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季節ごとの伝統文化を体験しよう!島の歴史と魅力を学べる、沖縄の伝統行事15選

沖縄県|【更新日】2025年9月21日

季節ごとの伝統文化を体験しよう!島の歴史と魅力を学べる、沖縄の伝統行事15選

青い海に囲まれた沖縄には、今も脈々と受け継がれる伝統行事が数多くあります。

色鮮やかな衣装や力強い踊り、海と共に生きる祈りの儀式。そのひとつひとつに、島の歴史や人々の思いが詰まっています。

今回は、季節ごとに訪れたい沖縄の伝統行事を写真とともにご紹介します。

※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

目次

琉球王朝時代にタイムスリップ。首里城の優雅な元旦

首里城で行われる新年の伝統行事

首里城では、琉球王朝時代の元旦に行われていた「朝拝御規式(ちょうはいおきしき)」を、1月に御庭(うなー)を舞台に再現しています。国王と臣下が正装で向かい合う姿や、古式ゆかしい音楽と舞踊が織りなす光景は、まるで時代を遡ったかのような優雅さ。

雅やかな雰囲気に包まれ、写真や映像に残したくなる瞬間が次々と訪れます。周辺には、琉球王朝の歴史を学べる「玉陵(たまうどぅん)」や、琉球文化を体感できるカフェや工芸店が点在。首里城を拠点に半日〜1日かけた歴史散策も楽しめます。

新年の沖縄旅行は、このイベントを中心に首里の街歩きを計画すると、伝統と観光を両方満喫できますよ。

▼新春の宴(しんしゅんのうたげ)の詳細はこちら
新春の宴(しんしゅんのうたげ)|一同が舞台に勢揃いする雅やかな儀式が、現代によみがえる

  • 【開催日時】

    例年1月1日~3日の開催

    ※期間中の儀式やイベントの詳細は公式サイトからご確認ください。

    【開催場所】

    沖縄県那覇市首里金城町1-2 首里城公園 首里城正殿前御庭 他

    ※首里城正殿前御庭での観覧は、入館料金が必要です。

    【アクセス】

    車:那覇空港より、国道330号線や58号線などを利用し、車で約40分~1時間
    国際通りの沖縄三越からは、車で約15分~25分
    東に向かって県道29号線に出ると、直進して池端交差点を右折

    バス:「首里城公園入口」バス停下車、徒歩約5分 「首里城前」バス停下車、徒歩すぐ

    モノレール(沖縄都市モノレール):那覇空港から約30分、「首里駅」下車、駅からは徒歩15分、またはバス利用

    【公式サイト】

    https://oki-park.jp/shurijo/

航海安全と豊漁を祈る、迫力の海上レース「ハーリー」

力強く進むハーリーは迫力満点

ハーリーは旧暦5月4日(ユッカヒー)に行われる、沖縄独自の漁業文化と祭りが融合した伝統行事。漕ぎ手たちは爬竜船(はりゅうせん)やサバニと呼ばれる手漕ぎ漁船で競漕し、力強い掛け声と太鼓のリズムに合わせてオールを漕ぎます。

その迫力は目の前で観ると圧倒的で、勝敗以上に島の人々の海への祈りや結束を感じられます。会場によっては屋台で地元グルメを楽しめるほか、見学だけでなくマリンスポーツやボート体験ができることも。

祭りの熱気に包まれながら沖縄の海の美しさも同時に味わえる絶好のイベントです。

▼沖縄で600年前から続く伝統漁船のレース、ハーリーの詳細はこちら
沖縄で600年前から続く伝統漁船のレース、ハーリーをご紹介。ハーリー 伝統的な漁船で競う迫力のレース

