
標高350メートルの大辻山でアジサイの植栽が始まったのは、昭和63年(1988)。以後、斜面を切り開くとともに、ボランティアの手によって補植や枯れ株の除去などを繰り返し、今では林道沿線を含めると、約3000株にまで増えた。6月になると、山頂からの絶景とともに、赤いツツジと色とりどりのアジサイが咲き競います。
また、大辻山には、安土桃山時代から江戸時代初期にかけてつくられたといわれる墓碑や石塔群、中世の墓といわれる円墳状の盛り土など数多くの文化財も見られます。豊後大野市指定史跡になっており、史跡としての価値も高いスポットです。