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  1. 杵築 江戸時代の歴史と文化が息づく城下町
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達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

杵築 江戸時代の歴史と文化が息づく城下町

  大分市と別府湾を挟み国東半島の南端部に位置する杵築市。豊かな自然と歴史的な城下町の風景を残すこの街は、日本国内のみならず海外からも多くの観光客が足を運んでいる。

石畳の美しさが際立つ「酢屋の坂」

  大分県を代表する観光地・別府市と国東市(くにさきし)の大分空港の中間に位置する杵築市。江戸時代から600年以上この町を見守ってきた杵築城と、その目下に広がる“小京都”として名高い海辺の城下町の、武家屋敷や石畳の坂道の景色が特徴的だ。

これらは現代に再現・復元されたものではなく、当時の姿のまま残されている。作られた街並みとは違った美しさと、日本人の心を和ませる不思議な魅力を持っている。

取材/おおいたインフォメーションハウス、平成28年(2016)2月


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内田雄大さん
(うちだ たけひろ)
内田 雄大さん

杵築観光の達人
  杵築市観光協会の事務局次長。協会が立ち上がった5年前から観光の仕事に携わり、祭事などを通じて地元に暮らす人々と連携しながら、杵築の魅力を発信している。「母の生まれ故郷であるこの町へ恩返しがしたい」と語る、杵築市観光のホープだ。

作られたものでない小京都。坂に彩られた情緒豊かな城下町を散策

杵築の街並みは、今も昔も変わらず人々の生活の道路だ

  南北の高台に挟まれた谷あいの商店街。杵築市の城下町は“サンドイッチ型城下町”と呼ばれ、商店街のある通りを武家屋敷が挟むような形状になっている。町中には大小合わせて20本近くの坂道が残されており、城下町の外で車を降りて一歩路地に入れば、江戸時代にタイムスリップしたかのような景色が広がる。

古くから店を構える商店や、江戸時代の武士の暮らしがうかがえる武家屋敷など、街並みと共に多くの文化財を有している。観光のためにと開発せず、歴史を含めて昔のままの雰囲気を大切に、風情ある街並みを敢えて残した景色 ―― これが杵築の良さだ。

そして街歩きの際には、ぜひ「着物」でおしゃれをしてほしい。着物を持っていなくても、市内のレンタル着物店で気軽に借りることができる。作られていない昔のままの街並みを着物姿で歩く体験は、通常とはひと味違った思い出になるはずだ。

武家の邸宅をたずねて

客人へのおもてなしが数多く施されている「磯矢邸」

  市内には武家屋敷などの文化施設が数多く残り、広大な敷地や格式高い様子から、当時の暮らしぶりを知ることができる。

見どころは屋敷内の随所に施された、日本人ならではの幾つもの工夫。玄関に飾られた松の木は、客人の訪問や一家の主の帰りを“待つ”という意味を持つ。柱の下部に施された「背ずり」と呼ばれるへこみは、もたれても痛くないようにというもの。もてなしの精神や、江戸の粋な文化、物を大切に扱っていた先人の知恵などがうかがえる。

「この家は何年前に建てられたもので、誰が使っていた」といった歴史を勉強するのもいいが、学校では教えてくれないような物事の数々は、現代の我々にとっても大切なことが多い。ただ言葉だけを知っていても、それだけでは本質的な意味がどんどん損なわれていってしまう。ここはそういった歴史を見つめ直すことができる街なのだ。

町を見守る“日本一小さい”杵築城

杵築城の天守閣に登れば、当時の殿様の気分を味わえる

  “日本一小さいお城”とも呼ばれる「杵築城」は、杵築市の観光名所の中でも文化施設としての入場者数が多い。大分県内で現存している城は数少なく、外国人観光客からも注目されているスポットだ。

杵築城は室町時代初期に築かれたもので、海と断崖に囲まれた台地は天然の要塞となっている。現在の天守閣は昭和45年(1970)に再建されたものだが、石垣と堀、庭園の一部が現存。また、城跡が公園として整備されているため、花見を楽しめたり、貴重な石造物が野外展示されていたりする。

杵築城の天守閣からは、別府湾が一望できる。夕方の日の入りの時間帯には、白い外壁に夕日が映え、城全体が真っ赤な夕日に染まる。地元の人たちも、自然の光を反映する杵築城の美しさを、見どころの一つにあげる。小さいながらも、さまざまな魅力を持つ、杵築の歴史を象徴する場所なのだ。

