1. 黒川温泉の“いま”を現地から紹介(その2)

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黒川温泉の“いま”を現地から紹介(その2)

【投稿日】2016年07月14日(木)| 熊本発

九州の元気を、現地から紹介する

雨の中の散策を楽しむ黒川温泉の宿泊客たち

7月13日、初夏を迎えつつある黒川温泉を訪れた。福岡方面からの一般的なルートである大分自動車道日田インターチェンジから国道212号線を通るルートは、松原ダム付近の道路の復旧が遅れており、現在も通行止め。今回は玖珠インターチェンジから粟野の信号を右折し、国道387号線と国道442号線を利用して、45分ほどで到着した。

あいにく天気はすぐれなかったのだが、温泉街では浴衣姿の宿泊客10組ほどが散策を楽しんでいた。今や黒川温泉の名物となった“どらどらバーガー”を販売している「どら焼き家 どらどら」で話を聞くことができた。

「地震後は材料が届かなくて営業ができず、20日間ほど休業せざるを得ませんでした」と語るのは、どらどらスタッフの藤木さんだ。「どらどらバーガーは休日には300個以上売れる人気商品なのですが、震災直後は1日に数個しか売れなくて、毎日のように廃棄処分をしていました……。おかげさまで現在は週末にお客さまもみえるようになって、活気のある黒川温泉が戻りつつありますよ」

5月に訪れたときよりも、温泉街には明らかに笑顔がたくさん見られた。間もなく夏本番、黒川の温泉街に人々のにぎやかな声が飛び交う日も近い。

【住所】
黒川温泉
熊本県阿蘇郡南小国町満願寺黒川

【交通アクセス】
福岡方面から
・大分自動車道「日田インターチェンジ」から、ファームロードWaitaと国道387号線、国道442号線を通り約1時間20分
・大分自動車道「玖珠インターチェンジ」から国道387号線、国道442号線を通り約45分


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