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  1. うみたまご 大分の老舗水族館の楽しみ方

達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

うみたまご 大分の老舗水族館の楽しみ方

  大分の老舗水族館「うみたまご」は、年間の入場者数が約85万人。創業50年もの歴史を持ちながら、常に時代と共に進化を遂げてきた。大分で愛され続けるうみたまごの魅力を探る。

夏の名物「スプラッシュジャンプ」

  「うみたまご」は猿で有名な高崎山に隣接し、別府湾沿いの自然豊かな場所にある。昭和39年(1964)に創業した「大分生態水族館マリーンパレス」が、平成16年(2004)に全面リニューアルされ、「大分マリーンパレス水族館 うみたまご」の名で生まれ変わった。およそ50年もの歴史を持つ老舗水族館だ。

うみたまごでは他の水族館と比べて、とにかく動物と人間の距離が近い。動物との触れ合いの距離の近さや展示方法への工夫、照明やBGMなど演出の美しさ、サービスの質の高さなどから、長年にわたって培われてきた知識と技術がうかがえる。とくに館内の中心に設置された大回遊水槽は、見る場所によって違う水槽に見えるような工夫が凝らされている。

取材/櫛野 千賀子、平成27年(2015)7月


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田中平さん
(たなか たいら)
田中 平さん

うみたまごの達人
  株式会社マリーンパレス水族館うみたまごの取締役・館長。昭和49年(1974)の入社以来、飼育員や営業も務めてきた現場たたき上げの館長。ラッコやアザラシのショーに、世界初の潮流式回遊水槽、海女さんの水中餌付けなどのアイデアを生み出してきた。地域活動にも積極的で、魚を通した命の教育や魚の料理教室など、各種講演にも引っ張りだこ。

海獣たちのパフォーマンスを間近で体感

ショーの後の「ふれあいタイム」には、触れ合いや記念撮影を

  数多くのアトラクションの中でも、とくに人気が高いのが「うみたまパフォーマンス」。セイウチをはじめ、ペリカンやゴマフアザラシ、トドと、次々と芸達者な海獣たちが登場。トレーナーと息の合った演技を繰り広げる。笑いあり、驚きあり、愛嬌ありのパフォーマンスだ。

距離の近さでいえば、海獣たちと来館者の間にはロープが1本あるだけ。観客席の階段からゴマフアザラシが登場する演出などもあり、まさに目と鼻の先でパフォーマンスが繰り広げられる。季節ごとにショーのストーリーや芸の演目も変わる。「同じストーリーでも、出演するトレーナーによって演出や海獣たちの反応が違うんですよ」と達人・田中さんは言う。うみたまごの体験型アトラクションには、何度見ても新鮮に楽しめるように工夫が凝らされているのだ。

ショーの後の「ふれあいタイム」では、海獣たちに触ったり記念撮影をしたりもできる。触り心地やにおいも含めて、全身で体感するのがおすすめだ。

癒やしの空間「大回遊水槽」で、海の世界に浸る

大回遊水槽の水底を観察できる「うみたまホール」

  うみたまごには工夫を凝らした水槽が多くある。目玉である水量1250トンの「大回遊水槽」には、サメやエイなどの大型魚をはじめ、大分の海に生息する90種1500尾の魚たちが暮らす。創業の「マリーンパレス」時代に、世界初の潮流式回遊水槽を実現した高い技術力は健在。細部まで見せ方にこだわった大水槽で、さまざまな角度から海の世界を堪能できる。

その他にも、日本で初めて人工照明の下でのサンゴの繁殖に成功した「サンゴ大水槽」や、魚や海の生き物と触れ合える「タッチプール」、幻想的な「クラゲの水槽」、大回遊水槽の水底をクッションに座ってゆったりと鑑賞できる「うみたまホール」など、多彩な水槽がそろう。

ちなみに、今では珍しくない大水槽でのダイバーによる餌付けや魚たちの曲芸を、うみたまごでは50年前から日本でいち早く取り入れていた。現在も、その発想の柔らかさで、うみたまごは日々進化し続けている。

