九州の元気を、現地から紹介する

九州の現地記者が、5月11日に杖立温泉を訪れた。福岡方面から杖立温泉への交通アクセスは、日田インターチェンジから国道212号線を利用するのが一般的だが、現在も松原ダム手前からは通行止め。迂回案内に従って、ファームロードWaita経由で向かった。
通常ルートよりは20分ほどの遠回りだが、道中は特に道路の損壊などは見当たらない。ダム経由の道が使えないだけなので、むしろ景色の良いファームロード経由で行くいい機会とも捉えられる。
杖立温泉といえば、ゴールデンウィークの終わりまで杖立川の一面に鯉のぼりが泳ぐ「鯉のぼり祭り」が有名だが、平成28年(2016)は5月31日(火)までの期間延長が決定した。
杖立温泉の観光協会によれば、この延長には、「熊本の地震の影響でお風呂に入れない人に訪れてもらい、少しでも気分を和らげてもらえるように」、また「杖立温泉の鯉のぼり祭りを楽しみにしていて来られなかった人に、今からでも訪れてもらえるように」といった想いが込められているという。
5月いっぱいは、いつもよりも長めに泳ぐ鯉のぼりを横目に、足湯に漬かって杖立プリンを味わうこともできる。