1. たびらい北海道が選ぶ!「2017年の北海道観光ニュース」12選【後編】

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たびらい北海道が選ぶ!「2017年の北海道観光ニュース」12選【後編】

【投稿日】2017年12月29日(金)| 北海道発

平成29年(2017)、北海道は観光面でどのような動きがあったのでしょう。観光施設の展開、そして新たな地域の盛り上がり……1年間の北海道観光ニュースをたびらいが厳選。12のジャンルから紹介します。

たびらい北海道が選ぶ!「2017年の北海道観光ニュース」12選【前編】 はこちら

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7)札幌に生まれた二つの観光施設に注目♪


今年、3月4日(土)、札幌のメインストリート・札幌駅前通に、複合商業施設「sitatte sapporo(シタッテ サッポロ)」がグランドオープン。

「座って(SIT)」と「出逢って(ATTE)」を掛け合わせた造語が名前の由来です。木の温もりあふれる階段部分は自由に座ることができ、悪天候時の休憩や待ち合わせにぴったり。オープンから半年以上が経ち、共有スペースは多くの人に利用されています。



「sitatte sapporo」にはバルやビストロ、和食店など個性豊かな飲食店11店舗がテナントとして入っています。肩に力を入れることなく、旅行の際に気軽に使ってみて。



また、年末の12月には「sitatte sapporo」と同じ札幌駅前通沿いに、小さなバルやチャレンジショップが集まった「コバルドオリ」が誕生。



十勝は清水町のブランド牛「十勝若牛」を味わえる焼き肉店や、札幌で採れた蜂蜜を提供する「サッパチトパン」など、こちらも個性豊かな店舗をそろえています。ちょい飲みはもちろん、軽いランチやお土産探しにおすすめの施設。

札幌の市街地のダイバーシティ(2017年風に言ってみました)を感じた1年でした。

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8)仕込み水は「神々の遊ぶ庭」の天然水


道北・上川町に、日本酒の新しい酒造上川大雪酒造「緑丘蔵(りょっきゅうぐら)」が誕生。北海道では数十年ぶりの新酒蔵となります。

現在進行形で造られているのは、アイヌ語で「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼ばれる大雪山の天然水を使用した純米酒。これは期待大です!

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9)石狩地方の旅が、さらに面白く!


当別町(とうべつ)というまちをご存じ? 北海道観光シーンではマイナーなエリアですが、札幌近郊の地元っ子は意外に多く訪れるまちなのです。




この当別町に、北欧風の外観デザインが施された「北欧の風 道の駅とうべつ」がオープンしました。地場産米を使ったおにぎり、地場産野菜をふんだんに使用したスープカレーを提供するところも、たびらいがプッシュする理由。

観光のメインルートとなる国道12号線や道央自動車道からは離れていますが、滝川町の菜の花北竜町のひまわり、また増毛・留萌(るもい)の旅の行き帰りにも、ぜひ利用してほしいスポットです。

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10)祝・北海道命名150周年!


来年(2018)は、松浦武四郎によって「北海道」と名付けられてから150年という記念の年を迎えます。これに先立って、早くも道内の企業では面白い取り組みが開始。

道南食品は北海道限定発売の「サイコロキャラメル」の期間限定品「北海道179市町村サイコロキャラメル」をリリース。179市町村の5本パックには「新板蝦夷土産道中寿五六(すごろく)」がついており、遊び心満点です。大人にも子どもにも喜ばれること間違いなし。ぜひとも手に入れたい一品ですね。



また、旭川の酒造「男山」では、北海道命名150周年を記念し、北海道産の酒造好適米を100%使用した新商品「北の稲穂 大吟醸」がリリースに。アルコール分16度でやや甘口。飲みやすさもまた魅力です。



男山酒造では、毎年2月、仕込み真っ盛りの本蔵を開放し、無料試飲を実施します。新春、旭川で出来立ての一杯を堪能する喜び。ぜひ一度、こちらにも足を延ばしてみてください。

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11)星野リゾート トマムの進化、止まることなく



年々、進化を続ける「星野リゾート トマム」。今年は雲海テラスに二つの新しい展望施設が誕生しました。

新設されたのは、崖からせり出すような設計を施された「Cloud Pool(クラウドプール)」と、標高1000メートルの地点から雲海を楽しめる「Contour Bench(コンツアーベンチ)」です。「Cloud Pool」は網状の構造によって雲の上に浮かんでいるかのような浮遊感を感じられる展望施設。

来年、再来年…星野リゾート トマムは、どんな新しい仕掛けを見せてくれるのか。引き続き注目です。

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12)十勝・根釧地方の冬が今、熱い



北海道の冬の風物詩と聞いて、どんなものを思い浮かべるでしょうか。オホーツク・知床の流氷? 札幌の雪まつり? 層雲峡の氷瀑祭り、という人が多いかもしれません。

実は今、十勝の「ジュエリーアイス」、根釧地方の野付半島で見られる「氷平線」が評判なんです。

流氷と異なり、角が丸く透明なジュエリーアイス。このプロモーション映像は東京・渋谷で放映もされ、今年の初春に大きな評判を呼びました。冬の野付湾を歩く「氷平線」ツアーもしかり。ボリビアの「ウユニ塩湖」のような写真が撮れる絶景スポットとして、こちらはYahooのトップニュースを飾りました。

冬だけにしか見られない北海道の自然現象、その詳細スポットに注目が集まっている昨今。来年はどんな“北海道”がブレイクするのか、楽しみですね!

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