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高千穂峡

高千穂峡のツウな巡り方を
現地編集部が徹底ガイド

更新:2019年02月20日

近年スピリチュアル・スポットとして人気を集める「高千穂」。柱状節理(ちゅうじょうせつり)の渓谷・高千穂峡で知られると同時に、日本の滝百選にも選ばれた真名井の滝や、神話に由縁のある「おのころ島」や「月形」「鬼八の力石」など、ここでしか見ることのできない独特な景観が広がっています。高千穂峡は歩いても、ボートでも楽しめる景勝地。高千穂の魅力と楽しみ方を紹介します。

[たびらいセレクション]

高千穂峡

高千穂峡の
2通りの楽しみ方

遊歩道散策

遊歩道散策
渓谷に沿う遊歩道からは、真名井の滝、鬼八の力石(巨石)、仙人の屏風岩(大岸壁)など、独特の地形を堪能できます。
鬼八の力石
「鬼八の力石」は、高さ約3メートル、重さ約200トンともいわれる巨大な石。ミケイリノミコトが悪行をはたらいていた鬼八(きはち)を退治しようとした際に、鬼八がミケイリノミコトにこの石を投げ、力自慢をしたと伝えられています。
仙人の屏風岩(びょうぶいわ)
高千穂峡の遊歩道対岸に高くそび立つ「仙人の屏風岩(びょうぶいわ)」は、
岩に柱状に入った割れ目が屏風(びょうぶ)のように見えることから
この名がついたそう。その迫力に圧倒されます。
槍飛(やりとび)
ここは、高千穂峡の中で最も川幅の狭い「槍飛(やりとび)」。昔、高千穂の三田井(みたい)家落城の際に、城を脱出した家来たちが、槍を手前の岸について川を飛び越えた者だけが渡ることができたことから、この名がついたそう。

ボート散策

ボート散策
また、真名井の滝(まないのたき)近くで手漕ぎボートに乗り込むと、頭上から落ちてくる水の飛沫やドーム状に深くえぐられた岩盤など、遊歩道からとは違った景観を堪能できます。
貸ボート乗り場
貸ボートは3人乗りで3,000円(30分)。
週末や連休時には数時間待ち、増水時には貸出し休止になるので
事前に確認しておくのがおすすめです。
真名井の滝
ボートを漕いで行くと、目の前で注ぎ落ちる真名井の滝は、
日本を代表する景観美のひとつ。
見とれていて近づきすぎるとびしょ濡れになってしまうので注意して。
高千穂狭の美しい景観
四季折々で変化する高千穂狭の美しい景観を堪能しながら、ゆったりとしたひと時を過ごしてみて。
奇岩と水が生み出す絶景を遊歩道とボートの両方から楽しめる高千穂狭。“柱状節理”と呼ばれる岩の柱が両脇にそそり立ち、その間に滝の渓谷美が広がる絶景で知られる名勝です。

高千穂峡

【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井御塩井
【料金】無料
【駐車場】あり
【電話番号】0982-73-1213(高千穂町観光協会)
【公式サイト】http://takachiho-kanko.info/

高千穂峡 貸しボート

【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町向山
【料金】1隻30分/2000円 ※延長料金 10分/300円
【営業時間】8時30分~17時 (※最終受付16時30分)
※夏季営業時間 7:30~17:00(最終受付16:30)
【駐車場】あり
【電話番号】0982-73-1213(高千穂町観光協会)
【公式サイト】http://takachiho-kanko.info/sightseeing/taka_boat.php

[たびらいセレクション]

ハートの絵馬

高千穂狭をもっと楽しむ
周辺スポット

ハートの絵馬
高千穂狭の遊歩道途中にある「ハートの絵馬」。
ハート型のプレートに大切な人へのお願いを込めてメッセージを書いてみて。
おのころ島
神話に由縁のある「おのころ島」(写真左奥の岩)。イザナギノミコトとイザナミノミコトが持つ「天沼矛(あめのぬぼこ)」の先から落ちたしずくが、固まってできたと伝えられています。現在でも高千穂神社の春祭では、御神幸みこしが池を三度回ってみそぎを行います。
おのころ池
おのころ島のある「おのころ池」の裏手には、
日本の名水100選の湧き水も。
玉垂の滝
さらにそのおのころ池の背後にそそり立つ断崖絶壁の途中から幾筋もの水が落ちる「玉垂の滝」と呼ばれる湧水の滝があり、柱状節理の層の境目から水が噴き出しています。玉垂の滝付近は御神域である上、町の水源地となっており、湧水に直接触れることはできません。

槵觸神社

槵觸神社(くしふるじんじゃ)
日本書紀に天孫降臨の峯として伝えられる「くしふる峯」の中腹にある「槵觸(くしふる)神社」。古くは山そのものを御神体として崇められていたが、1694年に社殿が建立され、荘厳な雰囲気が漂っています。

