1. 田中一村記念美術館、大手旅行サイトの日本の美術館ランキング2位に。口コミで高評価

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田中一村記念美術館、大手旅行サイトの日本の美術館ランキング2位に。口コミで高評価

【投稿日】2019年12月17日(火)| 鹿児島発

田中一村記念美術館のエントランス

大手旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の日本の美術館ランキング2019で、奄美大島の田中一村記念美術館(奄美市笠利町)が2位にランクイン。昨年の18位から急上昇しました。

田中一村記念美術館では、奄美大島の自然を愛し描き続けた画家・田中一村の幼少期から晩年までの作品を常設展示。

特に50歳で奄美大島に移ってからの作品には、海や橙色の実をつけるアダンの木、「キョロロロ」と鳴く鳥のアカショウビンなど、奄美ならではの自然の景色が鮮やかに描かれ、観光客が実際に見る奄美大島の景色とリンクするような作品が多いのが特徴です。

展示室は奄美の伝統建築である高倉をイメージして作られ、約80点の作品を開放感のある室内で鑑賞することができます。

展示室内部。天井が高く、広々とした空間で鑑賞を楽しめるます

口コミサイトでの人気上昇について、同館学芸専門員の前野耕一さんは、「昨年は田中一村生誕110周年。滋賀や箱根など各地の美術館で一村の展覧会が開かれるなど、テレビでも田中一村について取り上げていただきました。みなさんの目に留まる機会が多かったのではないでしょうか。」と分析。実際に、昨年度は来館者数も増加したとのことでした。

トリップアドバイザーの口コミには、田中一村作品への高い評価に加えて、高倉をイメージした建物や静かに鑑賞できるところがいいという感想も寄せられ、来館者が展示や美術館の空間をゆったりと楽しめたことがうかがえます。

前野さんは、「田中一村記念美術館では、一年中、一村の幼少期の作品から晩年のものまでを見ることができます。奄美時代の作品はもちろん、それ以外の時代の作品の魅力も展示を通して感じていただけます。」と、これからの来館者を歓迎。

奄美大島の旅の始まりや終わりには、田中一村が描いた奄美の自然に魅了されてはいかがでしょうか。

常設展の案内「不喰芋と蘇鐵」

【施設名】
田中一村記念美術館

【入館料】
大人/520円(410円)、高校・大学生/370円(290円)、小・中学生/260円(200円)
※ ( )内は20名様以上の料金となります

【営業時間】
9時から18時まで(最終入館は閉館時間の30分前まで)
※7月8月は9時から19時まで

【休館日】
毎月第1、3水曜(祝日の場合は翌日)
※ただし、4月29日~5月5日、7月21日~8月31日、12月30日~1月3日は開館

【住所】
鹿児島県奄美市笠利町節田1834

【備考】
⇒公式サイトはこちら


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