある。平均的には1000円弱で提供している店が多い。
Q 持ち帰り用のちゃんぽんもありますか?
A 規模の大きな中華料理店であれば、自宅で作れるちゃんぽんセットを販売している場合も。また、駅や空港などの土産品店でも販売している。
Q ちゃんぽんには何かかけて食べますか?
A 長崎のちゃんぽんは素材の旨みとダシのおいしさがスープにしみこんでいるので、そのまま食べてもしっかりとした味わいを感じられるはず。店によってはコショウなどを置いてあるので、好みで使用しよう。
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いざないの一枚

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