宮崎旅行 1月のおすすめ情報

旬のもの

七とこずし
七とこずし

都城地方に伝わる行事食。この地方では雑炊を「ずし」と呼び、「ななとこさんの日」と呼ばれる正月7日の朝に、子どもの成長を願って食べる。数えで7歳になる子どもが、この日に晴着を着て近所の7軒をまわり、七草を炊き込んだ雑炊をもらう習わしがあったことが始まりと言われている。だいこん、にんじん、ごぼう、白菜、せり、しいたけなど、7種類以上の野菜と丸餅や米を一緒に炊く。現在は数軒回った後、神社に参拝する。

へべすぶり
へべすぶり

成長とともに名前が変わる出世魚のぶりは、冬から春にかけて宮崎の沿岸にやってくる。延岡市、日向市、串間市などが主な産地。中でも延岡市北浦では、日向市でとれる「へべす」をエサに混ぜてぶりを養殖したフルーツ魚「へべすぶり」を開発し、話題を集めた。ビタミンCと必須アミノ酸8種類を含んだ「へべす」を食べて育った「へべすぶり」は、臭みがなく、脂が乗っているがさっぱりとした口当たりが特徴。刺身や塩焼きにして食べられる。

高鍋イワガキ
高鍋イワガキ

高鍋町の蚊口浜は、天然のイワガキがとれることで知られる。ここのイワガキは、小ぶりだが、肉厚で身がしまっており、食感が良い。ほんのりとした磯の香りと、豊かな味わいで美味しいと人気を呼んでいる。生で食べるのはもちろん、酢ガキ、鍋、カキフライ、炊き込みご飯など、どんな料理でもおいしくいただける。地元で特に人気なのは焼きカキ。殻のまま網に乗せて火であぶれば、甘味が引き立ち、カキ本来の味が堪能できる。

たびらいセレクション

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