  • ■那覇ハーリー

    【開催日時】

    5月3日~5日(ゴールデンウィーク)期間

    【開催場所】

    沖縄県那覇市港町1丁目 那覇港新港ふ頭

    【アクセス】

    車:那覇空港から車で約15分、沖縄自動車道 那覇ICから車で約15分

    バス:那覇バスターミナルより、20番、23番、27番、28番、29番、31番、63番、77番、80番、92番、110番、120番に乗車し、「泊高橋」で下車

    ※各地のハーリーごとに開催時期・場所が異なります。

    ※上記は代表的なハーリーの情報を記載しています。

ギネス認定「那覇大綱挽」、世界一の大綱を引き合う

ギネス認定された那覇大綱挽

400年以上の歴史を誇る、沖縄最大規模の伝統行事「那覇大綱挽(なはおおつなひき)」。全長200メートル、総重量40トンのわら綱を1万5000人以上が引き合う様子は圧巻です。

ギネス世界記録にも認定されている一大イベント。引き手たちの力強い掛け声と歓声、緊張感あふれる綱の揺れは、観客の心も揺さぶります。

祭りの前後には旗頭行列やエイサー演舞、伝統芸能の披露もあり、街全体が祭り一色に。近隣の国際通りで沖縄料理やお土産を楽しむこともでき、祭りと観光を一度に満喫できます。

▼那覇大綱挽の詳細はこちら
那覇大綱挽・秋の人気イベントの魅力に迫る

  • 【開催日時】

    例年、10月上旬ごろ

    【開催地】

    国道58号線久茂地交差点

    【アクセス】

    車:那覇空港から車で約10分

    ゆいレール:那覇空港からゆいレール「県庁前駅」下車、徒歩約5分

    【問い合わせ】

    098-866-4858 (那覇大綱挽保存会)

    【公式サイト】

    https://www.naha-otsunahiki.org/

魂を送る踊り、太鼓と歌が響き渡る「エイサー」

沖縄の夏の風物詩、沖縄全島エイサーまつり

エイサーは沖縄のお盆に祖先の霊を送迎するため、若者たちが太鼓を打ち鳴らし、掛け声と歌に合わせて地区内を踊りながら練り歩く伝統芸能。地域ごとに衣装や振り付けが異なり、色鮮やかな衣装と力強い舞は見応え抜群です。

旧盆明けの最初の週末に開催される「沖縄全島エイサーまつり」では、県内外から多くの観光客が訪れ、街は熱気に包まれます。夜になるとライトアップされた演舞と太鼓の響きが一体となり、昼とは違った幻想的な雰囲気も。

会場周辺には沖縄そばやタコライスの屋台も並び、祭りとグルメを同時に楽しむことができますよ。

▼【2025年版】沖縄全島エイサーまつりの詳細はこちら
http://【2025年版】「沖縄全島エイサーまつり」の楽しみ方!見どころや巡り方をご紹介

  • ■沖縄全島エイサーまつり

    【開催日時・会場】

    旧盆明けの最初の週末に開催

    初日:道じゅねー/2025年は9月12日の開催

    胡屋十字路周辺

    バス:胡屋(ごや)下車。徒歩すぐ

    車:沖縄道沖縄南ICから約2分

    中日:沖縄市青年まつり/2025年は9月13日の開催

    最終日:沖縄全島エイサーまつり/2025年は9月14日の開催

    コザ運動公園陸上競技場

    バス:「園田(そんだ)」下車、徒歩約10分

    車:沖縄道沖縄南ICから約1分

    ※各地のエイサーごとに開催時期・場所が異なります。

    ※上記は代表的なエイサーの情報を記載しています。

あの世の使者が島を練り歩く、ユーモラスな「アンガマ」

あの世とこの世の珍問答が繰り広げられるアンガマ

アンガマは旧盆の時期に石垣島で行われる独特の風習。あの世の使者であるウシュマイ(おじぃ)とンミ(おばぁ)が仮面をつけ、太鼓や三線の音に合わせて村の家々を巡ります。

お供の若者たちも顔を覆い、道中は掛け合いやユーモラスな演出も。家に着くとウートートー(仏壇を拝み)、ウシュマイ、ンミ、子孫の花子(ファーマ)たちによる踊りや歌が披露されます。ウシュマイ(おじぃ)とンミ(おばぁ)が見物人と繰り広げる珍問答も見どころ。

