鹿児島旅行 11月のおすすめ情報

旬のもの

ニガウリ
ニガウリ

鹿児島県の「ニガウリ」の品種はスタミナチャンピオン。肉厚があり苦さは控えめなので、素材を活かしたシンプルな調理が合う。県内では「ニガゴイ」や「レイシ」とも呼ばれ、地場産野菜として古くから親しまれてきた。ビタミンAやC、カリウム、食物繊維などの栄養が豊富。通常ビタミンCは熱に弱いが、ニガウリのビタミンCは加熱しても壊れにくい。

アサヒガニ
アサヒガニ

相模湾以南で獲れる「アサヒガニ」は、カニのなかでも特異な存在。前進や横歩きができず、運動は主に後退 。茹でるとあでやかな真っ赤になり朝日のようになることから「アサヒガニ」と呼ばれる。胴体の部分を食べるカニで、南海の暖流が育てる味は上品な味わい。一晩おいたものは柔らかく、冷凍すると甘みが増す。

沖ヶ浜田の黒糖
沖ヶ浜田の黒糖

黒糖の原料となるサトウキビが育つのは、国内では鹿児島県の西南諸島と沖縄のみ。サトウキビの糖度が高くなる11月から3月までが製糖期間とされている。種子島・沖ヶ浜田の黒糖は、色と香りが良く、ミネラル豊富で深みのある甘さが特徴。ていねいに手刈し、薪を燃料に登り窯で炊いた熟練の技による手作りの黒糖は絶品だ。種子島では、約300件の砂糖小屋があったが、昭和30年代頃から機械化が進み、現在では沖ヶ浜田黒糖生産者組合の1件のみとなった。

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