1. 奄美大島で発見! 西郷どんゆかりの地と手つかずの大自然を満喫

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奄美大島に実在する西郷隆盛の軌跡

奄美大島で発見! 西郷どんゆかりの地と手つかずの大自然を満喫

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鹿児島県本土の南西約380~450キロメートル、飛行機で約1時間ほどの場所に位置する奄美大島。海岸線の青く透き通ったビーチや、貴重な野生生物が生息する常緑広葉樹などが広がります。鹿児島の英雄“西郷どん”こと西郷隆盛もこの地を訪れた経歴を持ち、さまざまな場所に生活の跡を残しています。大河ドラマでも注目が高まった西郷どんゆかりの島へ、史跡や自然に触れる旅へ出かけましょう。


龍郷町にある「りゅうがく館」へ
西郷どんの軌跡を知ろう


西郷どんが暮らしていたと言われる龍郷(たつごう)町の生涯学習センター「りゅうがく館」は、図書館や公民館などが併設された複合施設。入口では西郷松で彫られた西郷どんと妻の愛加那(あいかな)像がお出迎えしてくれます


2階の「奄美・龍郷 島ミュージアム」では、西郷どんの奄美生活の様子を詳しく学べる文化財展示室もあります。館内では「西郷どんゆかりの地MAP」も配布されているので、史跡巡りにも便利ですね



ゆかり深い龍郷町を訪ねて
西郷どんがで暮らした3年間を追う


奄美大島での潜居を命じられた西郷どんは、鹿児島から約400キロ離れた龍郷町へ訪れます。その時船の綱を結びつけた松を「西郷松」と呼びます。現在は立ち枯れしてしまいましたが、伐採した松から2体の木像が造られました。「西郷松跡地」として今も町民や観光客から親しまれています


西郷どんが奄美で初めて生活した家と言われる「美玉新行借家跡」。西郷松跡地から車で3分ほどの場所に位置し、今では当時存在していた石垣が復元されています


美玉新行借家を出た後、西郷どんは地域の名門「龍家本家」に身を寄せていました。跡地への目印に「西郷隆盛の二度目の潜居地」と書かれた看板を発見!


西郷どん第二の潜居地「龍家本家跡」。ここで龍家の愛娘「愛加那」をめとります。2年8カ月滞在したといわれ、その時に長男の菊次郎が誕生しました


妻子のために買い与えた畑周辺には「愛加那の泉(イジョゴ)」と呼ばれる井戸も。南洲流謫跡から歩いて数分の場所にあります


最後の潜居跡「南洲流謫跡」建てた直後、西郷どんは薩摩への召還命令を受けます。この建物は県指定文化財にもなっていて、事前に連絡し入館料を支払えば見学も可能ですよ



大河ドラマ「西郷どん」のロケ地を散策
宮古崎の絶景ビューに癒されて


龍郷町の南洲流謫跡から車で約1時間、大和村の景勝地「宮古崎」へ。駐車場から1.4キロ歩いた先に絶景が待っています


遊歩道を歩くこと約20分、大河ドラマ「西郷どん」のオープニングで登場するスポットに到着。目の前に海が広がる大草原の中で、西郷どんになった気分を楽しんで。


島旅の最後は本場の奄美島唄で締めませんか?  ベテラン唄者・西和美さんの店「かずみ」で、伝統的な奄美島唄と島料理(島じゅうり)を心ゆくまで味わいましょう


※各予約の料金は6/25調べ

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