方言でのやり取りですが、とてもユニークで子どもから大人まで笑顔になるこの行事。石垣島の地域文化や人情を体感できる貴重な機会です。

▼アンガマの詳細はこちら
アンガマ

  • 【開催時期】

    旧暦7月13日~15日

    ※旧盆の初日の地元新聞にタイムスケジュールが掲載されます。

    【住所】

    石垣市の各地区(登野城・石垣・新川・平得・大浜・大川・真栄里)

    【アクセス】

    新石垣空港から市街地まで車で約45分

    【問い合わせ】

    0980-82-1535(石垣市企画部観光文化スポーツ局観光文化課交流推進班)

真夏の盆行事「ムシャーマ」、島全体が熱気で一体に

日本最南端の有人島、波照間(はてるま)島の伝統行事ムシャーマ

日本最南端の島、波照間島で旧暦7月14日に行われるムシャーマ。豊年豊漁、祖先供養、安全祈願を願っての行事です。仮装行列や伝統舞踊、太鼓の演奏が島中に響き渡り、昼夜問わず大盛り上がり。

波照間島では3人の弥勒様を先頭に、子どもや雨乞いの神、道化役が続く華やかな仮装行列が行われます。続いて太鼓や棒術、念仏踊り、狂言、舞踊、民謡など多彩な芸能が奉納され、最後は獅子舞の演舞。

波照間島全体が1年間の中で1番賑やかになる日で、島外から帰郷した住民も参加します。島全体の一体感を肌で感じることができますよ。

宮古島の島内では公共交通機関が限られるため、観光を兼ねて島内をあちこち巡るのであればレンタカーの使用が便利です。

たびらいレンタカーの詳細はこちら

▼波照間のムシャーマの詳細はこちら
波照間のムシャーマ (はてるまのムシャーマ)

  • 【開催日時】

    旧暦7月14日

    ※詳しい日程などは竹富町ホームページでご確認ください。

    【開催地】

    はてるまふれあいセンター前 (竹富町波照間62)

    【アクセス】

    石垣港から波照間港まで高速船で約1時間~1時間10分、フェリーで約2時間

    波照間港から会場まで約1.5キロ、徒歩約25分

    【問い合わせ】

    0980-82-6191(竹富町役場)

神々の島、小浜島で伝承される「結願祭」

神々の集う島ならではの数々の伝統芸能、小浜島結願祭(こはまじまきつがんさい)

小浜島の「結願祭」は、その年の豊作への感謝と翌年の五穀豊穣を願う伝統行事。島の大きな行事である豊年祭と並ぶ祭りで、島内の御嶽で行われます。

小浜島の「結願祭」は3日間で、2日目の「正日(ショウニツ)」は島民以外も見学可能。北集落は弥勒(ミルク)神を、南集落は福禄寿(フクルクジュ)を奉納します。舞台上では狂言、獅子舞、棒術、民俗舞踊などの芸能を神様へ奉納。

この時期には島出身者も里帰りし、島全体が熱気に包まれ、島の暮らしや信仰を感じられる特別な日。国の重要無形民俗文化財にも指定され、島では伝統の継承に力を入れています。

▼小浜島結願祭(こはまじまきつがんさい)の詳細はこちら
小浜島結願祭(こはまじまきつがんさい)|神々の集う島ならではの数々の伝統芸能が奉納される

  • 【開催日時】

    年、旧暦8月の己亥(つちのとゐ)の日から、庚子(かのえね)、辛丑(かのとうし)の連続する3日間に開催されることが多い

    【開催地】
    小浜島 嘉保根御嶽(かほねうたき) (竹富町小浜)

    【アクセス】

    小浜島までは石垣港から小浜港まで定期高速船で約25~40分

    小浜港から約1.6キロ、徒歩約20分。

    【問い合わせ】

    0980-82-5445(竹富町観光協会)

沖縄各地の獅子が一堂に会する「全島獅子舞フェスティバル」

県内各地の伝統ある獅子舞が大集合する、全島獅子舞フェスティバル

「全島獅子舞フェスティバル」は、沖縄各地の獅子舞が一堂に会し、悪霊を払い五穀豊穣を願うイベント。うるま市(旧具志川市)は、獅子と縁が深いとも言われています。

大きな獅子の頭や華やかな衣装が目を引き、力強く舞う姿は圧巻。演舞中は観客も手拍子や掛け声で参加でき、会場全体が一体となって盛り上がります。獅子の顔立ちも各団体ごとにそれぞれに特徴ある風貌なので、じっくり見比べてみてくださいね。

