ニュース
お得なパッケージツアーやアクティビティ、イベント情報、新発売の商品など、現地編集部が独自の視点で取材したニュースを毎日配信しています。
男衆3000人が激突!日本一の「川内大綱引」、今年も開催
【投稿日】2016年09月01日(木)| 鹿児島発

今年で417年目を迎える伝統行事、「川内大綱引」が平成28年(2016)9月21日(水)に行われる。
さらしを巻いて、はちまきを締めた市民たち約3000人の男衆が、激しく体をぶつけあいながら長さ365メートルの綱を引く。発祥は慶長年間(1596~1614)で、関ケ原の戦いを前にした兵士を鼓舞するために島津義弘が始めたとされている。綱は直径約35センチ、重さは約7トンに達し、地元の保存会は“長さは日本一”という。
この日の舞台は、通行止めにした国道3号線。太鼓の合図に合わせて「上方」と「下方」の両陣営が一斉に大綱を引く。「押し隊」と呼ばれる攻撃隊が、相手陣営に攻め込む壮絶な激闘が見どころだ。激しくぶつかりあう様は大迫力で、見る者を圧倒する。