日本を代表する有数の自然が残る阿蘇くじゅう国立公園内の久住高原。目前にくじゅう連山、遠くに阿蘇五岳などを眺望できる絶好のロケーションの中に、くじゅう花公園はあります。
くじゅう花公園が誕生したのは、2003年8月。「気軽に自然と触れ合え、若者から高齢者まで遊べる場所を。また、花を見て安らぎを覚え、感動を与える場をつくりたい」との思いからオープンしました。
敷地は22万平方メートル。1997年春には花を観賞するだけでなく、花のある暮らしを家庭でも楽しんでもらおうと、ガーデンショップや写真ギャラリー、雑貨店、ドライフラワーショップ、手作りジェラートの店などが登場しました。
時を同じくして、夏の期間に西日本最大級のラベンダーを植栽。冬期休園期間を除き、シーズンを通して花が咲き誇る園内となり、今では500種500万本が彩ります。
2005年には、イングリッシュガーデン風の「久住ガーデン」が登場。「五感で楽しむガーデン」をコンセプトに、宿根草や花木、ハーブなどを活用。雄大なロケーションの中の花畑とは違った、魅力ある庭園となっています。
同年には、日本観光協会が主催する「花の観光地づくり大賞」を受賞。花の季節に合わせたフラワーイベントや、チューリップ球根の掘り取りイベント、ラベンダーのつみ取り体験、自然素材を使ったクラフト作家が集合する花公園クラフトフェア(夏休み期間中不定期開催)などを開催しています。
色とりどりの花々が並ぶ温室など雨の日でも楽しめる施設があるのも嬉しい点。年配の方や体が不自由な方には、スタッフが観光ガイドをしながら園内をカートで案内してくれる「シニアカート」のサービスも好評です。