鹿児島旅行 12月のおすすめ情報

旬のもの

桜島小みかん
桜島小みかん

鹿児島県の桜島で栽培される「桜島小みかん」は、ギネスブックに認定された世界一小さいみかん。 火山灰土壌のため稲作に適さない桜島では、重要な商品作物のひとつ。樹齢200年以上の大木として栽培されているものもあり、一本の木から数百キログラムの果実が収穫されることもある。果実は12月上旬に熟し、重さ20~50グラムの扁平な球状となる。袋はやや堅いが甘味が強い。果皮は光沢があり、そばやうどんの薬味に最適。

指宿産そらまめ
指宿産そらまめ

温暖な鹿児島県の「そらまめ」の旬は12月~4月で、出荷量は全国1位。中でも指宿産は「かごしまブランド」に認定され、「かごしまの農林水産物認証制度」の認証も取得した。 莢(さや)の形状や色が優れ、傷みやキズのないもの、さやに豆が3つ以上入っているものが最上級。 そらまめは成長が早く、収穫から時間が経つほど味、食感が悪くなり、莢から出しておくと栄養価も下がる。指宿地方ではスイーツにも使われる。

ぼんたん
ぼんたん

別名「ザボン」。現在は日本各地で栽培されているが、鹿児島県は昔から生産量が多く、特に阿久根地方が有名。大きな果実とスポンジ状の厚い中皮、独特の風味が特徴。江戸時代、嵐のために阿久根に避難した中国船の船長・謝文旦(しゃ・ぶんたん)が、薩摩藩の温かいもてなしに感謝して果実を贈ったのが始まりと言われる。厚い皮を剥いて果実を食べるほか、表皮を削り取ったスポンジ質の中皮を砂糖味で加工した「文旦漬」は鹿児島県の郷土菓子として親しまれている。

たびらいセレクション

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