天真名井

天真名井(あまのまない)
けやきの老木の根元から今も天然水が湧き出ている「天真名井(あまのまない)」。天孫降臨の時、この地に水がなかったため、アメノムラクモノミコトが再び天上に上がられ、水種を移されたと伝えられており、御神水として信仰されています。高千穂峡の「真名井の滝」の水源にもなっていると言われています。
渓谷の美しい景色を全身で味わうとともに、「おのころ池」や「天真名井」など、神話にゆかりのあるスポットも合わせて楽しんで。

槵觸神社(くしふるじんじゃ)

【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井713
【料金】無料
【駐車場】あり
【電話番号】0982-72-2413(高千穂神社)
【公式サイト】http://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1337319301

天真名井

【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井713
【公式サイト】http://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1338293702
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高千穂渓名物の渓谷だんご

高千穂狭周辺の
おすすめグルメ

こびる処

こびる処
高千穂峡ボート乗り場のすぐ近くにある「こびる処」。ここでは、宮崎の特産品「日向夏」を使用したソフトクリームや、高千穂渓名物の渓谷だんごが味わえます。
日向夏ソフト
宮崎特産品の柑橘類「日向夏」を使った「日向夏ソフト(350円/税込)」はさわやかな香りですっきりした味わい。ひんやりと冷たいクリームが散策して火照った体を冷やしてくれます。

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あららぎ乃茶屋

あららぎ乃茶屋
創業1931年、高千穂峡遊歩道の途中にある「あららぎ乃茶屋」。地元でとれたにじますを使った定食や、高千穂名物の「鳥の丸焼き」や「かっぽ酒」などをいただくことができます。
「鳥の丸焼き
一度に20羽を焼ける大きな窯で、4時間以上かけてじっくりと焼き上げられる「鳥の丸焼き」が名物で、鶏肉には「ハーブ鶏」を使用。味付けはシンプルに塩のみで、とにかく鶏のそのもののうま味を堪能できるメニューです。県内外問わずファンが多いそう。
にじます定食
高千穂峡内にある生け簀でとれた新鮮なにじますを使用した「にじます定食(1080円/税込)」。にじます、山菜煮しめ、そば吸物、がセットになった人気の定食です。お野菜も地元のものを中心に使っていて、素材の本来の味が生きた素朴な味わいです。

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道の駅高千穂

道の駅高千穂
道の駅高千穂は、神話と伝説の町「高千穂」の中心に位置し、神都高千穂大橋や高千穂峡が一望できる大自然の素晴らしいロケーションの中でゆったりとおくつろぎ下さい。物産館では、地元の特産品や新鮮な野菜を販売しており、レストランも併設しています。
神話せんべい
日本神話に登場する神「手力雄(たぢからお)」が描かれた「神話せんべい(380円/税込)」。顔が隠れてしまうほどのビックサイズです!
高千穂牛コロッケ
「高千穂牛コロッケ(160円/税込)」は高千穂牛を使った揚げたてホックホク!テイクアウトもできて食べ歩きにもぴったりです。
高千穂狭周辺には、野趣あふれる「鶏の丸焼き」を提供する「あららぎ乃茶屋」や、そうめん流しが一年中楽しめる「千穂の家」の他、たくさんのお食事処や土産店が立ち並んでいます。ここでしか味わえない地元の食材を使ったおいしいグルメを味わって。

道の駅 高千穂

【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1296-5
【駐車場】あり
【営業時間】
■物産館 9時30分~19時、12月~2月…9時30分~18時
■レストラン 10時~17時30分(OS)、12月~2月…10時~17時(OS)
【定休日】年中無休
【電話番号】0982-72-9123
【公式サイト】http://takachiho-kanko.info/
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夢龍胆

高千穂峡周辺で宿泊
おすすめ宿情報

ホテルグリーンピア南阿蘇

ホテルグリーンピア南阿蘇
阿蘇五岳の大パノラマを一望する絶景リゾートホテル。開放感いっぱいの露天風呂で阿蘇の自然を満喫。

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阿蘇の司ビラパークホテル&スパリゾート

阿蘇の司ビラパークホテル&スパリゾート
水着で楽しめる温水室内スパを完備(季節限定営業)。阿蘇五岳の絶景を眺めながら、ゆったり浸かれる展望風呂にもでかけよう。

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夢龍胆

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「本当の優しさ」を体感する100%源泉かけ流しの温泉。混浴露天風呂は、周囲を木々で囲まれ、まるで森の中にいるような感覚。馬刺しや豊後牛を使った至極の会席プランも。

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阿蘇ファームランド

阿蘇ファームランド
ドリームゾーンにあるドーム型ホテルは、食べ物や動物をモチーフにしたカラフルでポップな子ども心をくすぐる造り。健康運動施設や手作り体験施設もありますよ。

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ローカル案内役
藤田 秀樹(たびらい編集部)

福岡県出身。九州内の食べ歩きスポットを探し続ける編集スタッフ。カメラ片手に友人・知人を巻き込んで観光スポットにも出没。

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宮崎でローカルの魅力に触れる

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