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  1. 札幌でジンギスカン!おすすめの名店を紹介
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札幌でジンギスカン!おすすめの名店を紹介

  北海道を代表するグルメ「ジンギスカン」。 “円形の鉄鍋で羊肉を焼く料理”というのが一般的なイメージだろう。しかし、肉の種類や味付けの仕方、食べ方、はたまた鍋の形状など、その楽しみ方は多種多彩。ひと口にジンギスカン店といっても、さまざまなタイプがあるのだ。今回は、初心者でも親しみやすい定番のお店からツウを唸らせるこだわりのお店まで、達人が紹介する。

道産子のソウルフード「ジンギスカン」

  ジンギスカンの発祥や元祖については諸説あるが、ひとつはっきりいえるのは、戦後、北海道で愛され、大衆化したということ。それまで軍服に使う羊毛を刈るため飼われていた羊を、おいしく味わおうと工夫を重ねてきた知恵の結晶がジンギスカンだったのだ。

現在でも北海道では非常に身近な食べ物。専門店で味わうだけではなく、キャンプや海水浴、お花見などでも食べられる。北海道では、バーベキューの代わりにジンギスカンパーティー(現地では“ジンパ”と呼ぶのが一般的)が行われるのだ。家でも食べられる機会が多く、”ジンギスカンの達人”千石 涼太郎さんは「晩御飯がジンギスカンの日は、父親の機嫌がとにかく良かった。当時、食が細かった私も羊肉ならモリモリ食べられる。北海道の家族団らんの象徴ですね」と懐かしそうに語る。ジンギスカンは北海道民にとって、単なる名物ではなく、正真正銘のソウルフードなのだ。

ライター/小西 由稀 投稿日/平成27年(2015)5月

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千石 涼太郎 さん
(せんごく りょうたろう)
千石 涼太郎 さん

ジンギスカンの魅力を伝える達人
  ノンフィクション作家・エッセイスト。北海道小樽市生まれ、札幌市在住。多い時には2週間で10回もジンギスカンを食べたことがあるほどの“ジンギスカン好き”。愛情と知識の深さから“ジンギスカン博士”と呼ばれている。「北海道遺産 ジンギスカン応援隊」の中心人物であり、ジンギスカン関連のイベントにも多数出席。北海道の老舗ジンギスカンたれメーカー「ベル食品」の創業50周年記念式典で講演をしたことも。
 著書には、北海道の暮らしや食べ物、道民性などを解説した『北海道だべさ!!』シリーズなど、北海道を深く楽しく紹介したものが多い。朝ドラの物語の背景がよくわかる最新刊『竹鶴とリタの夢 余市とニッカウヰスキー創業物語』(双葉社)も大好評発売中。

「ジンギスカン」とは、どんな料理なのか?

北海道ではバーベキューのように楽しむ

  そもそもジンギスカンとはどんな料理なのか?千石さんは著書「なまら楽しい!!北海道事典」(北海道新聞社)の中で「ジンギスカンは中央部が盛り上がった円形の鍋で、ラムやマトンを野菜と一緒に焼く料理」と定義している。また、羊肉を焼いてからタレをつける「後づけ」タイプと、先にタレに漬け込んで焼く「味つけ」タイプの2種類の食べ方があることも特徴的な要素だ。「これに加え、すき焼きのような“煮込みジンギスカン”もあるんです。野菜やうどんなどと一緒に、味つけジンギスカンをタレごと煮込むスタイル。北海道の北部の町・名寄市の家庭料理として親しまれてきた食べ方です」。と千石さんは教えてくれた。

また、独特の形の鍋には、実は使い分け方があることをご存じだろうか。「後づけタイプの鍋には、スリットと呼ばれる穴が開いています。余分な脂が穴から炭に落ち、その煙で肉が燻されて、さらに味わいを増すという訳です。味つけタイプの場合は穴なし鍋が基本。鍋の縁にタレや肉汁が流れやすいよう溝の刻み方に工夫しています。これは縁に野菜をのせて“焼き煮”するような感覚で食べるからです」。

よりおいしく食べるために、さまざまな工夫を凝らしながらジンギスカン文化は発展してきた。なかには、その店独自のこだわりが隠されている場合もある。ジンギスカンを食べる前に、どんな工夫が隠されているのか?店の人に聞いてみてから味わうと、店ごとの個性がつかみやすくなる。

