九州の元気を、現地から紹介する

九州自動車道の菊水インターチェンジと南関インターチェンジのどちらからも、車で25分ほどのところにある「平山温泉」。5月13日に九州の現地記者が、平山温泉を訪れた。平山の代名詞ともいえるのどかな里山の風景が広がるなか、道路状況に障害はなく、周辺にも地震による被害は見られなかった。
「震災後は、一般のお客さまのキャンセル対応と、復興関係者の受け入れであたふたしていました。今は状況も落ち着いて、どの宿も一般のお客さまを受け入れられる状態ですが、客足は鈍く……。状況をわかっているリピーターさんや九州内のお客さまが、少しずつ来てくれている感じ」と話すのは、「平山温泉 上田屋」の上田社長だ。「関西・関東など九州外のお客さまが戻ってくるには、もうしばらく時間がかかるのかもしれません」
平山温泉には、こぢんまりとした旅館タイプの宿が多く、露天風呂付きの客室が多いのも特徴。“美肌の湯”として知られる良質の湯を、客室で好きなときに好きなだけ堪能できるので、静かにゆっくりと過ごすにはもってこいだ。
また、ほぼ大半の施設が立ち寄り湯や日帰り休憩も受け付けており、気軽に寄ることも可能。福岡市街から車で1時間30分ほどの立地なので、天気がいい日のドライブにもおすすめできる。