季節をあやなす杵築の催し

街並みと相まって、江戸の町を訪れた気分になる「江戸行列」

  杵築では季節によって、さまざまな祭事が催される。春、5月のゴールデンウィーク中に開催されるのは、杵築市最大の祭りである「きつきお城まつり」。お殿様やお姫様、侍などの衣装に身を包んだ人々が城下町を練り歩く「江戸行列」のほか、夜の「花魁道中(おいらんどうちゅう)」などが各所で行われ、杵築の町全体が江戸時代のような景色になる。夏に行われる「天神祭り」は300年の歴史を誇る祭りで、山車を担いだ町衆が熱気を上げる。

そのほかにも、約4000発の花火が城下町にうち上がる「納涼花火大会」や、中秋の名月と行燈の灯りの下で茶会を楽しむ秋の「観月祭」、城下町に数多くのひな人形が飾られる冬の「ひいなまつり」などがある。中でもひいなまつりでは、杵築城下の商家や武家屋敷などに、歴史的に貴重なおひなさまが展示される。ぜひ着物を着て巡ってほしい。

達人が教える杵築の楽しみ方

地元で愛される店で、自分にご褒美や土産物を

  歴史的な建物が残る商店街には、古くから地元の人に愛されてきた店が数多く残っている。連綿と受け継がれてきた技術や味は、土産物や贈答品としても喜ばれている。

  • 風格高い佇まいが歴史を感じさせる「お茶のとまや」
  • 「萬力屋」店内の木製品には、手づくりの温かみがあふれる
  • 見た目にも華やかな「松山堂」の和菓子。贈り物としても喜ばれる
おすすめポイント
  杵築の商店街には、創業から100年以上にわたって店を構え、代々家族へ受け継がれてきた商店が多い。現在も生きる確かな伝統技術は高く評価され、料理人が一生ものとして持つ調理器具なども作られている。そういった店が、同じ道筋に軒を連ねている貴重な町だ。親子が顔を合わせながら作業する姿からは、技術や製品の良さだけでなく、伝統の物づくりや物を大事に扱う精神などが感じられる。

杵築の歴史と文化を体験

  せっかく足を運ぶのであれば、その地ならではの体験を。杵築の景色の中で、日本ならではの文化を再発見しよう。

  • 色鮮やかな着物が並ぶ「和楽庵」の店内
  • 「安住寺」の座禅体験
  • 歴史ある門扉を残した「杵築カトリック教会」。礼拝も可能
おすすめポイント
  杵築で体験できる最も代表的で身近なものは、着物での街歩きだ。着物を着るという習慣が失われてきているなか、外国人はもちろん日本人にも喜ばれることが多い体験だ。ほかにも座禅の体験や巡礼の道めぐりなど、日常ではなかなかできない体験がそろっている。

海の幸に山の幸 ―― 杵築の豊かな恵みを丼で味わう

  豊かな海と山に恵まれた杵築には、種類豊富な地元の幸がそろっている。それらの食材を贅沢に丼で楽しめるのが、「杵築ど~んと丼」だ。いろいろな食材で、杵築を味わい尽くそう。

  • あつあつの茶を注ぎ入れると、ごまと鯛の香りが立ち上るうれしの
  • 「活車海老海鮮丼」には、ごはんが見えないほど新鮮なネタが
  • ボリュームたっぷりの「洋食屋の鉄板シーフー丼」
おすすめポイント
  ひと口に「飲食店」といっても、洋食屋から和食屋、中華、カフェまでさまざまだ。長く杵築に店を構えている店も多い中で、それぞれが得意とする食材を丼に盛り付けようと発案されたのが、「杵築ど~んと丼」だ。地の食材をよく知っているからこその味が提供されている。地元ブランド米である「山香米」を使用するところもあり、一杯で杵築を深く味わえる。
 杵築ど~んと丼のほかにも、杵築には「きつきサンド」などのご当地グルメもある。

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編集部の視点
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杵築市への交通アクセス

  杵築市街地
〒873-0001
大分県杵築市杵築

電車(JR)で

  JR博多駅より日豊本線で約2時間、JR杵築駅から国東観光バスで「杵築バスターミナル」バス停下車

車(レンタカー)で

  博多から……大分自動車道利用で約2時間
大分空港から……大分空港道路利用で約30分
大分市内から……大分自動車道利用で約1時間

杵築観光のQ&A

Q 城下町内は車で巡ることができる?
A 城下町の中は、歴史的な文化財を守るために車が立ち入れない場所が多いほか、坂道が多く、道幅も狭い。そのため、車で巡るのはおすすめできない。城下町周辺まで車で来る際は、商店街付近の公共駐車場を利用し、歩いて散策するといい。
Q レンタル着物はいつ行っても借りられる?
A 着物での散策プランは人気があるため、イベント時など、時期によっては着付けがいっぱいになってしまうことも。可能な限り事前に予約を。また、着物の柄などにも限りがある。

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