旬のもの はこだてイルミネーション 例年12月上旬から2月下旬に、函館市内の元町エリアをイルミネーションで彩る人気イベント「はこだてイルミネーション」が開催される。元町公園、八幡坂、二十間坂、二十間坂通りなど、異国情緒の残る街並みや坂道が約5万個の電球で輝く。イルミネーションと、歴史ある建物や教会、函館港の眺めがマッチ。函館ならではの美しい景観だ。 はこだてクリスマスファンタジー 姉妹都市であるカナダ・ハリファックスから送られた、20メートルを超える巨大なモミの木がクリスマスツリーとなり、ベイエリアの金森赤レンガ倉庫群前でライトアップ。函館のクリスマスシーズンを彩る。「幸せを呼ぶモミの木」と呼ばれるツリーの点灯は、16時30分から17時45分と、18時から24時までの2回。毎日18時の点灯と同時に、花火も打ち上げられる。実施は12月上旬からクリスマスまでで、期間中、会場ではライブや抽選会も行われる。 五稜星の夢(ほしのゆめ) 星型の城郭で有名な、函館を代表する史跡「五稜郭」では、例年12月~2月に「五稜星の夢(ほしのゆめ)」を開催。五稜郭の堀にぐるりとイルミネーションを施し、夜の闇に星形を浮かび上がらせるロマンチックなイベントだ。隣接する五稜郭タワーの展望階から見るのがおすすめ。「地上に降りた大きな星」を一望することができる。 サル山温泉(函館市熱帯植物園) 湯の川にある「熱帯植物園」では、毎年12月からの冬季、園内にあるサル山の浴槽に温泉をひき、サルたちに温泉が解放する。飼育頭数は約90頭。“風呂好き”なサルが気持ちよさそうにお湯に浸かってのんびりしている姿は、なんともユニーク。運がよければ、子ザルのダイビングが見られるかも。なお、園内には人用の足湯もある。 函館イルミナシオン映画祭 歴史的な建造物が残る街並み、海、港、坂道、といった絵になる風景が多く、映画の舞台にもしばしば使われる函館。例年12月中旬頃に、赤レンガ倉庫、金森ホールなど市内の各所を会場にして映画祭が行われる。新作や話題作の上映のほか、監督や俳優が登壇するトークショーなど豪華な内容に、全国から映画ファンが訪れる。