写真以上に躍動感あふれる獅子の舞う姿は、間近で見ると息づかいや衣擦れの音まで伝わり、まるで生命を宿したかのような迫力です。

▼全島獅子舞フェスティバルの詳細はこちら
全島獅子舞フェスティバル | 県内各地の伝統ある獅子舞が大集合。特色ある舞を披露して悪霊を払い五穀豊穣を願う。

  • 【開催日時】

    例年、旧暦9月15日直近の日曜

    【開催地】

    安慶名闘牛場(沖縄県うるま市安慶名1076)

    ※雨天時は、うるま市民芸術劇場にて開催。

    【アクセス】

    バス:「旧安慶名バス停」より徒歩で約10分

    車:安慶名闘牛場までは那覇空港から沖縄自動車道経由で約40キロ、約50分

    沖縄北ICで降り、国道329号線に入り池原交差点で県道36号線に右折、県道224号線から県道8号線へ右折、ズケ山家具店を左折し、安慶名中央公園内

    【問い合わせ】

    098-923-7182(うるま市文化財課)

    ※詳しい日程などはうるま市ホームページでご確認ください。

来訪神「パーントゥ」、泥だらけの神様にびっくり

来訪神パーントゥは泥だらけの神様

方言で怪物や化け物を意味する宮古島の「パーントゥ」。村に現れると厄払いと豊穣を予祝する来訪神として親しまれています。

島尻地区で行われる行事は、旧暦9月上旬に開催。全身に泥を塗り、シイノキカズラをまとった3体のパーントゥが登場。新築の家や子どもに泥をなすりつけて無病息災を祈ります。観客は驚きつつも、泥まみれの姿に笑いと悲鳴で大盛り上がり。

上野野原地区では旧暦12月の丑の日に、男子小学生が仮面をつけ、太鼓やほら貝の音とともに女性たちがクロツグやセンニンソウを身にまとい、陽気に集落を回ります。

1993年に国の重要無形民俗文化財、2018年にはユネスコ無形文化遺産にも登録。島のユニークな伝統として受け継がれています。

▼宮古島のパーントゥの詳細はこちら
宮古島のパーントゥ (みやこじまのパーントゥ)|宮古島に伝わる厄払いの奇祭

  • 【開催日時】

    ■島尻地区:旧暦9月上旬の2晩 17時~20時

    ※開催時期は直前まで公表されません。

    ■上野野原地区:旧暦12月最後の丑の日

    【開催地】

    宮古島市平良島尻地区

    宮古島市上野野原地区

    【アクセス】

    島尻地区までは宮古島空港から約14キロ、約30分

    空港から県道78号線へ出て、県道83号線、県道230号線経由で島尻入口バス停を右折

    上野野原地区までは宮古島空港から約6キロ、約14分。空港から県道190号線経由

    【問い合わせ】

    0980−79−6611(宮古島観光協会)

    ※詳しい日程などは宮古島観光協会ホームページなどでご確認ください。

情愛を歌う伝統民謡祭「伊良部トーガニまつり」

叙情歌「伊良部トーガニ」を未来へ繋ぐ伊良部トーガニまつり

宮古島諸島・伊良部島に古くから伝わる叙情歌「伊良部トーガニ」を未来へつなぐため、2000年から毎年開かれている歌の祭典「伊良部トーガニまつり」。

三線のやさしい音色に合わせ、男女の情愛を情感たっぷりに歌い上げる歌は、歌の名手、唐金(トーガニ)が歌っていたことが始まりとも言われています。祭りは「伊良部トーガニ」、祝い歌「トーガニアヤグ」、三線を使わず生の声で歌う「島タウガニ」の3部門。出演者たちは声量や音程、情感を競います。