異なる味わいの「マトン」と「ラム」

サッポロビール園のトラディショナルジンギスカン

  「羊肉は月齢で呼び方が異なります。生後1年未満がラム、2年以上がマトン、その中間がホゲット。ラムは柔らかくてクセが少なく、広く親しまれる味です。私は羊らしい香りや旨みを楽しめるマトンが好きですねぇ。ホゲットは香りも味わいも良いバランスですが、なかなか出回らないのが難点。というのも羊肉の99%は輸入で、道産、国産の羊肉はごくわずか。さらにホゲットはジンギスカン以外の羊肉料理に用いられることが多く、ジンギスカン用にはなりにくいようです」と、千石さん。

北海道では近年、肉を一度も冷凍していない生ラム、生マトンが「独特のクセが少なく食べやすい」という理由から主流になっている。しかし長年ジンギスカンを食べてきた千石さんには別の見方も。「昔は、円筒状に冷凍したラムやマトンを薄切りにした“ロール肉”が一般的でした。生ラム・生マトンもおいしいのですが、昔からジンギスカンを楽しんできた世代にとっては、ロール肉こそ郷愁を誘う味わいといえるでしょう」。

使用される肉の種類や加工方法、そしてタレなどの違いが、ジンギスカン店の個性を生む。まずはいくつかのメニューを食べ比べてみることで、自分の味覚にピッタリの味わいが見つけられる。

初めてのジンギスカン。定番は「サッポロビール園」

サッポロビール園の大きなジンギスカンホール

  札幌観光で初めてジンギスカンを食べる人におすすめする店は、定番の「サッポロビール園」。札幌駅や大通周辺からのアクセスもよく、毎日大勢の観光客が訪れている。「サッポロビール園」の広い敷地内では、ケッセルホール、ライラック館など計4つのジンギスカンホールがある。なかでも特に訪れてほしいのがケッセルホールだ。大正元年に製造された巨大なビールの仕込み釜がそびえるホールで、およそ100年前の雰囲気を感じながらジンギスカンが楽しめる。

「ビギナーの方にはライラック館も推したいです。ここでは味つけタイプのほか、後づけタイプの生ラムと、私好みの伝統的なロール肉ジンギスカンが食べられるんです」と、千石さん。実は、ライラック館とそれ以外のホールではメニューが微妙に異なる。訪れる前には必ず「サッポロビール園」の詳細情報の確認を。

もちろんサッポロビール園では、工場直送の生ビールも楽しめる。北海道の食材を使ったアラカルト料理も豊富なので、ジンギスカンはもとより北海道グルメを丸ごと楽しめる。

リピーターなら、地元の“ツウ”に支持される名店へ

半世紀以上の歴史をもつ名店「ツキサップじんぎすかんクラブ」

  札幌市内には多くのジンギスカン店があり、郊外にも地元の人に愛されている店が点在している。そんな店のひとつが札幌市豊平区月寒にある「ツキサップじんぎすかんクラブ」。ツキサップは現在の地名である月寒(つきさむ)の旧名。「決してわかりやすいところにあるお店ではありませんが、肉とタレのおいしさ、景色の良さから、わざわざ行きたくなる名店」と千石さん。創業以来マトン一筋でやってきた同店のジンギスカンは、臭みがなくコクのある旨味が特徴。醤油ベースのスパイシーなタレがクセになる。

都心部で行くならばススキノにある「いただきます。」がおすすめ。日本で流通する99パーセントが海外産の羊肉と言われるなか、同店は北海道産の羊肉を味わえる希少な店だ。何度かジンギスカンを食べた経験がある人なら、国産の羊肉も一度は味わってみるべきだ。

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札幌でジンギスカンを味わう!達人のおすすめ店

観光客に人気の定番ジンギスカン店3選

  札幌で初めてジンギスカンを食べる方にもおすすめの店をピックアップ。達人が選ぶ定番・王道・正統派の店を紹介する。

おすすめポイント
  「初めての人でも入りやすい雰囲気で、比較的アクセスの良い立地にある店を、選びました。『サッポロビール園』は後づけと味つけを両方楽しめます。味つけジンギスカンの名店『まつじん』は、ラムかマトンを選べますが、マトンがおすすめ。味つけタイプなのですごく食べやすく、マトンの知られざるおいしさを楽しめます。『山小屋』はカウンター席だけの店内といい、ジンギスカン鍋を七輪にのせて焼くスタイルといい、ここは札幌のジンギスカン店のスタンダードを味わえます。いずれの店も、席の予約をして出かけた方が良いですね。」