「あそびーち」では、イルカや魚とスキンシップ

自然のままの動物たちと触れ合えるビーチ

  「あそびーち」とは“あそべる×ビーチ”のことで、平成27年(2015)の春にオープンした。コバルトブルーのプールでゆったりと過ごす海獣や魚たち、南の島を思わせるビーチ、本物のサンゴに、木々の木陰……。別府湾を望むオープンスペースに、動物と人間が共存する空間が広がる。

「人間がコントロールするショーとは違い、動物たちが暮らすスペースに人間がお邪魔させてもらう感覚です」と田中さん。

子どもも大人も、トレーナーの指示に従いながら、最初はこわごわと動物たちに触れる。来園者は動物たちと対等な立ち位置で、接し方を考えながら遊ばなければならないため、環境や動物愛護についても学べる場所となっている。そして、動物たちの気持ちに寄り添いながら、上手にコミュニケーションをとれれば、イルカとのキャッチボールやペンギンとの散歩も可能だ。

芝生には海をテーマに全国から公募で選ばれた現代アートの遊具も設置されている。潮風を感じながら、体力を持て余した子どもが体を動かすこともできる。

つくみイルカ島 イルカの暮らす海上レジャースポット

自然の海でのイルカのダイナミックなパフォーマンス

  イルカと人間の触れ合いと癒やしをテーマに、うみたまごが海上に造った体験型施設が、「うみたま体験パーク つくみイルカ島」だ。「大自然に囲まれてねえ、いいところにあるんですよ」と、解説する田中さんも満足げ。うみたまごから車で約1時間の津久見市にあり、河津桜の名所・四浦地区(ようらちく)の美しい海に、多くのイルカたちが暮らしている。

つくみイルカ島では、イルカのダイナミックなパフォーマンスを自然の海で楽しんだり、イルカに触ったり餌をあげたり、イルカにつかまって一緒に海を泳いだりすることもできる。さらに、来園者自身が電動小型ボートを操縦し、イルカを間近で観察したり餌やりをしたりできる「イルカボート」や、キャッチ&リリースの「ファミリーフィッシング」、小さな子どもも喜ぶ「魚の餌やり体験」などもある。自然や生き物との触れ合う多様な体験を、1日かけてたっぷりと楽しめる場所だ。

《厳選ホテル》

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達人おすすめのうみたまごの楽しみ方

知っておきたい「うみたまご」の人気アトラクション&エリア

  とくに人気のある「うみたまパフォーマンス」と「イルカのパフォーマンス」の他にも、館内のあちこちでさまざまな催しが行われている。ここでは知っておきたい「みる」「ふれる」「あそぶ」を紹介する。

  • 裏話なども聞けるうみたまごの「バックヤードツアー」
  • 別府湾に連なって見えるように設計された「別府湾プール」
  • 大人も子ども嬉しいうみたまごの「キッズスペース」
おすすめポイント
  バックヤードツアーでは、普段は見られない水族館の裏側を見ることができる。対象は小学生以上で、土・日・祝日と期間限定日に、1日2回行われる。予約は当日チケット窓口で受付順なので、参加したい場合には早めの申し込みがおすすめ。

また、海とつながっているように見える壮大な「大タッチプール」など、屋外に三つ、屋内に一つのタッチプールがあり、さまざまな海の生き物に触れることができる。

キッズコーナーには、海の生き物をモチーフにした遊具が多数設置され、館内見学の合間に小さな子どもが体を動かせる。楽し過ぎて子どもがなかなか離れたがらない光景を見ることもしばしば。記念撮影にもおすすめのスポットだ。

会いに行きたい、うみたまごの人気者たち

  うみたまごには人気者がたくさんいるが、愛嬌ある仕草や優雅な泳ぎなど、チャーム・ポイントはそれぞれ。たくさんの仲間たちの中から、自分のお気に入りを見つける楽しさもある。

  • すっかり元気に大人になったハセイルカのハルカ
  • 「うみたまご」には、直接見て触れ合えるイベントがたくさん!
  • 頭の上をエイが泳ぐ、角形トンネルでのシャッターチャンス
おすすめポイント
  個性豊かな動物たちが集ううみたまご。セイウチのミーちゃんに会いたいなら午前中がおすすめ。また、テレビ番組などでたびたび紹介された“奇跡のハセイルカ”のハルカは、瀕死の状態でうみたまごに保護された。最初は弱り切ってプールに浮かぶこともできなかった野生のハセイルカが、今では芸を覚えるまでに回復し、元気に泳ぎ回っている。優雅に水中を泳ぎ回る2種類の大きなエイも見逃せない。