オープニングでは島の子どもたちが元気いっぱいに合唱を披露。世代を超えて歌い継がれる島の音文化、人と人とのつながりを肌で感じられる心温まるイベントです。

▼伊良部トーガニまつりの詳細はこちら
伊良部トーガニまつり | 伊良部島で開かれる、伝統民謡を歌い競う祭り

  • 【開催日時】

    9月~11月ごろ

    ※年により開催日が異なる。

    【開催地】

    佐良浜スポーツセンター(沖縄県宮古島市伊良部字池間添)

    【問い合わせ】

    0980-78-5611(伊良部観光協会)

「クイチャーフェスティバル」で輪になって踊ろう

宮古島独特のクイチャーを今に伝えるイベントクイチャーフェスティバル

歌と掛け声「ニノヨイサッサ」に合わせて輪になって進みながら踊る、宮古島独特のクイチャー。楽器は使わず、声と体のリズムだけで踊る伝統芸能です。雨乞いや豊穣祈願から始まり、時代とともに娯楽や祝祭の舞へ発展しました。

現在も伴奏や衣装を加え、伝統を守りつつ進化を続けています。毎年開催されるクイチャーフェスティバルでは、地区や団体ごとの特色ある舞いを楽しめるほか、宮古島各地域の伝統芸能も披露されます。

フェスティバルでは地元の人々と一緒に輪になって踊る時間も。宮古島文化の奥深さを実感できる体験が待っていますよ。

▼クイチャーフェスティバルの詳細はこちら
沖縄県宮古島市で、伝統芸能「クイチャー」の祭典が今年も開催決定!

  • 【日時】

    例年11月上旬

    ※2024年は11月3日(日)開催、2025年日程は公式サイトをご確認ください。

    【開催場所】

    JTAドーム宮古島 (沖縄県宮古島市平良字下里2511-35)

    【公式サイト】

    https://kuifes.com/

自然と共に祈る「西表島の節祭(しち)」

五穀豊穣を祈願、西表島の節祭(しち)

海の彼方から幸を迎える伝統行事「西表島の節祭(しち)」。国の重要無形民俗文化財にも指定されています。祖納(そない)・干立(ほしだて)地区で開催され、時期は旧暦10月前後の己亥の日から3日間。

約500年前から伝承され、豊作への感謝と来年の五穀豊穣、健康や繁栄を祈願します。2日目「世乞い(ゆーくい)」で行われる奉納芸能のほか、福々しいお面の神「ミリク様」や、棒術・獅子舞・狂言などの演目。沖から岸へ漕ぎ進むハーリー競漕が華やかに繰り広げられます。

干立地区ではオホホー、と奇声を発し、札束を掲げながら踊る「オホホ」の姿も。地域住民の手作りの装飾や衣装、熱気に満ちた舞台。島の暮らしと信仰を体感できる貴重な日です。

祭りの後に観光を計画する場合は、レンタカーがあると便利です。

たびらいレンタカーの詳細はこちら

▼西表島節祭(しち)の詳細はこちら
西表島節祭(しち)|西表島で行われる国の重要無形文化財指定の五穀豊穣を祈願する伝統行事

  • 【開催日時】

    旧暦10月前後連続する3日間

    【開催地】

    竹富町西表島祖納 祖納公民館、前泊海岸

    竹富町西表島干立 干立公民館、前の浜

    【アクセス】

    西表島上原港までは石垣港から高速船で約40~45分

    フェリーで約1時間40分~2時間10分

    祖納・干立地区へは上原港から約8キロ、20分

    干立・祖納間は約1キロ、徒歩約15分

    【問い合わせ】

    0980-82-5445(竹富町観光協会)

黒島の海辺で体感!伝統と自然の「豊年祭」

海岸で行われるミルク神の行列は、黒島豊年祭だけ

「黒島豊年祭」は、島民の豊作祈願と感謝を込めて行われる伝統行事。「ウーニーハーリー」と呼ばれるハーリー競漕や、ミルク神を先頭に練り歩く「ミルク行列」、棒術や鎌踊りなどの奉納舞踊が展開され、海岸を舞台にした行列は特に黒島ならではの圧巻の光景。

