おすすめイベント 霧島神宮初詣 霧島市にある霧島神宮は、正月を迎えると多くの初詣客で賑わう。三が日の人出は県内で最も多い。元旦を迎えるとともに霧島九面太鼓の奉納が行われ、朝5時過ぎには「歳旦祭」、1月3日には「元始祭」を斎行。皇室の弥栄と国の繁栄、世界平和を祈願する。天孫降臨の神話を持つ高千穂峰のお宮が、霧島山の噴火により焼失され、1484年に山麓へ再興されたのが現在の御社地である。朱塗りの下建物は、国の重要文化財に指定されている。 鬼火たき 正月7日に行われる伝統行事で、正月飾りについてきた鬼を追い払う。他県ではどんと焼き、左義長とも呼ばれる。中でも一風変わっているのは、南さつま市金峰町白川の「鬼火たき」。竹を使って20メートルほどの大きな櫓を組み、そこに火をつけて正月飾りを焼くが、その前夜には地域の子どもたちが竹櫓の中に集まり、出し物などを披露しながら櫓を守る。また、竹櫓が燃える炎で焼いた餅を食べることで1年間の無病息災を祈る。(撮影:鹿児島民具学会 井上賢一) 熊野神社鬼追い 1月7日に曽於市末吉町の深川熊野神社で行われる伝統行事。御幣をまとった3匹の鬼とツケ(鬼使い)が、藁を編んだ棒状の「鬼の手」などを振り回して暴れまわる。この鬼は、招福除災の善鬼とされ、25歳の厄男が扮する。御幣を持ち帰ると1年間無病息災であるといわれ、集まった人々は御幣を取ろうと、鬼の手で鬼に叩かれることを覚悟しながら、鬼に近づく。鬼と人々との攻防が見もので、他に類を見ない行事のため、奇習と呼ばれる。
その他のイベント 市町村 イベント名称 霧島市 霧島神宮初詣 南さつま市 鬼火たき 曽於市 熊野神社鬼追い 南九州市知覧町 かせだうち 指宿市 利永のメンドン 開聞岳 初日の出 大口市 モグラ打ち 姶良市 蒲生郷太鼓坊主 新春初打ち 薩摩川内市 武射祭 志布志市 志布志イルミネーション