うみたまごのおすすめレストラン&ショップ

  うみたまごを存分に楽しむために、レストランやフードコートで腹ごしらえをしっかりと。ショップでは、うみたまごオリジナルのグッズをチェックしよう。

  • オーシャンビューのレストラン「A-ZOO」
  • 気軽に利用できる開放的なフードコート
  • うみたまご限定のココでしか買えない商品が盛り沢山!
おすすめポイント
  館内にはレストランとフードコート、そして土産物ショップがそろっている。別府湾の景色を一望できるレストランでは、海を見ながらのランチが人気。ファミリー利用なら、軽食が中心のフードコートが便利だ。オープンショップやミュージアムショップでは、オリジナルグッズや大分県の特産品、銘菓などが購入できる。

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うみたまごの交通アクセス

  うみたまごは別府湾沿いに位置し、JR大分駅とJR別府駅の両方から路線バスで15分~25分の場所にある。温泉めぐりなどもしたい場合には、レンタカーがあったほうが便利だ。

車(レンタカー)で

  ・福岡方面より
九州自動車道鳥栖ジャンクションより大分自動車道へ→別府IC→県道52号線→国道10号線を大分方面へ

・熊本方面より
[九州自動車道利用の場合]
九州自動車道鳥栖ジャンクションより大分自動車道へ→別府IC→県道52号線→国道10号線を大分方面へ
[一般道経由の場合]
57号線(阿蘇経由)より大分県へ→57号線より犬飼方面へ→国道10号線より大分市へ→国道210号線経由、また国道10号線に戻り別府方面へ

・大分空港より(車で50分)
大分交通バス大分駅行き特急「大分空港」→「別府北浜」で路線バスに乗り換え、「高崎山自然動物園前」下車

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電車で

  ・JR博多駅から……JR日豊本線別府駅下車(特急利用で約2時間)、大分交通バス大分駅行き「別府駅前」乗車、約15分で高崎山自然動物園前下車。        

・JR宮崎駅から……JR日豊本線大分駅下車(特急利用で約3時間)、大分交通バス別府・国東方面行き「大分駅前」乗車、約25分で「高崎山自然動物園前」下車。

施設情報

  【住所】
大分市高崎山下海岸

【電話番号(問い合わせ)】
097-534-1010

【営業時間】
9時~18時 ※夜間営業期間は21時まで営業

【料金】
大人(高校生以上)2200円/子供(小・中学生)1100円/幼児(4歳以上)700円
※夜間割引、団体割引(15名以上)あり
※ナイトチケット大人1900円/子供900円/幼児600円
※うみたまご年間パスポート「うみたまPASS」大人4800円/子供2400円/幼児1600円

【定休日】
なし ※メンテナンスなどでの休館あり

【駐車場】
800台 ※乗用車410円、大型車(マイクロ・大型バス)1030円/1回

【公式サイト】
⇒公式サイトはこちら

【うみたまごの見学所要時間の目安】
観覧のみで1時間30分。
※「うみたまパフォーマンス」を観るならプラス30分

うみたまごのQ&A

Q 夜間営業期間はいつ? また、夜間入場割引はある?
A ゴールデンウィークや夏休み、クリスマス、お正月などに設定されている。詳細な日程は公式サイトで確認を。
また、夜間営業期間には18時以降から適用される夜間入場割引もある。
Q 授乳室や多目的トイレは設置されている?
A 多目的トイレは館内に7カ所、授乳室は3カ所ある。
Q ベビーカーや車いすの貸し出しは?
A 館内専用のベビーカーは、1台につき1回200円での貸し出しあり。
車いすは無料で貸し出し(台数に限りあるので、必要な場合には事前の連絡を)。
Q バックヤードツアーの事前予約はできる?
A 事前予約は不可につき、当日にチケット窓口での申し込みが必要。
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