ハーリーでは、岸に着いた船から走り手(ウーニー)が砂浜を駆け、ゴールの速さを競う独自のルールも。島全体が参加者と観光客で活気に満ち、伝統文化と島の暮らしが融合した独特の雰囲気を体感できますよ。

白砂のビーチやサンゴ礁での自然体験と合わせ、黒島の文化を存分に味わえる祭りです。

▼黒島豊年祭の詳細はこちら
黒島豊年祭

  • 【開催日時】

    基本的に新暦7月の最終日曜日

    ※旧暦の配置や潮の干満等の理由で、その前後の日曜日に開催されることもあります。

    【開催地】

    竹富町黒島、宮里海岸

    【アクセス】

    黒島港から自転車で約15分

    【問い合わせ】

    0980-82-5445(竹富町観光協会)

120年続く「八月あしび」、宜野湾を代表する伝統芸能

八月あしび

宜野座村で隔年、旧暦八月十五日に行われる「八月あしび」。120年以上受け継がれる伝統豊かな豊年祭です。収穫への感謝と豊穣祈願を込め、旧暦七月下旬から組踊・舞踊・劇・棒の四部門で稽古を重ねます。

本番では、地区内の拝所で祈願後、旗頭や獅子、扇舞、太鼓などと共に棒術の演者が広場まで練り歩く「ミチジュネー」が展開され、途中三か所で棒術の演技を披露。

演目には「伏山敵討」「忠臣身替」「四季口説」「蝶千鳥」などがあり、京太郎も伝承されています。2005年には文化庁の無形民俗文化財に選定。沖縄の八月あしびの典型として地域の誇りとなっています。

宜野湾市内で行われる祭りですが、郊外に広がるエリアのアクセスを含め、レンタカーがあると観光とイベント参加が併せて快適です。

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▼宜野座の八月あしびの詳細はこちら
宜野座の八月あしび | 120年の伝統を持つ宜野座の伝統芸能

  • 【開催時期】

    隔年、旧暦8月15日ごろ

    【開催地】

    宜野座村宜野座区

    【アクセス】

    那覇空港から車で約1時間30分、沖縄自動車道・宜野座ICで降りる

    【問い合わせ】

    098-968-8787(宜野座村観光協会)

島の文化を感じられる、多良間島の豊年祭「八月踊り」

国の重要無形民俗文化財多良間島の豊年祭「八月踊り」

多良間島の「八月踊り」は旧暦8月8日〜10日に開催される豊年祭。衣装や掛け声、舞の型に島の文化が色濃く残り、国重要無形民俗文化財に指定されました。観光客や研究者も訪れる注目行事です。

かつて重税への感謝と翌年の豊作祈願のために行われた奉納踊りが起源とされ、現在は島独自の伝統と本島から伝わった組踊が融合。仲筋地区では「忠臣仲宗根豊見親組」や「忠孝婦人村原組」、塩川地区では「忠臣公之組」や「多田名組」の演目を披露。

狂言座など民俗踊りも披露され、多良間方言がわからなくても楽しめますよ。踊り手の熱気を間近で感じながら、島の人々と一体となって伝統に触れてみませんか。

▼多良間島の八月踊りの詳細はこちら
多良間島の八月踊り

  • 【開催時期】

    例年、旧暦8月8日~10日

    【アクセス】

    那覇空港から宮古空港まで飛行機で約1時間、宮古空港から多良間空港まで飛行機で約20分

    多良間空港から有料バスで約10分

    【問い合わせ】

    0980-79-2260(多良間村役場・観光振興課)

    0980-79-2828(多良間村観光協会)

島独自の伝統行事や地域文化に触れて、沖縄を再発見

沖縄の伝統行事は、単なる祭りではなく、地域の信仰や暮らし、自然と深く結びついています。

各地で体験できる儀式や踊りは、観光客にも開かれており、島の文化や歴史を直に感じ取れる貴重な機会。祭りの熱気と島の風景を満喫しながら、特別な旅の思い出を作ってみませんか。

離島をはじめ、島内をめぐる際は車での利用がおすすめ。行き先のレンタカーの事業所などを事前に調べておくと、現地での移動もスムーズですよ。