旬のもの 本マグロ 本マグロといえば青森の大間が有名だが、函館には「戸井活〆鮪」がある。ふたつのブランドは同じ津軽海峡で獲れるマグロ。青魚とイカを食べ丸々と育ったマグロは力強い旨みがある。また、松前沖でもマグロがとれ、こちらは「松前本マグロ」と呼ばれる。例年、9月下旬の二日間は町内の城下通りで「松前城下マグロまつり」が開かれ、マグロの解体ショーや即売会が行われる。 ボタンエビ ボタンエビは春の旬だが、子持ちのボタンエビは9月からが旬。噴火湾(内浦湾)を中心にとれ、市場・寿司屋などに出まわる。地元ならではの大ぶりのボタンエビを味わいたい。捨てる場所がないのも特徴で、頭はみそ汁のダシとしても利用されている。 くりりん(森町) 道南・森町で栽培される。海洋深層水を散布し堆肥に海洋物を使用するなど、海の滋養と有機栽培にこだわった、糖度25度以上のカボチャ。一般のカボチャの2倍以上の甘さがあるといわれるブランドカボチャだ。ただし価格も最高級で、1玉6000円前後で取引されている。スープやスイーツの材料として使われる。