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射手の一挙一動から目が離せない!鹿児島・仙巌園で「流鏑馬」執行
【投稿日】2016年09月08日(木)| 鹿児島発

平成28年(2016)9月25日(日)に鹿児島市の仙巌園で、世界文化遺産登録1周年を記念して鶴嶺神社奉納神事「仙巌園流鏑馬」が執行される。伝統文化を広く発信することを目的とし、今回で2回目を迎える。
流鏑馬は平安時代より続く神事の一つで、伝統文化として鹿児島県内各地に今も残されている。開催時期には入念な準備が行われ、射手による華麗な弓さばきを見ようと観客が足を運ぶ。
島津家は、明治の中頃まで弓馬による鎌倉武芸を伝承してきた大名家。今回は、流鏑馬を大名庭園である仙巌園で観覧できるという、またとない機会だ。弓馬術礼法小笠原流一門の射手13人と5頭の馬が参加し、あでやかな鎌倉武士の狩装束に身を包んだ射手が、勇壮華麗な鎌倉武芸を披露する。
疾走する馬上から射手が矢を放つ。的に矢が当たる瞬間や馬が駆けるひづめの音など、音も楽しめるのが流鏑馬。当日は、その迫力を目前で楽しめる特別席も販売される。