1. 小国の「福運パワースポット」もとめて三社参り

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阿蘇の清らかな湧水が縁をつなぐ

小国の「福運パワースポット」もとめて三社参り

土地の総鎮守「小国両神社」


福運を呼ぶ三社とは、土地の総鎮守「小国両神社」、樹齢千年の欅の根元から水が湧き出る「けやき水源地」、そして、その昔醍醐天皇の孫姫が恋の祈りを捧げた「鏡ヶ池」。江戸末期、この三社への参詣を日課にしていた商人の夢枕に現れたのは「けやき水源地」の不思議な光景。その夢に吉兆を感じた商人は「両神社」の富くじを買い求め、見事1等を引き当てた――。そんな福運エピソードが伝わり、現在まで多くの人に福の連鎖を呼んでいる小国の三社参り。スタンプラリー感覚で巡礼できるのも人気の秘密です。散策途中のおいしい店めぐりと併せて楽しみましょう。


小国杉の大木に囲まれる小国両神社
森のパワースポットで大きく深呼吸


三本の木それぞれに神社の主祭神が祭られている三神杉。よく見ると根元で一つにつながる兄弟樹


小国郷の氏神さまへお参りを。江戸末期、賽銭を「福銭」として貸し出し、土地の農家や商人の暮らし、商いを金銭的にも支える存在だったそう


神門下で三社めぐりのパンフレット(スタンプ台紙)を入手してひとつ目のスタンプを。3つすべて回ると商店街の交換店で「福銭」と交換してもらえます




小国産の極上蕎麦に舌鼓 その喉越しの良さをぜひご堪能あれ


神社から目ぬき通りを進むと「けやき水源地」入口のすぐ近く。外壁に小国杉をあしらった瀟洒なたたずまいの「手打そば 優心」へ


地元小国産蕎麦粉を使った、色つや美しく、喉越しの良い極上の蕎麦(そば))。濃厚で風味豊かなくるみ汁を追加すると、2種のつけ汁で楽しめます


蕎麦粉小国産を使用)だけでなく、地元の旬の食材にこだわった季節の天ぷらは、硫黄の香り仄かなヒマラヤ産岩塩で。小石原焼のお皿も素敵ですね



樹齢千年のけやきの根元に
清らかな水を湛える
「けやき水源地」は水のパワースポット


優心からすぐ近く。案内板を目印にして脇道へ入ると、大きな木が見えてきます


樹齢千年の大けやきの周りを清らかな湧水が囲む泉は、まさに「水のパワースポット」。ここに祭られる水神さまにお参りを


レトロな手押しポンプもあります。昔はここで野菜を洗ったり、スイカを冷やしたり、夕涼みをしたり…。町の人たちの井戸端空間だったそう


けやき水源地の一画には「福銭」奉納の手紙がたくさん。「三社巡りの後に願いが叶った」と県外からも多く寄せられています


熊本名産黒豚の
メンチカツバーガー食べ歩き


黒豚精肉専門店「黒豚屋」。「けやき水源地入り口」から目抜き通りに出て神社と逆方向に進むとすぐ右手


テイクアウト専門の黒豚メンチカツバーガーが絶品



小松女院伝説が残る「鏡ヶ池」
交換店で福銭授与


「鏡ヶ池」にはその昔、醍醐天皇の孫姫、小松女院が一途な思いを込めて大事な鏡を投げ入れたという伝説が残っています


そんな純愛エピソードが伝わる「鏡ヶ池」で、三社めぐりの締めくくりのスタンプを


三社めぐりを終えたら「児玉酒店」など交換店で「福銭(五円玉)」を貸してもらえます。成就の暁にはぜひ「福銭」でお礼参りを。福の連鎖をつなぎましょう



三社めぐり後に
アップルパイで締めくくり


小国町から車で10分ほどの林檎(りんご)の樹へ。蔵を改装した店内はとっても落ち着いた雰囲気。店内随所に来店者がつづったノートが並びます


自家栽培のりんごを使ったアップルパイ。提供直前に再度オーブンで仕上げてサクサク。りんごと濃厚バニラの組み合わせが絶妙です


※各予約の料金は6/26調べ

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