地元の“ツウ”達が足を運ぶ名店

  舌の肥えたジンギスカン通に選ばれる名店から、達人が特におすすめする3店をピックアップ。

おすすめポイント
  「決してわかりやすいところにあるお店ではありませんが、地元の人に愛されている3軒をセレクトしました。『ツキサップじんぎすかん倶楽部』は肉とタレのおいしさ、景色の良さから、わざわざ行きたくなる名店です。『いただきます。』は北海道産、それも自家牧場産の羊肉が味わえる希少なお店。“北海道のソウルフードなのに、道産羊肉を使えないのは情けない”と、自分で羊を育てるところから始めた熱い思いの詰まった店です。『義経』は食堂のような雰囲気で、居酒屋メニューもあります。北海道の人々の生活に、いかにジンギスカンが身近なものなのかがわかる一軒ですよ。」

達人推薦の、お土産品&お取り寄せサイト

  旅行後にも本場のジンギスカンを味わいたい!そんな人に達人がおすすめする、お土産にピッタリの品とお取り寄せサイトを紹介。

おすすめポイント
  「お土産にジンギスカンを買うなら、地元のコンビニエンスストア“セイコーマート”の『Seicofresh 味付ラム ジンギスカン』は、コンビニ商品といえどレベルが高いです。店舗も多いので、買いに行きやすいこともポイントですね。また、ジンギスカンに焼肉のタレを使ってしまうう人がいますが、必ずジンギスカン専用のタレ“ジンたれ”を使ってください。『ベル食品』と『ソラチ』が2大メーカー。どちらの商品も、長い年月をかけて羊肉と合うよう研究と試作を重ねてきた味わいがあります。通販で取り寄せをするなら、87年続く老舗肉屋さん『東洋肉店』のサイトへ。肉屋さんが運営するサイトだけあって、羊肉に対するこだわり・ジンギスカン愛がすばらしい!眺めているだけでワクワクしてしまうサイトです。」

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達人が答える ジンギスカンのQ&A

Q 肉の焼き方にルールや順番はありますか?
A 一般に、肉を鍋の中心に、野菜をその周囲に置いて焼くパターンが多い。しかし店によってはオリジナルな食べ方がある場合もあるので、お店の人に確認を。
Q 一人や少人数で楽しめる店はありますか?
A 例えばサッポロビール園は、大きなホールがあり大人数にも対応可能だが、1~2人の少人数でももちろんOK。また、他にも札幌市内にはカウンターのみの店舗も数店ある。そんなお店で、スタッフとの会話も楽しみながらジンギスカンを味わうのもおすすめだ。
Q ジンギスカンの値段はいくらぐらいですか?
A 店によって異なるが、相場としては、肉と野菜がついて1人前1200~1800円ぐらいが目安。店によっては食べ放題メニューがあるところもあり。
Q 羊肉はダイエットに向いているというのは本当ですか?
A 脂肪の燃焼を促進するカルニチンという物質が多く含まれていることから、余分な脂肪を燃やし、肥満防止の効果が期待できるといわれている。また、鍋でしっかり焼くので余分な脂が落ちるのもヘルシーな肉料理といわれるゆえんだ。
Q 洋服に匂いがついたりしますか?
A 最近では、しっかりした換気設備をそなえる店や、上着を袋に入れてくれたり、匂いのつかないところに保管出来たりする店がある。ただ、匂い対策をする店は増えてはいるものの、全くつかないというのは難しい。多少、匂いがつくのは覚悟の上で行こう。
Q ジンギスカンとチンギス・ハーンに関わりはありますか?
A 諸説あるが、『滝川ジンギスカン物語』(平成17年発行)によると、昭和初期に満州鉄道で農業政策に関わっていた人々が中国の羊肉料理「コウヤンロウ」にかつての蒙古の英雄チンギスハーンのイメージをダブらせてネーミングし、その人々が帰国後、日本でも広まっていったと言われている。
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